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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

夢を語る

野々宮雅人

野々宮です!
先日は私の好きな声優、水瀬いのりさんのライブに行ってきました。
去年からの念願だったので、参加できて本当に感動しました。

それこそ毎日曲は聞いてるし、毎週ラジオも欠かさず聞いてますが、
やはり生のライブに行って見て聞くのは格別ですね...!
今まであまり歌手のライブって行ったことがなかったですが、
一度行くと病みつきになる人の気持がわかりました。

本当に素敵なライブで、いつまでも応援していこうと強く思いました。
来年も絶対に参加します!
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さて、今回のテーマは「夢を語る」ということです。

先日のそのライブの際に、物販の入場で6時間も並んでたのでその間読書してました。
その時読んでいた本がとてもよかったので、少しご紹介します。


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バッタを倒しにアフリカへ
サバクトビバッタという世界的な害虫の研究をしに、
一人でアフリカのモーリタニアへ行った若手研究者のエッセイです。

ご存知の方も多いと思いますが、いま日本の若手研究者を取り巻く状況というのは厳しく、
ポストも研究資金も研究者人口に対してあまりに少なくて、
要領の良い生産性の高い人が有利な超競争社会になっています。

著者も論文を出したりして目に見える成果を出してはいたものの、
ある年から次の職が見つからなくて無職になってしまう逆境に立たされてしまいます。
そこで研究者として生き続けるために一発逆転を狙い、自分自身を「バッタ博士」というキャラクターで売り出すことで、
様々な人との出会いを通じ成長し、研究者として次のステップに進まれてました。

自分も大学院で研究をして、研究者として食っていく人生を進むか、別の道を進むか非常に悩みましたので、
逆境に負けず研究者として己の道を進む著者を、とても尊敬しています。

今はこうして会社員として自分は働いてますが、
今の自分の心にも響く言葉がいくつかありました。

「夢を追うのは代償が伴うので心臓に悪いけど、叶ったときの喜びは病みつきになってしまう。
叶う、叶わないは置いといて、夢を持つと、喜びや楽しみが増えて、気分よく努力ができる。ビールを飲みたい、あの子とデートしたい、新発見をしたい。夢の数だけ喜びは増えるから、大小構わず夢探しの毎日だ。

夢を語るのは恥ずかしいけど、夢を周りに打ち明けると、思わぬ形で助けてもらえたりして流れがいい方向に向かっていく気がする。
夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだったのかなと、今気づく」

自分の経験や周りの様子を思い出すと、心当たりがいくつもあるので、
確かにそうだよなぁと納得しました。

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おそらく、全く夢がない人というのはいないと思いますが、
夢を言葉にしない人は結構多いんじゃないでしょうか。

言ったところで恥ずかしいとか、そんな語るような夢ではないと自分で抑圧する気持ちもわかりますが、
前に進む人たちはみんな自分の夢を言葉にできるような人が多いです。


柳さんはマイホームが欲しいと願って、その夢を叶えました。
斎藤さんはなりたい自分をキラキラした目で語り、たくさんのチャンスをみんなからもらって吸収しています。

社長は会社を良くしたい、社員を幸せにしたいとみんなの前で言葉にし、
社員はそれに応えたい気持ちで仕事を頑張ってます。


みなさんの周りの家族、同級生、会社の仲間、
好きな選手、好きな歌手、いろんな人がいますが、
あなたが応援している人はみんな大なり小なり夢を語っていないでしょうか。

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今度、会社のイベントでビジョン合宿というものがあります。

今回2回目の取り組みなのですが、
前回は会社のみんなで温泉に泊まって、わいわいとおしゃべりしながら、
思い思いに自分の将来のビジョンを1枚の紙に表現させることをしました。

作る時、みんなの前でありのまま欲望を描くのはちょっと恥ずかしいなぁという気持ちがありましたが、
自分自身、どういう人生を送りたいのか、どういう仕事を頑張りたいのか見つめ直すきっかけになったし、
今も社内に掲示してあるシートを時々見て気持ちが前向きになります。

他の社員も、こんなこと思ってるんだと知らなかった一面を知れたり、
普段の頑張る姿がここに繋がってるんだとわかり、応援する気持ちが湧いてきました。

なかなか自分の夢を語る機会ってないですが、
こうして自由に表現できるのはとても楽しいし、
ものが残るので気持ちも持続するし、参加してすごく良かったです。

個人的には、社内で一番好きなイベントだったので、
今度初参加する布目さんや中谷さんたちは楽しみにしてて欲しいです。

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みなさんも、自分のしたいことは胸の内だけに秘めず、
一度勇気を出して誰かの前で表現してみていはいかがでしょうか。

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