継続する力
高村芳明
皆さん、こんにちわ!高村です。
今回は私からのテーマは「継続する力」です。
4月に当社へ2名も新入社員が入ってまいりました。
入社式の新入社員を通して、感じたことがあります。
それが"継続"です。
自分もそうですが入社式で発言した内容や入社前に秘めた思いっていうのは、夢であり、希望であります。
それは実現可能なものばかりで手に届かないところに目標を置く人は早々いないと思います。
例えば
「会社を変えて大きく会社を飛躍させたい!」
「くよくよした自分と決別するために変わるんだ!」
などがあると思います。
当社の入社式でも、そのように発表する場もありますし、当然、私もその場で以前は発表させていただきました。
ですが、自分を振り返ってみて、
言っただけで、果たして実現できたのであろうかと振り返る
と、まだまだです。
また新入社員の想いは熱量が高く、私達、先輩社員も相当なモチベートをさせられ、元気付けられ、初心を再認識されます。
ただ、いくつも目標や夢を聞いてうちに、それも言うだけで終わったら、その想いはどうなるのかなって感じました。
その想いを無駄にすることなく、実現するにはどうしたらいいのかなって以前からも考えて、最近考えていて、行き着く(帰結する)言葉が、上記で述べた"継続"でした。
変わろう!何かをしてやろう!っていうのは、短期間で出来るものって少ない
と思います。
そして、それを実現するにはやはり、常に初心に振り返り、継続し続けることが大事なんだろうな。
それが実現への一番の近道なんだろうなって感じました。
それはマラソンが自分は苦手ですが、走り続ければ今よりももっと早く長く走れる。それと同じなんだろうと思います。
しかしながら、自分にもこの「継続」させるということは大変だと経験が語っております。
私は往来より、めんどくさがり屋で、学校の夏休みの宿題なんて、いつも残りの1週間であたふたして、泣いて終わらせるような人でした。
親に怒られながら、泣きながら良くやったものです。
ですが、怒られているうちに、こんな苦しい想いをするくらいなら早く終わらせて気持ちよく夏休みを向かえよう!
毎度のことながらそう思って、誓って、頑張ろうと決意する。
そして、次の夏休みが来ると、分かってはいるものの、すぐサボってしまい、同じ結末になる。
あの時の決意ってなんだったんだろうって毎回思い情けなくなるのですが、でもまたやってしまう。
それを繰り返し繰り返ししておりました。
ですが、とある時に気付くのです。
怠慢な気持ち、怠惰な気持ちなどの負の感情から出た行動の先って、大概良くないこと結末が待っているなと。
でもその怠慢な気持ちって癖や性格みたいなもので染み付いていて、直ぐに戻ってしまう。
なので継続し続けることが必要なんだって感じました。
それからは、そういう気持ちになろうとすると
良くない事をイメージして、継続をモチベート
し続ける。
それの繰り返しでやっと、治った感じです。ですが、癖レベルなので、すぐ元に戻ろうとします。
これも出来たからゴールではなく、またそこからも継続なんだなって思いました。
しかし、それを会社単位で実現しようとしているのが当社でした。
この会社に入って驚いたのが、常に同じことをするのではなく、変化をつけること。
社長はそのことについて、
「慣れると効果が薄れる。だから変化をつける必要がある」
でした。
なるほどと感じました。
ずっと同じことをしていると慣れて慣習化してしまい、流れ作業でやってしまって効果がなかったり、メリハリがなくなってしまって意味を成さないなって思うことが今までの体験でしばしばありました。
毎回毎回新しいことを覚えることは大変ですが、
慣れてしまって効果がない
のと、新しく変化をつけて効果があるのでは、後者を選択するべきですよね。
個人で恐らく出来ている人も少ない中で、会社の仕組みとして取り入れているのも凄いことだとよくよく考えるとそう思います。
そうすることで、皆が成長し、仕事が円滑に回っていくのかなって感じます。
そして繰り返し繰り返し継続することは大切であり、毎日の一歩一歩進み一段一段上がることが大切です。そういった
"変化をつけて継続する力"
が自分を変える上で重要なのではないかと、会社の仕組みと入社式を通して感じたことです。
これは全ての人に言えることでもあるテーマです。
それを感じれた、気付けたキッカケは何よりも自分の財産になりました。
こういう貴重な体験をさせてくれる会社ってなかなかないと思います。
自分にはまだまだ至らない点や変えていきたい点、達成したい夢などがあります。
その事に向かって、
今日も明日も変化をつけて継続していきたい
です。