肯定的か?否定的か?
高橋純
同じ仕事をするにしても
肯定的にやるか?
否定的にやるか?
どちらでやるかでは、成果も印象も違う
そんなことは子供でも分かる
だからどちらがいいかといえば、
肯定的のほうがいいと100人中100人がいうであろう
しかし、それでも人は否定的になり、
否定的のまま仕事をし、一日を終える
終わっても爽快感もなく、
恐らくあまり感謝もされず、
更に人からみて尊敬されることもない
なのに何故人は否定的に仕事を行うのだろうか?
それは自分の立場を訴えて
理解して欲しいからである
そして出来れば手伝って欲しい、
かまってもらいたい、
何かしらの一言が欲しいのだ
ただし、そのために多くのモノを失っていることに
もう大人なのだから気づくべきだ
例えば、もしあなたが引っ越しの手伝いを
友人に頼んだとしよう
取り敢えず来てくれたがふて腐れた態度で
仕事をし愚痴や文句をいっている姿をみて
どんな気持ちになるだろう
もっと分かりやすいのが、
引っ越し屋さんの従業員が悪態をつくまでいかなくても、やる気のない態度だった場合、
ドリンクを出そうとか、チップをあげようとか、
感謝をしてお礼をいうことがあるだろうか...
誰もそれを良くは思わないだろう。
怒りが湧くか、恐れを抱くか、呆れるか...
いずれにせよ、一つも有難いとは思わないはずだ
つまり結果が同じでも、
肯定的にやっている姿に人は感動し、
感謝をする
仮にプラスαがあるとしたら、
間違いなく、
肯定的にやる場合であり、
否定的にやれば失うものが余りにも多い
指示命令を受けて、
大変なことをそのとおりやっても成果とは言い難いが、
否定的にするのは評価を下げるだけでなく、
信頼も損なう
それでもあなたは
いつまでも否定的にやりますか?
会社で愚痴や不平不満をいい悪態をつく行為は、
何歳になっても甘えてる幼い子供と同じである