「環境整備で自分も会社も生まれ変わろう!」
多田裕未
こんにちは。多田です。
愛娘2匹が早いもので、そろそろ1歳になります。
あいちゃんは、マルマルもちもち育ってくれて、
ももちゃんは、甘えん坊でお喋りな女の子になりました。
2匹の成長が何よりも、幸せでこの子のために仕事を頑張ろう!と思える原動力です。
お子さんをお持ちのママさん達もこんな気持ちなのかなぁ?
そして、今月は保育園からの幼馴染の結婚式に参加してきました。
親も兄弟も顔なじみなので、家族の気持ちのような気分で、旅立ちに号泣です。
(ちゃっかり2次会でLaycopを当てちゃう私↓↓)
今回は、我が社で取り組みを少しずつ始めている、
「環境整備」について記載していきます。
今、社長と柳さんと斉藤さんと私で、とある研修に参加させていただいており、
そこで環境整備というものを学びました。
私の中で、掃除したら会社が良くなるんや〜。ふぅ〜ん。よくある話やなぁ。
というレベルで最初思っていたのですが、
目的や意味を知るたびに、驚きと感動を毎回研修で感じています。
「掃除」と「環境整備」の違いってわかりますか?
「掃除 」
目的は、ごみや汚れをとること。
"無計画"に、気になったところを綺麗にしていく作業。
「環境整備」
目的は、仕事をやりやすっくする環境を、整えて、備えること。
計画的に、必要なものをすぐ取り出せるようにしたり、自分が一番仕事をしやすい状態に備えられるよう、
"戦略的"に、会社を美しくしていくこと。
どれだけ、綺麗好きな人でも、日常で家庭で環境整備をしている人はほとんどいない。
みんな、無計画に掃除に日々取り組む人がほとんどだ。と聞いて
目玉が飛び出そうでした。
私は、割と掃除や整理整頓が好きです。
それを目的を持ってやったり、計画を立てて目標を決めてやったことがありませんでした。
他の会社を真似して、掃除をすれば、会社がよくなるって思って、目的を知らぬままいたら
すごく間違った方向へ行ってしまうなと本当に講義を受けてよかった〜!とおもいました。
そして、整理整頓と普段何気なく使っている言葉・・・
「整理」とは
モノの要・不要を判断して、不要なものを捨てることです。経営に置き換えるならば、「戦略」です。
「整頓」とは
モノを揃えることです。モノが使い易いように置き場所を決め、置き方を工夫する。経営に置き換えるなら「戦術」です。
最初、講義を受けて良いのはわかったけど、何をしたらいいんだ〜〜!!と思ってました。
上記のように、まず「捨てること」から始めないといけないのだと感じました。
本当は全員が目的意識を持ってできればいいのですが、最初はそうはいかないのが普通。
研修先でも、「形」から入って「心」に至る!とおっしゃっていたとおり、
まず、行動を変えること、やってみることが大事だと気付き、
会社のみんなで1日をかけて、あらゆるものを捨ててみました。
捨ててみると、本当に価値観が生まれ変わりました。
トラック何台分??という不要物が出てきて、
いらないものがこれだけ会社に眠っていて、誰も手をつけてなかった。
誰かがすればいいことを、誰もが見て見ぬ振りをしていたことにすごく気付きました。
デスクやオフィスが綺麗になると、本当に人の心も変わることが実感できました。
特に、社員のみんなが口に揃えて、社長が変わった!と喜んでいました。
社長は、物を捨てる!と決めて出社した日の朝と、夜とでは、別人でした(^^)!
社長を筆頭に、他の社員もみんな、スカッとした生き生きした表情になりました。
まさに、形から入って、心に至る。という実体験をすることができました。
ぜひ、継続していきたい!と思ったし、まだまだ駆け出しですが、
環境整備で人も会社も変われる!!と素直に、思えるようになれました。
環境整備には、いくつか種類があります。
「物」の環境整備
「人」の環境整備
「情報」の環境整備
まず、スタートアップとして、今取り組んでいるのが物の環境整備です。
捨てて整えることが、会社に定着してきたころ、
「人」や「情報」も整えていかなければ、なりません。
「人」の考え方、向かう先を統一することです。
社長の仕事は、物事を決定することです。
社員の仕事は、実行することです。
社員が社長の決定に、反抗ばかりしていたり、向かう目的を履き違えていたら
なかなか会社も思うように成長していきません。
だから、社員教育をし、全員が同じ考え方、目的や向かう先を統一していくことが大事。
聞いてて、とてもレベルの高い話だと感じました。
正直、自分が一番意見に反抗しがちで、迷惑をかけているなと講義を受けて実感しました。
研修でいろんな会社さんの社長様や、幹部様と出会うなかで
「社長」という仕事は本当に苦労と孤独の塊だと思います。
一生懸命やってるのに、社員がいうことをきいてくれない。という葛藤のなかで
どの社長も頑張っているのだなと感じます。
社長と同じ考え方をしてくれる、味方でいてくれる社員がいるだけで
どれだけ心強いだろうとおもいます。
みんながそういう風になれるよう、環境整備をしていくのですが、
まずスターターとして、自分から変わっていかないといけない。とすごく感じてます。
また、「情報」を整えることで、さらなるレベルアップができます。
社内の情報は、うまくまわっているか?考えたときに、
・重要なことを報告してない
・決められたツールを使ってない
・情報の捉え方が社員1人1人バラバラでミスを起こす
こういう問題って日常茶飯事に起きているとおもいます。
日常すぎて問題とも思ってない人もいるんじゃないかとおもいます。
改めて、会社が成長していくために、正しく情報がまわっていることが大切だと感じました。
お客様に選んでもらうためには、スピードと正確さが大切です。
社内の情報を整えておくことで、社長に正確に情報が伝わり素早く判断をし、
お客様に的確なプランや回答をお返しすることができる。
これを積み重ねていけば、たくさんのお客様から信頼され、会社の評判が上がる。
こうなると、社長も社員も、お互いやりやすく、
生き生きと働いている会社のイメージがすごくできました。
研修を開催してくださっている会社さんのように、
「物」「人」「情報」がバシ!!っと環境整備されてて、
働いている人も、お客様も、いい会社だと思えるような自分たちになれるといいなと
すごく夢を持てました。
私の中で、価値観が少し変わった部分があります。
ずっと「人は変われない」と思ってました。
会社とは、育ちも学歴も全く違う環境で育った人たちの集まりです。
正直、意思統一して、同じ目的を持って働くのは無理だと思ってました。
研修を受けて、人は「行動」から変わることができると思うようになれました。
考え方をすぐ変えるのは、難しいことですが、
「行動」なら今この瞬間から変えることがすぐできます。
行動を少しずつ変えていくうちに、おのずと考え方も変わっていくのだと思います。
指導するときも、
「あなたの考え方がおかしいから直したほうがいいよ。」
と言われるのと、
「あなたの行動のこういう部分を変えてみてはどうか。」
と言われるのとでは、
同じ指導をするのでも相手の受け取り方が全然変わるんじゃないかとおもいました。
考え方を否定されると人格を否定されたような気持ちになり、悲しくなりますが、
行動なら素直に受け入れられる部分もあるなと気付きました。
自分みたいな性格が270度ひね曲がったような人でも変わろうと思えるのだから、
どんな厄介な人だって、変われるのだとおもいます。
それは、今までの自分とは違う行動をとってみようという、
自分の中で「勇気」1つ振り絞るか、振り絞らないかの選択です。
たった一度きりの人生なら、選択が目の前に現れた時、
「勇気を振り絞る」方の選択を選んでいきたいと考え方が変わりました。
そっちを選んでいたら、おのずと自分はいい方向に変われるのだから・・・。
これから、会社の環境を整備していく中で、
たくさんの問題とぶつかるときが絶対あります。
そういうときに、まず自分のことを信じること、
そして、そんな自分が選んだ会社の社長の選択を信じることが
環境整備をしていく中で、ぶれない大切な軸になるのだとおもいます。
皆んなで協力して会社の改革を頑張っていきたいです。