叶った夢と叶わなかった夢
柳学
最近すっかり涼しくなり過ごしやすくなりましたね。
秋という季節が一番好きな柳です。
秋って気温も適温でご飯も美味しくて凄くいいですよね。
でも油断すると食べた分だけ太ってしまうので注意です!
それでは今回のブログについてですが、
前回のブログで書いた自分のマイホームについての続きを書きたいと思います。
前回の記事はこちら
この記事を書いたのが3月末、
マイホームを建てることになったとお伝えしました。
そしてあれから約3月ちょっと後、
ついに柳のマイホームは完成しました!
今思えばイメージ画像とそっくりですね。
最近の技術ってすごいです。
30年以上過ごしたアパートを出たときは
なんだか感慨深いものがありました。
最初はあまり現実感がありませんでした。
本当にここで過ごすのかなと思ったり、
こんなに綺麗な部屋に自分が住んでもいいのかとか思ったり、
でもそれも住んでいくうちに次第に慣れていきました。
何より一番嬉しかったことは家族が喜んでくれたことです。
自分はビジョンでマイホームを建てることを目標としてきました。
ですが、正直なところ家に執着があったわけではなかったので、
ビジョンを達成した!やったー!という気持ちはあまりありませんでした。
ですが、実際に家が建って、家族が本当に喜んでいる姿を見て、
やっと自分も本当に良かった!という気持ちになることが出来ました。
思えばあっという間の出来事でした。
写真のようにいざ工事が始まったのもついこの間のことのように感じます。
そしてもう新しい家に住み始めてから3ヶ月も経ってます。
一瞬にさえ感じる日々でした。
新しい家にも徐々に慣れてきて、
今では本当に家を建ててよかったって思う日々です。
家族によって家の中もどんどん生活感が出てくるようになりました(笑)
そして自分と妹の要望として1個追加したのがこの本棚です。
見えづらいですが、廊下に本棚をはさむように置いてあります。
自分も妹も本を読むのが好きだったので、
共有スペースにお互いの本を置くようにしました!
引越しの際にかなりの量の本を売ったりしましたが、
それでも今では、もうほとんどの本棚が一杯になってます(笑)
こんな趣味使えるようなスペースも
今までのアパートでは作ることは出来ませんでした。
そんなに大きな家ではありませんが、
家族3人、のんびり暮らす分には十分すぎる広さです。
こうやって自分の部屋も用意して貰いました。
この写真は引っ越したばかりの頃の写真なので、
今はもうちょっと散らかってます(笑)
家を建てた上で心残りなことが1つあります。
それは自分の父親についてです。
自分の父親は僕が20代前半だった頃にこの世を去りました。
もう10数年前の話です。
その時のことは今でもよく思い出せます。
父親と一緒に暮らしてた時は、もちろん今まで暮らしてたアパートです。
きっと父親は、
頑張って働いて家族みんなでマイホームで暮らしたい
そう思っていたのではないかと思っています。
それこそ、自分なんかよりもずっと強く思っていたでしょう。
そして自分が家を建てることが出来たのは自分だけの力ではなく、
10数年前に父親が残してくれた遺産があったからです。
この家は自分だけではなく、自分と家族、
そして父親と一緒に建てた家だと思っています。
引越してからも仏間には仏壇と父の写真が飾ってあります。
そして母は毎日、父の仏壇に手を合わせています。
出来ることならこの家で父親とも一緒に暮らしたかったです。
自分の勝手な想像ですが、
父は自分の遺産を使い、残った家族が家を建てたことを
雲の上から喜んでくれているんじゃないかなって思っています。
これからも自分は、家族で建てたこの家を守っていけるよう、
父親の分も頑張って生きて働いていきます。