エンジョブの設備投資計画
石田由香
ENJOBの本社も移転することとなり、
社内はバタバタしている毎日を送っています。
それに伴い
斉藤課長が中心となり、制作して頂いたこのENJOBのポータルサイト。
東京の有名WEB制作会社が携わってくれたのですが
今回のリニューアルについても実施して頂けることとなりました。
KIRINやHONDAやNHKなどの大手企業のサイトを制作しているというすごいところです。
ENJOBは今年も大きく飛躍する一年となりそうです。
ちょうど一年前の今頃、
私は設備投資についてこのブログを書いていました。
https://en-job.com/blog/000548/
読みながら、もう一年がたったのかぁ・・・。
と感慨にふけってしまいました。
複雑すぎて、みんなが使いこなせるか心配していましたが
みんな優秀なのでちゃんと使って頂けています。
そして、Salesforceの機能のおかげで
みんなが数字を意識し、
今期の決算時には過去最大の成績を出せるのではないか
というほどの好調ぶりをしめしています。
こちらについては、
弊社の社長である高橋も書いているので、読んでみて下さい。
http://blog.livedoor.jp/enjob3/archives/2023-05-26.html
さて、SalesforceやAmazonconnectを導入した結果
業績は好調ではありますが
まだまだ改善すべき点が浮き彫りになっています。
会計ソフトとの融和性に欠けているために
経理担当者の業務効率を落としている点。
お客様からの電話対応が多すぎて
対応が追い付かず、顧客満足度を落としている点。
ペーパーレス化したとはいえ、決済は未だに紙ベースで行われている点。
また、Salesforceの操作性そのものにも課題はあり
能率改善を目的として、操作時間の短縮も必要な点。
まだまだSalesforce周りの改修が必要となります。
さて、基幹システム周りの改善だけでもこれだけありますが
まだまだ新機能の導入について計画しています。
Account Engagement(Pardot)と言われる、Salesforceの中のMAを導入することになります。
MAとはマーケティングオートメーションの略で、
人間に変わって特定のお客様にPRを行ってくれるシステムです。
導入することで集客力が高まる可能性があります。
他にも顧客ごとのデータと紐づく、顧客へのマイページの発行なども準備段階に入っています。
国はDX化を推進していて、色んな補助金などを導入しています。
福井に住んでいて感じますが、田舎はどうしてもDX化が遅れつつあります。
今でこそZOOMなどのリモートでの会議などは、日常的に使われていますが
このENJOBでは出てすぐの頃に使い始めていました。
クラウドのCRMを導入しているのも、
この福井県では珍しいです。
よくある田舎の中小企業では、会社の業務管理は主にExcelを使って実施しています。
ちょっと頑張っているところだと、kintoneなどを使っています。
なぜそうするのか?
それは安く済むからです。
Excelに至っては、Officeのライセンス費用だけで済みます。
kintoneだと月額たったの1,500円/1人です。
Salesforceでは月額18,000円/1人です。
kintoneと比較してSalesforceは10倍以上します。
その代わり高い分、機能性が高く、できることもたくさんあり、人間の手を使いません。
中小企業でもそれなりに業績がいいと、スクラッチと言って、会社に合わせた完全オリジナルのシステムを作って使っています。
弊社もSalesforceになるまでは、そのスクラッチのシステムを使っていましたが
会社に合わせてあらゆることをプログラムされていますが、
法改正などがあると、その度に修正してもらわないといけません。
オリジナル性が高すぎるので、APIなどで他のシステムとの連動は難しいです。
しかしSalesforceであれば、Googleから拡張機能などが出ていたりするし、主要のクラウドシステムからAPIが出ているものを使うだけで済みます。
法改正があっても、Salesforceがどんどんアップデートするから、会社単体でシステムを改修する必要性は出てきません。
最近はこのクラウド上で使うSalesforceみたいなCRMなどが主流になってきていて、東京などの企業だとZOHOやZendeskのようにクラウド上のシステムを使う企業が多いです。
東京などで使われる主流のシステムは、この福井県などの田舎に入ってくるのは5年など遅れてやってきます。
やっと田舎にたどり着いた頃には、東京ではもっと新しいシステムが導入されているのです。
このENJOBでは東京の一流企業で勤める人達などがブレインになってくれていて、いち早くいい仕組みが入ってくるようになっています。
福井県で最先端というか、都会の企業に引けを取らないDX環境が整っているので、このENJOBでは時代を走るシステムに触れることができます。
それでも、今の会社のDX環境はまだまだだと私は感じています。
最先端だから偉いとは全く思っていませんが、最先端だと、より業務効率が高いから会社にとって必要だと考えているのです。
まだまだ会社のシステム周りは改善されていきます。
その最先端の環境が整った会社で働いてみたい!と思われる方は、ぜひご応募いただければと思います。
最後に、kintoneと比較して格段に高いSalesforceを使って、経費がかかりすぎるのではないか?
と思いますよね?
そのかかる経費に見合うだけの、儲かる仕組みが社内とSalesforce内に組み込まれています。
だから、今年もENJOBは強気の設備投資に踏み切れるのです!