旅のはじまり
はじめまして!
平成最後の4月1日にENJOBに入社した 中谷 春香(なかや はるか)といいます。
入社して一ヶ月ですが、いつも「読む側」でいたこのブログを書かせていただくことになりました。
先輩方のブログを参考にしつつ、記念すべき一回目のブログは未来の自分のために書こうと思います。
タイトルを「旅のはじまり」としたのは、私自身がRPGゲームの冒頭が好きとかそういう理由もあるのですが......笑
ENJOBに入社し、ようやく私の人生がはじまったように感じたので、このタイトルにしました。
ゲーム、漫画、アニメ、ドラマ、映画、小説...なんでもそうですが、
物語の始まりって、ワクワクしますよね!
私は物心つく前から絵を描くことが好きで、自分で物語を作って漫画というカタチにしたりもよくします。
(最近は全く描けてないですが、そのことは置いといて...)
物語の冒頭では、主人公は冒険をするための「きっかけ」と「目的」に出逢います。
ENJOBに入社するまでの私は、「自分が人生の主人公」とはあまり思っていませんでした。
そういう話を聴いても、イメージがしづらかったです。
「人の人生のモブ(エキストラ)」という意識のほうが大きかったです。
が!
--平成最後(2019年)の4月1日 午前9時 ENJOB入社式--
わたしは、自分が旅をはじめる「きっかけ」と直面します。
そしてその旅とはなんなのか?主人公が物語を展開するための「目的」とはなんなのか?
それは
「自分も知らないような、"ステキな自分"と出逢うため」の旅です。
まずこの入社式で知ったことは、
わたし中谷春香はこれまで、自分の人生を"無意識のうちに"諦めていたのでした。
「私じゃない人が輝く姿を見ることで満たされている」
「努力している人が報われる姿を見たいから応援する」
「人の感動がわたしの感動」
なんとな~く、聴こえが良さそうな考え方です。
わたしはこれがいい考えだと思ってました。
いや、いい考えではあると思います。
ですがこれは「人の記憶に残らない人間でいい」考えなのです。
ただの、"他人というコンテンツ"の"ファン"で終わってしまっているのです。
さて入社式の話です。
入社式で行われた「先輩によるスピーチ」、
齋藤さんが私たち新入社員に向けてくださったメッセージ
「自分の人生で感動してください!」
衝撃でした。
本当に今まで考えたことのなかったことでした。
今までのわたしの考えと全く逆の発想。
そして「ほんとだ!」と思いました。
高校生のころわたしが描いた漫画を、読んでくれた友達に言われたことを思い出しました。
「この主人公、はるの考え方と一緒やなっておもった」
友達はそれがいいと言ってくれましたが、わたしは恥ずかしい、と思いました。
自分が描いた漫画の登場人物に、自分のことを代弁させているのです。
作者の考えが反映されることが悪いというのではありません。
わたしがダメだったのは、
「自分がやりたいのにやってないことを、代わりにさせている」
ということです。
「他人が主人公」の人生を送ってきました。
わたしはそれを影から応援するファンの立場が好きでした。
けど、「自分の人生で感動」したことなんて、すぐに思い浮かびませんでした。
自分じゃない人の人生で感動していた人生。
それも大事なことだと思いますが、じゃあわたしはこの22年、なにをしてきたんだろう?と思いました。
ENJOBの入社式は特別です。
自分と直面し、葛藤し、昨日の自分と戦い、ここまで自分を繋いでもらったすべての縁に感謝する。
この入社式を私自身の身体で体験したという経験は、間違いなく「自分の人生で感動した」瞬間でした。
会社の入社式でここまで自分の考え方が広がるのか、と思いました。
自分が見ている今のこの景色は、間違いなく「自分の人生の景色」だと知ることができました。
わたしだけに限らず、すべての人に言えることですが、
「今の自分が想像できないくらいに"ステキな自分"は、絶対に居る!」
そんな自分に出逢う旅をしています。
先輩たちがみんなその旅をしています。
いつ始まるのか?
自分が変わりたい!と強く覚悟を決めたらです。
旅の終わりは自分が死ぬまでです。
いつ終わるかなんて、わかったもんじゃないです。
旅には出逢いがあります、別れもあるし、それらも含めて経験があります。
失敗なんてあって当たり前です。
人生に攻略本なんてないのですから。
そんなふうに、先輩たちが、社長が、会社が気づかせてくれました。
物語の必須条件は、
「主人公が成長していること」です。
これから必ず成長して、いい旅だなあと言える人生にしていきます。
未来のわたしがこのブログ記事を読み返したとき、どう思うでしょうか。