「与える人」
多田裕未
こんにちは。多田です。
早いもので、飼い猫のあいももちゃんズは、生後6ヶ月になりました。
もう大人猫の仲間入りになる予定ですが、
相変わらず、べったり、ママ、ママ、と来てくれるのが幸せです。
大人になっても、ずっとこのままでいいのになぁ・・・とおもいます。
今回は、「与える人」について記載していきます。
4月に某研修に参加させていただき、とても大きなことに気づかせていただきました。
気づいたことが、あまりにも大きく抽象的で、まだ自分の中に落とし込めてないので、うまく書けるか若干不安ですが、変な文章でもご了承ください。
私は、自分は一体何のために生きて、何のために働いているんだろう・・・と
ここ数年、正直模索している毎日でした。
この気持ちは、エンジョブに転職する前も、全く同じ気持ちをもっていました。
その時の自分は、答えのわからないまま、自分が嫌になり、会社が嫌になり、
答えから逃げるように転職をしました。
その時は、逃げていたなんて全く思っていなかったですが、
エンジョブに入社して、自分は逃げ道として、転職を選択したんだなということは
気づかせていただき、でも何のために働いているか?の答えは見つからず
答えが見つかるまで、逃げるのはやめようと思っていました。
そして、何度か研修に参加させていただく中で、
私のなりたい姿は、与える人なんだ。ということに気づきました。
せっかくの人生、自分が関わることで、1人でも多くの人を幸せにしたい、
自分が与える人になり、笑顔やありがとうの承認がほしい。
自分がなりたい姿、欲しているもの、について、スカっと気づくことができました。
研修会場にて、衝撃的だったのが、自分と同じ価値観ではない人を客観的に見ることができたことです。
いろんな人が集まる中で、目立って返事をしたり、意見をいったり、率先垂範して団体を引っ張っていったり、
自分は今まで、そういうテキパキ仕事ができる人が素晴らしい人だと
勝手な固定観念がありました。
今回客観的に研修の様子を見ることができる機会があり、
実は、目立たないだけで、素晴らしい価値を持っている人がたくさんいることに気づきました。
・自分のことは置いておいて誰かに援助する人
・誰かを蹴落として勝つんじゃなくて、思いやりをもって相手とも協力しようとする人
・ミスした人に対して、優しく、次はどうする?と一緒になって親身になれる人
・人に関わるのが怖いけど、苦手な関わるということを目標にして逃げず向き合える人
輝くみんなに共通するのが、誰かに「与える」ことをしているということです。
勇気を与える、優しさを与える、誰かのために背中を見せる、
そういう風に今まで考えたことがなかったです。
素晴らしい人格像を固定観念として自分の中で持ち、
私はその人格像になるために、自分を機械のように動かしていただけだったなとおもいました。
素晴らしい人格像になるのも全部自分のためだけで、誰かのためにしようなんて思いませんでした。
それは、本当に自分がなりたい姿だったのだろうか・・・とその瞬間考え、
自分は、与える側の人間になりたい。とおもいました。
研修が終わり、私は目標をたてる前に、過去の自分を一度振り返りました。
逃げるように去ってしまった前職・・・
思い返すと、美容系の接客業でしたが、
お客様のことが大好きで、
化粧品が大好きで、
効果がでると一緒に喜び、
もっと喜んでいただけるように自分も必死に勉強していました。
ただ、お客様商売なので、上司から売り上げ催促があったり、
従業員との人間関係がうまくいかず、
大好きなお客様が全部お金に見えてしまい、
大好きだった仕事が、大嫌いな場所にいつのまにか変わっていました。
研修を受け、自分に向き合ったので、今になったらいえることですが、
もっと上手にやっていけたんじゃないかと過去の自分にアドバイスしてあげたいなとおもいました。
もっと自分を見つめ直して、まっすぐ人と向き合って、
一生懸命やっていたら、そんな逃げなくてもよかったのになとおもいました。
もう過去を変えることはできないけど、
同じようなことで悩んでいる人がいたら、助けてあげたいなと思うようになりました。
失敗もあったので、失敗する人の気持ちもわかるのだとおもいます。
ポジティブに考えていきたいですが、正直、過去担当していたお客様にお詫びしたい気持ちや
後悔している部分も3年たって今でもたくさんあります。
この悔しさを忘れずに、逃げない自分になりたいなとおもいます。
実はもう、次の課題もやってきてます。
今まで、ずっと何にために、何のために、・・・と探していたものを見つけ、
私は、与える人になるために生きている。と答えが見つかりました。
でも、何を与える人になるの?という課題が目の前にあります。
これを今からまた模索する毎日が始まります。
前みたいに目的のない状態じゃないので、見つけるのがすごく楽しみです。
きっと、見つけたものが、自分の人生で一番大きな宝物になるものです。
探すために、毎日いろんな部分で与えることをやってみようと実践してます。
仕事でもプライベートでもいつもやる自分の行動とは、違う行動で
相手のためになることを1回自分が損をしてでもやってみようとやってます。
最近、プライベートで、とあるサロン経営をしている方とお話しして、
本当に内部事情とかいろんなことを話してくれて、しまいには、あなたもこういう会社してみたら?
とまで言われ、そんな素晴らしいものを持っているのに、
そんな人に教えちゃったら売上下がるんじゃないですか?と聞いたら、
自分が素晴らしいと思っているものを自分で独り占めしているなんてもったいないし、
もっといろんな人が経営したら、直接関わりがなくてももっとたくさんのお客様に喜んでいただけるのよ。と
嬉しそうに話している姿を見て、本当に驚愕しました。
こんな純粋にやっている人もいるんだ。と度肝を抜かれました。
そして、こういう考えに気づけたのも、社長が自分に研修に行くように声をかけてくださったからだとおもいます。
最初、行きたくないだの、反発しまくっていて、
相当申し訳ないことをしてしまったなとおもいます。
信じて待ってくださっていたことに本当に感謝してます。
いつも与えていただいてばかりなので、
自分も少しでも与える側の人間になって、
お返しをしていきたいなとおもいます。