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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

完璧な上司に完璧な部下

高橋純

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職場の人間関係の中でも、
最も難しいのが上司と部下の関係です。



単に美味しいおやつを共有するかのように、
成果を共有するだけなら、人間関係に支障はありませんが、

指示・命令・指導が入ると、
それは納得がいくとか、いかないとか個人の感情が入ります。



ですので、社長がどのように社員教育をするのか?
経営手腕が問われるところです。



会社の人間関係が悪いのは、そこのトップの責任です。






先日、弊社でもこのようなことがありました・・・






新任した課長が部下に面談を指示。
指示を受けた部下は新入社員と面談。

しかし面談内容に意図がなく、雑談で終わり、
成果がないだけでなく、
新入社員のやる気を削ぐような結果に終わりました。



もちろん、悪気はありませんが、
私は今後1年間面談を禁止すると告げました。



そこで出た不満が、

「自分は上司から指示を受け、その通りにやった。
上司には逆らえませんから。」



というものでした。



それはそのとおりなのですが、
皆さんはこの回答に対し、どう思われるでしょうか?






私はこう解釈します。






「失敗したら上司のせい!」

だって、言われたとおりにしただけなので!




反対に、




「上手くいけば自分の手柄!」

何故なら、自分で行った結果ですから!




しかし、本当にそうでしょうか?




指示・命令を受けても、自分の頭で考えて、
行わないことが多々あるのではないでしょうか?




例えば、

「7イレブンで俺のパンを買ってこい!」

と言われて、

「はい、わかりました!」

とすぐ走り出すでしょうか?




多くの人は、
自分に都合が悪いことは言ったとおりにしません。




きっと皆さんもそうでしょう(笑)





そして手柄を立てた場合でも、
その手柄、発案は確かにあなた独自のモノであっても、
それまでにいろいろと指導をしてくれた上司があったからこそ、
今のあたなが存在するのではないでしょうか。




例え直接指導を受けてなくても、
研修にいった時に留守番をしてくれたり、
陰で支えてくれたことが無かったのかということです。




世界中の金メダリストがインタビューにて、
コーチや周囲の支えてくれた人に感謝を述べるシーンは
よく見受けられますが、それは偶然ではなく、

それくらいの感謝力がある人だからこそ、
周囲の協力を得られて、
結果金メダルを取れたのだと思います。






完璧な上司も完璧な部下もいません!






私は全員を集めて終礼でそう説きました。