実は簡単な「自分の改善」
齋藤秋紗
こんにちは!
寒くなってきましたが最近ますますそらくんが可愛く、社内は順調にデレデレしております。
さて、今回は「改善」についてです。
最近、自分の改善についてよく考えた出来事があり、
そのことから書いていこうと思います。
最近私にとって大事件が起こりました。
それは、「7年間仲良くしてもらっている友達との破局の危機」です。
結果を先に言えば大丈夫だったのですが、
大きかったのはこの出来事があったことにより、
自分というものを少し遠くから俯瞰して見て色々気がついたことです。
まず、この事件のきっかけは私の連絡不精からでした。
私はもともと全くマメな方ではない上、普通レベルよりかなり連絡不精です。
LINEは2,3日見ないことも多い、見ても返すのを忘れている...等。
今回も「この日のこの時間に連絡をする」と約束をしていたのですが、
他のことに熱中してすっぽりと忘れてしまっていました。
それを次の日に軽くお詫びをして話の続きをしようとしたところ、
「今回は気持ちが辛かった」と一言返信があり、そのまま連絡つかず・・・
私はかなり焦ってお詫びの返信と電話をしましたが、本当に全く連絡がつかない。
真っ青とはこのことです。
相手は日ごろから筋をしっかり通すタイプで、好き嫌いも割とハッキリしている人。
もし、このまま連絡がつかなかったらどうしよう・・・
こんな私の軽率なミスで、ダメになってしまったらどうしよう・・・
そんな不安とともに、自分がなぜそんなに連絡不精なのか?
それをものすごく考えました。
LINE一つ返す時間がないわけがない。
ただ後回しにしているだけ。
答えは「基準値」でした。
例えば同じような状態の人でも、返事の速さはそれぞれです。
速く返す人、普通くらいの人がいる中で、
自分が遅く遅くしているのは「自分の中での基準値が低かった」から。
要は甘えていたわけです。
それが分かったと共に、「客観的に、それはどんなイメージとして人に映るだろうか?」また、「それは改善不可能なのか?」と考えました。
出た答えは「ルーズなイメージ、自己中心的なイメージ」で、それは自分が望んでいるものではありません。
そして、それは「改善可能」でした。
陥りがちなのは、「一つを改善してもそれは所詮小さな一つで、一気にやらないと意味が無いのでは?」と思い、結局訳が分からなくなって諦めてしまうことです。確かに、私だったらルーズなのを変えようと思ってもぱっとできるものではありません。それでは途方もなさすぎます。しかし、「LINEを見たらすぐに一言何か返す」と自分ルールを作って実行することならどうでしょうか?私もできるくらい簡単です。
最初から大きなことに向かおうと思うと挫けてしまうので、
一度客観的に見て、まず「やろうと思えば簡単にできること」なのかどうか考えます。
今回の私の場合は、ちょっと意識をするだけでできます。
もしできなさそうな場合は、その中で細分化して「できるようになるまで」目標を落としていきます。
とてもとても小さすぎる一歩かもしれません。
しかし、もし自分が人に指摘した立場だったら、果たしてその行動を無意味だと思うでしょうか?
私は思いません。
その人がそのことをパッと変えてきたら大分印象が変わるのではないかと思うのです。
できない1㎞を目指して挫けたら結局0m、
できる1mを設定して確実に進めば+1m進みます。
自分を改善していくというのは簡単ではありませんが、
「自分はどう人に思われたいのか?」を考え、
「客観的に自分は現在どんなイメージか?」を考えてみると、
そこにはギャップが生じ、どのあたりをどうすれば良いかが何となくつかめてきます。
ちなみに私はその友達から後日、
「もともとルーズなのは知っている」と言われました。
まあ、そうなんですけど・・・やはりハッキリ直面するとガーンとなるものですね。
それは自分の目指すところが「信頼できる人」だからでしょう。
時間がかかっても、一歩ずつでもそこに向かっていきたいと思うのです。
「自己改善」というとなんだか固い自己啓発書みたいな響きですが、
実はそんなに難しくはないようです。
やればやるだけ自分がいい方向へ向かっていくので、
諦めずコツコツと、一つの行動目標から制覇していくのが大事ですね。
私は現在、LINEを見たらすぐ返すルールを実行中です。
何年間も直らなかった癖が、少し気をつけるだけであっさりとできてしまいました。
次はこちらからのコンタクトを後回しにせずすぐにやってしまう目標を立ててみます。