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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

この人から買いたいと思ってもらうには?

日西陽子

こんにちは!新入社員の日西です。

10月初旬ごろに社員旅行で、石川県の温泉旅館に連れて行ってもらいました。

今回の旅行は、色々と想定外の出来事がいくつか起こりましたが、皆さんがファインプレーでやっぱりエンジョブのみなさんは対応力が凄くて、

本当に親切な人しかいないな~と体感した旅行になりました。

私自身も、プチ想定外の出来事が実はありました。

旅行に行く前に敦賀事務所に集合してから、電話を数件かけてから車に乗って出発しました。

車に乗っている時になんと、電話対応で使うヘッドホンをそのまま装着したままなことに気が付きました。

とりあえず社長に報告しないと、と思い「間違えてヘッドホンを首に着けたまま出発してしまいました。すいません。」とLINEで送ると、

社長から「記念撮影の時に、必ず着けて撮影してください。」と予想外の返信がきました。

その写真がこちらです。

ブログ画像.jpg

▲2列目真ん中辺りでダブルピースをしているのが私です

いつ、記念撮影があるのか、タイミングが分からず、ヘッドホンを無くしてはいけないので、昼食のカレー屋さんでずっと首に着けていました。

そうすると、私が説明するまで、おしゃれヘッドホンかと思っていたという声や、首の周りを冷やすリングのようなものだと思っていたという声があったり

色々な見え方があるんだなと思いました。事務所から間違えて着けてきたと話すとみんなとてもびっくりしていて、反応がとても面白かったです。


前置きが長くなってしまいました。そろそろ本題に入らせていただきます。

私事ですが、入社して、まもなくして結婚いたしました。

既婚者だと中々採用してもらうのが一般的には厳しい中、元々面接時に結婚予定があると伝えていたが、奇跡的に採用してもらえてとても嬉しかったです。

この前、結婚式の前撮りをしに、京都まで行ってきました。

その時に担当していただいたカメラマンさんがとても印象に残っているので、今回の記事で書かせていただきます。


ブライダル関係の商品は、どれももの凄く高く、前撮り撮影も例外ではありませんでした。

アルバムを付けるだけで数万円高くなったりします。

撮影していただいてデータのみ購入して、アルバム作りは外注すると数万円浮くので、予約時、アルバムをそこで購入するつもりは全くありませんでした。


普段、私は買う気のない商品のセールストークを聞いても、いいなあとは思うことはあっても、購入まで至ることはほとんどありません。

しかし、今回はなんと、はじめ買う気のなかったアルバムを最終的に購入しました。

では、なぜ、購入にいたったのか。

もちろん、商品自体が魅力的だったということはありますが、最終的に購入の決断ができた要素はカメラマンの人柄にありました。

この人から買いたいと素直に思えたからです。


今回は、なぜその人からなら買いたいと思ったのかを書いていこうと思います!


1.撮影時に私たちの要望をよく聞いて、ほぼ全て叶えてくれたから

私は、撮影の前にせっかく前撮りするんだったらあの時こんな写真も撮っておけばよかったなと後悔したくなかったので、

事前にInstagramで撮りたいイメージ画像を保存してカメラマンさんに見せました。洋装で50枚くらい、和装で20枚くらいの写真を見せました。

そうすると快く引き受けてくれました。

私は、みんなこんな感じだろうと思ってその時は、何も思っていませんでしたが、撮影が進むにつれ、時間も押してたりしていたため、

もしかして他の人よりもかなり多く撮ってくれているのでは?と感じました。

それをそのまま聞いてみると、

「新郎新婦さんお二人が頑張っているおかげで撮影できているで全然大丈夫ですよ!」と返事が来ました。

こちらに気を遣わせないようにそう言ってくれてるんだろうなとは思いましたが、まあ普通より少し多いくらいかな?と思いました。

後で、撮影した画像のカット数を見せてもらったら900カット近い写真を撮ってくれていました。

TVB_258986_792 (1).jpg▲和装では今後着る機会がなさそうな白無垢を着てみました

私たちが契約したプランは250カット~のプランだったがまさかそんなに多く撮ってくれているとは思いませんでした。

ほぼ1日中撮影が続きカメラマンさんも私たちの要望を叶えるためにとても頑張ってくれました。

だからこそ、自分たちのために頑張ってくれたカメラマンさんから買いたいと思ったのだと思います。

恐らく、アルバムを買うかどうかの後押しになったのはこの要素が一番大きかったかなと思います。


エンジョブの高橋社長も、買い物をする時には誰から買うかということを大切にしているというというお話をよく聞きます。

おそらくこのようなことだろうなと思いました。

エンジョブでは、旅行の計画を立てているお客様の要望を聞き、その要望に合ったプランを作成し提案していくということが主な業務です。

いつもよくアドバイスをもらっていることは、お客様は自分たちの旅行に合うプランを頑張って作ってくれたんだなと感じると普通にサラッと作ったものより嬉しく感じるから、

もし頑張って作ったものだったら、お客様に「中々予約が取れない宿でしたが、何とか取れました」みたいな感じで頑張ったことは、伝えた方がいいですよというものです。

今回のカメラマンさんの姿勢がまさにその通りで、頑張ってくれているのがとても伝わってきました。

私たちの仕事は、基本的に電話対応で、淡々とお客様に提案するだけだったら、何も伝わらないので、そうやって頑張っている姿勢を伝えていくことも

この人から買いたいと思っていただくには、必要な要素なんだなと体感した出来事でした。

S__52060164_0.jpg▲環境整備で壁のグラフを更新してる風景


2.面白いし褒め上手だったから

担当していただいたカメラマンさんはコミュ力が高くてとても面白い方でした。

写真を撮るには、ただ被写体に笑ってくださいと言っても、その場の空気が笑えないような雰囲気だと中々笑顔も引き出せないと思いますが、

そのカメラマンは、場を温めるのが上手な方でした。思わずクスっと笑ってしまうようなことを言いながら撮影してくれました。

そして、褒めるのがとても上手で言葉のボキャブラリーも多いなと思いました。

例えば、「いい表情でしたね」のような単純な褒め方ばかりではなく、「え?家で表情の練習してきたんですか?!」とか、

撮影する時にカメラマンさんが色々と指示を出してくれていましたが、途中で「私の撮ってほしいポーズ分かってきましたね~!」とか色んな言葉で褒めてくれました。

やっぱり、同じことを行うにしても楽しい雰囲気の方がいいし、撮影だったら表情とかがとても大切になってくるのでそのような感じのカメラマンさんに担当していただいてよかったなと思いました。


エンジョブでは、褒めるということをとても大切にしています。

社員同士を褒める文化があると以前の記事で書かせていただきました。

社員同士だけでなくお客様にもいいなと感じたことは積極的に伝えましょう!とよくアドバイスをいただいています。

社員同士であってもお客様であっても褒められたら誰でも嬉しいので、そうやってお客様との信頼関係を築いていったらいいですよと教えてもらいました。

S__52060167.jpg▲いつも褒めてくださる上司の多田課長と指導担当の提中さん

特に、私たちの会社は、お客様とのやり取りは電話が多いく、声しか伝わらないことが多いので、褒めるといったことはより大切になってなってくる要素だなと思いました。

お客様に褒めるということの大切さも、今回の出来事で、お客さん目線で体感することができました。

また、私は時々カメラ業務を担当させていただけることがあり、写真を撮る時に「毎回同じ褒め方をしてる」と言われたことがあったので、

今回のカメラマンさんのことを思い出し、カメラ業務でも今回体験したことを生かしていきたいです。


3.商品のPRの仕方が上手だったから

撮影後、撮影していただいたカメラマンさんにアルバム商品の説明を受けました。

私は、元々データだけ購入して、アルバムはネットで安く作れるところを調べていたので、はじめは全く買う気がありませんでした。

アルバムって普段見返すことがほぼないので、そこまでお金をかけるのはな~と思っていました。

しかし、そのアルバムは、表紙がアクリル板で作られているもので、立てかけて置いたら飾れるアルバムになるという商品でした。

そこでカメラマンさんに「アルバムってあんまり見返す機会がないと思うけれど、このように立てて飾っておけるアルバムだったら

来客者があった時に、アルバムのことが話題に上がりその時に見返したりする機会にもなったりするのでいいですよ」と説明していただきました。

ちょうど、懸念点のうちの1つの説明をしていただき、具体的な活用方法を知れたので、そこで、この商品いいかもしれないなと少し思いました。

その後に、品質の良さのPRを受けました。

品質といっても、外注で頼んでもそこそこの品質だしな~と思っていましたが、カメラマンさんから

「カメラマンとして、データの画像で見てもらうよりも、専用の紙に印刷したものを見てもらいたい。

専用の紙を使うと映りも凄くよくなり、一生持ち続けることができるアルバムになりますよ。」と説明を受けました。

担当していただいた、カメラマン以外の人から言われていたらもしかしたら、何も思わなかったかもしれませんが、

担当していただいたカメラマンさんがそんなにおすすめしてくれるのならという気持ちになりました。

営業トークはある程度決まっていると思うし、私と同じように考えているお客さんが多く、その層に向けてのトークにも慣れていたかと思います。

商品を魅力的に説明するのがとても上手だなと感じました。

やっぱり最終的に決断の一押しで左右されるのがその人の人柄があってこそだなと思いました。


今回行ったスタジオでは、そのような魅力的な説明の仕方を1から教えてもらっているのかそれともカメラマンさんが長年の積み重ねで生まれたトーク術なのかは知りませんが、

エンジョブでは、どのようにお客様に説明すればより魅力的に商品のPRができるのかということを日々教えてもらえる環境があります。

録音をチェックし合うという時間があり、上手な言い回しなどがあったら真似したり、特に良いPRの仕方で、みんなも真似したらいいと社長が感じた言い回しは、

社長講義の時に共有してくれるので、新入社員でまだまだボキャブラリーが少ない状態なので、そのような機会はとてもありがたいです。

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▲社長講義の内容を復唱している様子


まとめ

このように、なぜ担当していただいたカメラマンさんから買いたいと思ったかを分析しているうちに、

業務内容は全然違いますが、エンジョブの業務にも通ずるところがたくさんあるなと思いました。

そこで気付いたことは、担当していただいたカメラマンさんから買いたいと思った理由の3つの要素は、エンジョブで普段教えてもらっていることだ!ということです。

やっぱり、どの業界にしてもお客様の気持ちをつかむ方法の根底は同じなんだということに気が付きました。

エンジョブでは、このようなことを学びあったり、いいことを共有したりする風土が既に作られているので、新入社員でもお客様に商品を魅力的に伝えたりなどの挑戦がしやすいです。

そして、2つ目の要素であった褒めるということを、社員同士でもお客様に対してもみんなが意識しているので、お客様は弊社に問い合わせてよかったと思ってもらいやすいし、

社員同士もそのようなことを意識しないで一緒に働くよりも確実に人間関係がよくなるし、実際にすごく居心地がいいです。

今回は、プライベートの出来事を通じて、いつもお客様にした方がいい対応の仕方を、お客さんの立場になって体感でできたので、とても貴重な経験になりました。

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▲懇親会の時の片足立ちゲームで白熱している様子