自分の「強み」、どう見つける?
こんにちは!毎日猫たちに会うのを楽しみに出社している齋藤です。
今回の私のテーマは「自分の強みについて」です。
「自分に強みなんてあるのかな?」と分からず不安になっている人に特に読んでもらえるといいなと思って書きました。
まず私のスタート時の状態をお伝えしておきます。
入社時は「高卒・スキル0、経験0」
新人時代は「要領が悪い、感情ジェットコースター、ミス連発」
入社3年目まで「目標・ビジョンがまったく見えない状態」
逆に持っていたものは「ポジティブ、チャレンジする姿勢」のみ。
・・・なかなかのスタート地点ではないでしょうか?不安にならないほうが不思議ですよね 笑
そんな私も先日4月で入社8年目に突入しました。ここで先日私が司会進行した朝礼の話をします。
テーマは「自社の存在意義を考える」でした。
皆さんは、「ガンダム世代」と「ONE PIECE世代」という言葉を聞いたことはありますか?
世代によるモチベーションの源の違いや働き方を表すときに例として使われる言葉です。
ひとつ前の世代は「働いて良いものを買う」のがモチベーションになりましたが、今の若者は「プライベートや家族との時間の充実、仲間意識、使命感」なのだそうです。
その「使命感」に着目してみました。
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ホワイトボードの真ん中に「自社」を書き、その周りに「お客様」、「地域の宿泊施設」、「地域社会」を書く。そして2人1組になり、「自社がどこにどういった形で貢献しているか?」を考えてもらい、どんどんホワイトボードに書き込んでもらいました。
こんな具合に考えつくものを自由に書き込んでもらいました。
他の人の出した意見に矢印で繋げたり付け足したりもOKで描き放題です。
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すると、「なるほど、そんなところでも役に立っていたんだ!」という発見が意外とたくさんありました。普段お客様と多く接する人、旅館の方と多く接する人、営業で直に会う人、WEBで宣伝をしている人と、目線が変われば出る意見もまったく違うからです。
全員の意見が出そろった「自社の存在意義」のボードは結構な大地図になり、それを読み上げていると自然と全員でワクワクするものになりました!
朝礼の感想で、
「自分の業務がこんなにたくさんの人達の役に立つための一つになっているのだと思うとわくわくした」
「なかなかここまで考えてやっていなかった。大変なときもがんばろうと思えた」
というような声がありました。
これを聞いて、仕事の質を上げるには目的や意義を何回も確認することが大事だということに気がつきました。社長からは、「これは齋藤さんにしかできないことだ」と言われました。
確かに、昔から「意義を考える」ことや「相手の立場に立って考える」ことは自然と考えてしまいました。
言われて初めて気がつきました。
また、前向きな思考や人のモチベートは数少ないもとから得意とするところ。
「そうか、こうした意義や信念を掲げて皆をモチベートしていくのが自分の役目なのか!」と入社8年目にして発見しました。
苦手なことはたくさんで、計算や緻密な計画、整理整頓、スピード感ある仕事・・・これらが苦手なことに自分でがっかりしたり、他の人と比べて劣等感を持ったりしていました。
唯一の強みの「前向きさ」なんて、「仕事スキルに直接関係ないからあまり役に立たない」と思っていました。
しかし、足りないところに注目して気を落とすのではなく、自分の見つけた強みを仲間のため、お客様のために発揮する方に注力した方がいいですよね。
強みは必ず見つかります。
自分の強みが分からない、または無いのではないか?と思っている人。必ずあります!
最初から分からないのは当たり前だと私は思います。
目の前のことにひたすら一生懸命打ち込んでいれば必ず見えてきます。自分で見つけられたり、仲間やお客様が教えてくれます。
また、自分が役に立たないと思っているものが意外と大切なことだったりします。まずは自分の外側に行動や言葉として発信することです。
それがあって初めて、周りから「この人はこれを持っているのか」と認識してもらうことができます。また、自分では気づいていなかったものに気づいて価値をつけてもらえることもあります。
何でも挑戦して、とにかく行動してみてください。応援しています。