自分にとって仕事とは
こんにちは。野々宮です。
ご報告が遅くなりましたが、昨年10月に無事に国内旅行業務取扱管理者の資格試験通りました。
勉強を始めたのが4月で試験受けたのが9月頭で、約5ヶ月あったのですが、
今年は営業で外出していることが多く不定期なスケジュールだったので、
なかなか勉強時間の確保と仕事との折り合いをつけるのが難しかった中での資格試験でした。
とはいえ、8月になってからは流石に焦りが出てきて無いなりに時間を作って頑張って勉強していたので、
結局はやり方がよくなかったんだろうなぁと反省しないといけないところもありました。
結果的には文句なしの合格点でしたが、そういう意味では今回の試験はゴールというより再スタートなのかなと思っています。
今のところ、次に受ける資格試験ははっきりと決まっていませんが、
この反省をうまく活かして次回は焦らず成果を出したいです。
さて、今回のテーマは「自分にとって仕事とは」です。
今現在仕事をしている人も、仕事を辞めて休職中の人も、まだ仕事をしたことがない学生も、
誰しもが就職という選択肢が出た時から一度は考えたことのある命題ではないでしょうか?
今回のブログが、求職中の方や、就職活動で悩んでいる学生さんとかに、何か考えるきっかけとなって貰えたら幸いです。
仕事に対する価値観、意義というのは、本当に人それぞれだし、同じ人でも歳を重ねるごとに変わってくると思います。
「自分が食べていくためのもの」
「家族を養うためのもの」
「趣味に使うお金を稼ぐためのもの」
「なりたい自分になるための自己実現の場所」
「社会問題を解決するためのもの」
「なんとなくしないといけない気がするからしている」
色々な答えを各々が持っていると思います。
私にとって仕事とは、「自分の悩みを解決するもの」だと思っています。
そしてそれは、多くの人にも共通するものではないでしょうか?
上にあげた例を取ってみましょう。
「家族を養うためのもの」 → 家族を養う収入が無い悩みを解決
「趣味に使うお金を稼ぐためのもの」 → 資金繰りの悩みを解決
例外もあると思いますが、大体の動機の大元には「悩み」があると思っています。
反対に、「悩み」を解決する手段を考えてみましょう。
「一人でいるのが寂しい」 → 人と関わる仕事をする
「身体的なコンプレックスが気になる」 → 仕事をして社会的ステータスを高める
「部屋が汚いけど片付けられない」 → 仕事をして収入を得てお掃除ロボットを買う
意外と、自分が抱えている悩みの多くは、仕事をすることで解決するのでは無いでしょうか?
自分がこの会社へ入社したきっかけとなる「悩み」は大きく3つあります。
一つは「将来食べていけるものが自分にあるのか?」、
二つは「旅行業で地方を振興できるのか?」、
そして、「自分の苦手なところとどうすれば向き合えるのか?」です。
まず、「将来食べていけるものが自分にあるのか?」ということですが、
まだまだ大学院出たばかりの若造で、直ぐ食べていけるようなスキルは何も持ってませんでした。
何か戦える武器が欲しいと思っていて、当時興味があったのがプログラミングやWEBサイトの運営でした。
一時期は独学でしようとしましたが、それも挫折してしまい、
やはりわからない時に人に聞ける環境がいいと思い探していたところ、エンジョブにたどり着きました。
そして就職してからは実際にWEB運営の知識や技能を教えてもらうことも多かったのですが、
それ以前に「社会に通用する一流の人間になる」ためのイロハを教えてもらえたことが自分にとっては嬉しい誤算でした。
次に、「旅行業で地方を振興できるのか?」ですが、
これについては旅行業という分野が持つ可能性はまだまだ大きいと、この仕事をはじめて改めて思いました。
この情報化社会、いくら田舎の情報が発信できるようになったと言えども、
結局は発信するのは人なので、料理の仕方も出し方もその人次第です。
自分は営業で自社HPも無いような地方の小さな旅館さんに行くことがありますが、
温泉だったり料理だったり景色だったり良いものがたくさんあるのに、
失礼ながらどうして閑古鳥が鳴いているのかと思うことがあります。
その原因は結局、PRが下手だったり、そもそもしてなかったりするからであって、
地域に埋もれている宝はまだまだ沢山あるのだと、確信を持っています。
そして、営業で新たに見つけた地域の魅力をお客さんに紹介し、予約に繋がった時の達成感は、
今の仕事の醍醐味の一つになっています。
最後に、「自分の苦手なところと、どうすれば向き合えるのか?」ですが、
実際、就職活動されてる方でこれに近い悩みを持っている方って少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、どちらかと言うと世間的には「弱みを克服するために」就職する人も、そういう人材が欲しい会社も少数派です。
それはやはり、利益に繋げにくいからです。
だからこそ、そういう動機で入社した自分を受け入れてくれて、
周りにもそういう仲間のいる今の環境が、とても居心地がいいとつくづく思います。
当時持っていた悩みも、今ではもっと細分化され、
解決したものもあれば、新たに悩みが出て次のステップに進んでいるものもあります。
悩みが尽きることなんてあるのか想像が及ばないですが、
手を動かさないと何も解決しないので、行動あるのみです。
あなたが今抱えている悩みは、どうやったら解決できるでしょうか?
今やってる仕事が、あるいはこれからやろうとしている仕事が、
自分の悩みの解決に寄与できないでしょうか?
まだ新年はじまって1ヶ月経ってない今だからこそ、
改めて、あたなにとっての「仕事」の意味について考えてみるといいかもしれません。