入社式のときの気持ち
大久保浩美
こんにちは。大久保です!
皆さん、コロナ、コロナと自粛ムードの中どうお過ごしでしょうか?
もし万一かかると...と思うと怖いですし、出歩く人も少なくなってきました。かと言って、家に閉じこもってばかりだと、気持ちも晴れなかったりするときもあるのではないかと思います。
そんな時は、何かに熱中したり、取り組んでいると気もまぎれます。
社内では、齋藤さんが言われていたように、新しい新入社員の多賀さんも猫を飼っているということで、猫自慢や、猫の日常に癒されている毎日です。
アニマルは癒し効果絶大です♬
暗いニュースばかりで、他人事ではなく身近な問題ですが、気持ちだけでも明るくやるだけでも全然変わってきます。
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さて、先日、齋藤さんのブログにあったように、当社では「入社式」がありました。
毎年あることですが、この機会というのは新入社員さんにとって大きなイベントです。
ですが、従来の社員にも改めて考えさせられる機会だと感じてます。
今回はこの「入社式」についてがテーマです。
そもそも「入社式」とは何なのでしょう?
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入社式とは、その年に入社する新入社員を一堂に集めて、経営首脳(主に社長)による
訓示等を行う儀式。その社の一員としての自覚を持たせるなどの目的で行われる。
(参照:Wikipedia)
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以上が入社式について説明されているものです。
でも、それだけじゃないですよね?
おそらく入社してくる人や、既存社員、そして社長の「気持ち」が何より一番関わってくるところだと思います。
毎年入社式を一緒に参加させてもらって感じることです。
新入社員さんは、新入社員さんたちで入社式までにどうしていこうか、とか準備ある中、不安と期待を膨らませているはずです。
それは社長、社員も同じ気持ちなんです。
毎年、緊張で夜も眠れない社員も出ます。前日まで準備に余念のない社員、気合を入れる社員、こうした人がいるのは何故なんだろう?と思うと、来られる方たちを迎えるにあたっての準備のためです。
・新入社員さんに来てよかったと思ってもらいたい。
・これからを楽しみに思ってほしい。
・去年の自分を超えた自分になって迎えたい
・式が成功するように自分の出来る限りをしていきたい。
・みんなに負けないようについていきたい
いろんな思いがあります。
こういう先輩でありたい、そのためには今の状態でいいのか?と考え、変えていこう、と思う人も少なくありません。
そして実際、入社式が行われて自分の思った通りに行かないこともあるかもしれません。
その葛藤が大事なのではないかと思っています。
人生自体が思った通りに進むことの方が少なくないはずです。
思った通りに進まなくて焦りや葛藤の気持ちを抱いたり、するぞ!と決意したのに、その通りの行動が出来ていなくてその矛盾に落ち込んだりすることないでしょうか?
恐らくあるのではないかと思います。
でもそれでいいんです。
矛盾していること、葛藤の気持ちを持ったことを自覚することが大事なんです。
それを今回の入社式を通して大きく感じたことでした。
今年入社された多賀さんは、話を聞いているととても熱い気持ちを持っている人でした。
素直に自分の思ったこと、感じたことを伝えてくれるんです。
それは簡単そうで、意外と出来ないことだと思います。
今回の入社式での自分の葛藤はいろんなところであったと思います。
思うようにいかない、何でこうなるのか、自分は間違ってないはずなのに、理由がわからない、いろんな感情が出てくるのがエンジョブ入社式です。
でもその気持ちを見つめ直すことが重要です。
よかった、わかった、で終わってしまっては非常に勿体ないです。
何でそういう感情を抱いたのか、自分はどう思ったのか、を見つめ直すと、理解できてくるんです。
私は、正直、自分の時の入社式のことは自分の記憶から抹消したいと思ってしまい記憶にあまり残っていません。すごくもったいないことをしたなと後悔しています。
入社した時の私は人のいうことを聞きいれず、右から左で心にも留めず流してしまっていました。
これは大切なことを見ずに流してしまっていました。
自分が辛くなりたくないからと逃げていたんです。
でも毎年入社式を見て、新入社員さんを見ていると、素直に受け取って目を背けず見つめ直している。そんな強さに心打たれました。
本当に大事なのは、上手く出来ることでも何でもなく、自分の感情から背けないことなのだと気づくことが出来ました。
今になって強く思うことです。
今回の入社式でも、多賀さんの自分自身についても素直に受け止める姿、そして感じている気持ちを素直に表現している姿を見て、心が熱くなります。
今回の入社式では、私は自分の感情で、やってよかったという気持ちと、悔しいという気持ち両方味わいました。
新しく部課長制度が出来ることになり、立候補制でみんなにチャンスがある状態でした。
凄い人達ばかりがいる中で今までだったら絶対に無理だと思ってチャレンジもしなかったと思います。でも「後から後悔したくない!」その気持ちから、立候補にチャレンジしました。
今までだったら絶対にしませんでした。
なぜなら自分が立候補してもいいのだろうか?とか、怖いとか、どう思われるだろう、という気持ちが勝ってしまって勇気が出なかったからです。
でも、自分もやりたい!そう思ったから挑むことが出来ました。
これは結果としてはボロボロでしたが、チャンレジ出来たことに後悔はしていません。
むしろ清々しい気持ちですらあります。
悔しい部分は、前もってわかっていたのに、自分の準備不足で逃げに走ってしまったことです。どこかで大丈夫だろうと楽観視していてギリギリになって慌てたけど結局間に合わなかったというものです。
する人はキッチリと仕上げてきていますが、自分が出来ていないのは自分の気持ちの甘さです。
その自分の逃げの部分が見えて、自分自身に対しての甘さがこういう重要な時にも出てきてしまっていることに気づくことが出来ました。
この甘さについては早め早めに自分の中の期限設定を持ってやっていくことを念頭に置いて取り掛かろうと決めました。
また、チャレンジしたことについては次またあったときにももう一度チャレンジしよう!と自分の自信に繋がりました。
もちろんそれだけではないですが、その時にダメだった、上手く出来なかった、で終わらせてしまうのではすごく勿体ないことに気がづきました!
その時の自分の気持ちに向き合ってどうしていくかが大事なんです。
入社式は、ただ社長の意志を告げるだけのものではありません。
エンジョブの社長がそういう風にしてくださっているのが根本にあります。
社長は、面接でも何かしらせっかく出会えた縁なので、何か1つは得て返ってほしい!といつも言われています。
それを入社式でも実行されています。
入社式は、多賀さんにとってもですし、既存の社員にも影響を大きく与えるものになっています。自分の時を振り返ってというのもあるし、多賀さんを見て自身を見つめ直すことが大きく絡んでいると思います。
毎日を過ごしていると、段々と自分の気持ちが見えなくなって来たり、どういう方向へ向かったらいいのかわからなくなることがあります。
でも毎年行われるこの「入社式」では自分の原点に振り返れる機会でもあり、その時の自分の感情について気付ける機会だと思っています。
自分の入社したときも、もう少し自分の気持について向き合っているとまた違っていたかもしれません。
毎年入社式は、振り返るきっかけになっています。
入社式はあくまできっかけであり、それ以外でも、自分の気持ちについて見つめ直していくことが大事です。
再度、その決意をするきっかけが入社式なんです。
みなさんの入社式ではどういうことを思ったのでしょうか?
何でそう思うのか?自分はどうしたいのか?
自分の中で思うことがあったのなら、その気持ちを見つめ直してみてください。
自分の気持ちに素直になることが絶対に次に繋がる力へ変わります!