今回のブログ
三週間も前から準備に入っていましたが、何を書くのか全く降臨せず、頭を痛めていました。

タイミング良く、社長から「研修について書いて欲しい」とのリクエストが入ったので書かせてもらいます。

私は社員の中で一番の古株ではあるのですが、創業時からいたわけではないです。
創業時に少し近い頃に入社しました。

入社時は本当に狭い狭い貸し事務所で、私と先輩社員二人にパートの女の子が一人だけの会社でした。

当時はやっとExcelやWordというものが普及したばかりで、ワープロの方が主流でした。
社内には経理担当者が使うパソコンが一台だけ存在していて、Excelをちょっと改造したレベルのプログラミングされたシステムのようなものを使っていました。

その後すぐに会社は今の事務所を建てて移転しましたが、まだPCはみんなで共用でした。
Wordもシステムを発注していた会社の人に主なアイコンの使い方をザックリと教わり、見よう見まねで覚え、使いながら覚えていった気がします。

Wordより使う頻度が多かったExcelは、社内の先輩と地元の商工会議所の研修に参加して覚えました。

その頃からやっと一人1台にPCがもらえるようになり、自席で仕事をしていたのを覚えています。

しかし、会社の規模が大きくなってくるにつれExcelの経理ソフトだけでは事足りなくなり、会社の業務を動かす必要が出てきました。

そこでAccessの研修に参加し、覚えて、社内の業務の管理をするシステムを組んで紙管理をやめてしばらくは使ってました。

すると会社の成長と共にそれでは間に合わなくなり、福井のシステム会社さんに発注し、AccessベースにSQLを組んでもらって経理までを一体化したシステムを作ってもらいました。

その頃になると、会社でデザインされたチラシなどの配布物を作る機会が出てきたですが、できる人がおらず、当時柳君が入社してくれていたので、柳君にフォトショップの使い方をザックリ教えてもらい、やりながらわからない部分をききながら教わって作りを繰り返し、覚えて行ったのを記憶しています。

イラストレーターは、フォトショップの延長線上で必要なり、これはさすがの柳君もわからないため、分厚いテキストを会社で買ってもらい、会社で練習しながら覚えて行きました。

チラシなどの制作物を目的に覚えて行ったのですが、世の中でインターネットが普及し、ホームページもエンジニアがいなくても製作できるようにCMSが普及し始めると自社でWEBの更新ができるようになってきました。

そうすると、バナーを作ったり、メディアページの作成などをするようになり、覚えていたフォトショップが役立ちました。

最近までは、そのフォトショップを扱える人だけでサイト運営ができていたのですが、WEBでの集客がメインにな、競合他社とSEO対策の戦いが激化してきます。

更新してナンボ、よりお客様の目を引くページを作ってナンボになってきました。

おととしは、社内の業績などを「見える化」するため、Excelを一定水準で使用できない方を選抜して研修に行って頂きました。

昨年は、CMSでWEBのページ作成や更新ができるようにと、フォトショップやイラレの研修を使えない方で行って頂きました。

今ではほとんどの方が、簡単なバナーやメインビジュアルを作れるようになっています。

さて今年は・・・。

CMSでのページ作成では限界が来ました。

競合他社との争いは本当に激化しています。

現在、CSSを本当に理解している方が入社してくれると、尚エンジョブのパワーが盛り上がってきます。

柳君がhtmlを理解してくれていて、柳君に質問しながら簡単なhtmlを書き換えるくらいなら私でもできるようになりつつありますが、やはり限界が来ています。

柳君がCSSを扱えるのですが、彼はマルチ人間でCSSだけでなく色んな仕事の依頼が殺到しているため、細かいところにまで手が回りません。

PCを意識したページ、スマホユーザーを意識したページをそれぞれのメンバーが作れないといけません。

そこで今年の研修は簡単なHTMLとCSSを理解する研修に大量の人数を投入することになりました。

併せて、動画もバンバン入れていきたいので、動画の編集などの研修も組み込んでいきます。

20人にも満たない小さな会社なので、一人一人が色んなことができないといけないです。
このhtmlを使った研修に参加し、各自がスキルを高めていくことで会社が飛躍的に成長していくはずです。

コロナ禍の影響でどこの会社も経営が大変です。
旅行業最大手のJTBが減資し、資本金1億円とすることで中小企業になる。
とニュースで見ました。

よもや天下のJTBが資本金をたったの1億円て、そこまでするかと驚きました。

中小企業と言うことは、うちの会社と同じです。

業界最大手のJTBでさえ、なりふり構わない経営判断をしています。
うちもこの苦しい状況を乗り越えていくために、みんなで協力してより魅力的なサイト作制に取り組んでいきます。