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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

「何の仕事をするか」ではなく「どんな姿勢で仕事をするか」

齋藤秋紗

こんにちは。齋藤です。

先日からうちに猫ちゃんが来ました!

名前は「れん」君といいます♪

アメリカンカールとペルシャチンチラのミックスで、そらくんと同じようなふわふわ猫です。

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↑↑自宅の爪とぎの上で爆睡中

とっても人懐っこく、誰に対してもトコトコ寄っていく可愛すぎる性格です。

会社では、同い年のみる君と毎日取っ組み合いをして仲良く過ごしさせてもらっています。

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↑↑大久保さんちのみるくんととっても仲良し♪



さて、今回私のテーマは「仕事に対する姿勢」についてです。

社長講義の中で、私が個人的に「すごくいいな!」と思ったのでテーマに選びました。




<目次>


・社長講義とは

・34歳ゴミ収集員タケさんの話

・今の自分は・・・?

・私が「変える」と決めた2点




<社長講義とは>


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エンジョブでは週に4日、15分間の社長講義の時間があります。

社長講義の内容は様々です。

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・会社の業績の話

・新しく決める仕組みの話

・お客様への営業トークの話

・最近がんばっている社員の話

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などなど・・・。

社長がその日に自由にテーマを選択されます。

この時間で、社長の考え方を最速で社内全体へ共有しています。




今回私が選んだ話は、社長が「最近自分が感動した話」と紹介された内容です。



それは、1人の清掃員の方の話でした。

ちなみに、社長の一言集でも紹介されています。

▼高橋純の幸せになれる一言集
「岳祐介(たけゆうすけ)34才」



<清掃員34歳タケさんの話>


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タケさんは、学歴も何もなく、アルバイトばかりしていた。

23歳で結婚したのを機に「正職につかなくてはいけない」と思いゴミ収集員の正職に就く。



ゴミ収集員の仕事は朝早く、何回もトラックを乗り降りして体力的にも相当キツイのです。

また、通りかかる小学生などから馬鹿にされることもあり、
「自分の仕事って価値があるのか?」
と惨めな気持ちになっていた。



しかしある日、いつものようにごみを集めようとゴミ捨て場に行ったところ、手紙とお茶が置いてあった。



手紙には
「いつも暑い中、ありがとうございます」
と書かれていた。



それを読んだタケさんは「自分の仕事は人に必要とされている」と感じてひどく感動した。



そして、
「仕事が腐っているのではない。仕事をしている自分の姿勢が腐っていたんだ」
と気づき、次の日からガラッと仕事の姿勢を変えた。



そして、他の仕事仲間よりも早く起きて早くゴミ捨て場を回った。

何百回と繰り返すトラックの乗り降りと移動を、すべてダッシュで行った。

なぜそんなに急ぐかというと、稼いだ時間で汚れているゴミ捨て場を水洗いして綺麗にするためだ。



そういう仕事の仕方をしているうちに、地域で「すごい人がいる」と話題になりメディアに取り上げられた。



インタビューでは、「自分の子供に「かっこいい」と言われる姿勢で働きたい」と話していた。




・・・この話を聞いた時、「めちゃくちゃかっこいい!!!」ととても感動しました。

私、こういう話が大好きなんです。



私も含め、人は「カッコいい仕事がカッコいい」と思いがちです。



しかし実際はそうではなく、カッコいい仕事をしていても毎日目が死んでいる人だってたくさんいます。



状況に変わってほしいと願って自分が何もしないのではなく、

「自分はカッコ良い姿勢で仕事をする」
と決めて実行していくなんて、本当にかっこいいし憧れます。




今の自分は・・・?



思えば、自分が小学生や中学生のころに「将来どんな仕事をしたいか?」と言われてもピンと来ていませんでしたが、「なんでもいいから楽しくイキイキしていたい!」と思っていました。




それってこのタケさんの話のようだなと、社長の講義を聞きながら思い出していました。




そして、「今の自分はどうだろう?」と振り返りました。




正直言うと、うーん・・・70%というところだったでしょうか・・。

30%くらい、ちょっと擦れている自分がいます。

新入社員の頃の自分は、100%全力でした。



私は歴代エンジョブ社員の中で一番経験もスキルもなく入社しており、自分でも何のスキルもないことは自覚していました。



そのため、「何があっても食らいついて吸収していこう!できないことばかりで当たり前なんだから、必ずできるようになっていこう!」と決意していました。

仕事はできないけど、かなりキラキラはつらつとしていたと思います。

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結果的にこの決意が自分の一番の強みとなり、10年後の今は課長を務めさせていただくようになりました。



しかし、課長業がまた大変でして...。

決断する機会が増え、今までなかった責任も多く発生します。

業務量も増えるので、去年の4月から10回以上は「これは無茶では!?」という状態になっていました。



「なんで私が?」と思う場面もたくさんあります。




ひたむきにがんばっている多田課長や野々宮課長との3人の中で、一番文句が多いのは確実に私です...。



そんな自分に気づいた時、「またやってしまった」と痛い思いを味わいます。

「こんな自分を見て、私の課の人は幻滅していないだろうか」と心配になります。

本当は、他の人が見て「自分も次は課長をやりたい」と思ってもらえるようなカッコよい姿勢で毎日過ごしたいのに、正反対のドタバタ状態です。



自分でも「改善しよう」と思いながら、なかなか「今日からパッと変わろう」ともできずに苦戦している毎日です。




そんな中で、社長講義でのこのタケさんのお話はとても印象に残りました。


「そっか、自分の考え方を変えればいいんだ!」
と、非常にシンプルなことに気づいてスッキリしました。



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状況のせい、環境のせいにするのは一番楽です。

しかし、今の自分の鬱々とした状況を晴らそうとするならば、自分以外のもののせいにするのは遠回りです。


そうやり続ける限り、一生気持ちは晴れません。




変えられるのは自分の考え方と行動だけ。

なかなかきっかけや決意が無いと難しいことですが、普通に考えたらそれが最短です。

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その時その時には感情が邪魔して自分を改善しよう!と思うのが難しいのですが、

こうしてすっと「腑に落ちた」ときが大事なのだと思います。



自分が「なるほどな」と納得した時に、「じゃあ自分が大変になった場面ではこの考え方をしよう」と決めておくこと。

自分で決めたことなら、人から強制されることよりも実行しやすいです。


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<私が「変える」と決めた2つのこと>



私がこの話を聞いて実行すると決めたことは、


・「文句を言ってもいいから明るく言う。不満顔でやらないこと」

・「文句の後には自分で考えた改善案をセットで提案すること」


の2点です。



タケさんのように華麗に変わることはできませんが、自分が今背伸びをして毎日続けられることを行っていきます。

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こうして毎日自分の力を出し切って仕事をしていると、本当に

「仕事内容ではなく、どのような姿勢で仕事をするかがその人を決める」

ということが良く分かります。



私ももう古参社員の方になりましたが、仕事の姿勢は新入社員の人にも負けないくらいイキイキしていたいなと思っています。




現在は求職者の方の一次面接を担当しており、エンジョブへの入社を検討している方には一番最初にお会いすることになります。



第一印象で「かっこいいな」と思ってもらえるよう、普段の日常から自分を鍛え上げていきます。