好きことを仕事にするのは天職なのか?
多田裕未
こんにちは!
入社9年目の多田裕未です。
私ごとではありますが、昨年結婚しまして、義理の両親ができました。
そして、初めての父の日がやってきました。
自分の親にはプレゼントを渡したり、一緒に食事をしたりしましたが、義理の両親に何をしたらいいんだろう?と悩みました。
私は日頃から支援してもらってお世話になっているので、何か喜んでいただけることをしたいなと思って、
「息子が食事を作りますので、ぜひアパートに来ませんか?」と自宅にお誘いしました。
あとは旦那さんに丸投げをして、義理両親には息子の手料理を楽しんでもらいました。
笑顔あふれるいい会になったので、また開催したいなと思います!
今回は、「好きことを仕事にするのは天職なのか?」というテーマでお伝えします。
野球が好きな人は、野球選手になりたい
アニメが好きな人は、声優になりたい
おしゃれが好きな人は、ファッションデザイナーになりたい
誰もが自分の好きなことを仕事にしたいと一度は思ったことがあると思います。
私も学生時代は美容が大好きで、美容の専門学校に行って、大手のエステサロンに就職して、何もかもが自分の予定通りに進んでいて、自分の人生は順風満帆だと思っていました。
そんな私が大好きな仕事を辞めて今に至るまでの経緯をお伝えしていきます。
初めての就職での洗礼
▲増田さんにすっかり懐いたアイちゃん
大手のエステサロンに就職!なんと新人研修は1〜2ヶ月名古屋本社でマンスリーアパートを借りてもらって、華々しくスタート。
同期は50人、美容関係は美女ばかりでドキドキ・・・。福井県の田舎娘の私は完全に浮かれていました。
研修がスタートすると、接客や施術の厳しい指導が始まりました。
優しい先輩ではなくて、めちゃくちゃ鬼の形相でビシバシ怒られます。
この時点で「あれ?なんか楽しいイメージと違う・・・」と思いつつ、「好きな仕事だしプロ意識を持って頑張ろう!」と研修の日々を過ごします。
毎日、出勤するたびに、同期がポツポツといなくなり、研修が終わる頃には半分くらいに減っていました。
そして一緒に働く人からは「楽しくない」「先輩うざい」「適当にやろう」などの悪口が飛び交います。
なるべくそういう人とは関わらないようにして、自分はせっせと技術を磨いていきました。
厳しい研修も終わり、ついに支店勤務に移ります。
実際のお客様対応は、肌が綺麗になった時、ダイエット成功した時など、お客様と一緒に喜びを共有できてめちゃくちゃ楽しかったですし、感謝されて仕事への充実感を感じてました。
慣れてくると、店長からの売上指導が入り、お客様に合う商品じゃなくて会社が売りたい商品を売ってこい!という指示に、自分の中でだんだん違和感を感じるようになってきました。
売れなかったら、自分で購入しないといけないので、お客様が望まないものを無理やり売る毎日が続きます。まじで売れない時は給料がなくなります・・・。
スケジュールは昼休憩も取れないほどパンパンに詰め込まれて、営業時間が終わったら練習があり、いつも始発電車で出勤して終電で帰宅するような毎日でした。
書いていて、当時の辛いことを思い出して涙が出てきました・・・
・お客様のことを考えない上司
・社内の悪口が飛び交う同僚
・食事抜きの生活でボロボロになる自分
あれ?これって自分が好きなことを仕事にしたのに、辛いことばかり・・・仕事辞めたい・・・
毎日、そんなことばかり考えていました。
このままズルズル行くとまずいと思って、自分は好きな仕事を辞める決心をします。
ただ、自分の担当してるお客様のコースが終わる期間、いきなり抜けると会社がパニックになることを考えて、3年間は働こうと思って厳しい環境に身を置いて頑張ることにします。
逃げたくなるような環境の中、上司とうまくコミュニケーションを取ったり、折り合いをつけて上手に出世していった強い先輩たちがいたのも事実です。
自分の根本的な部分を変えないといけない。そう思いつつ転職活動を始めます。
初めての職場でボコボコにされたのは、今ではすごく感謝してます。これがなかったら今はないから。
全く違う分野のエンジョブに転職
▲私とは正反対のタイプの久原さんと初対面でド緊張のアイちゃん
エンジョブに応募したきっかけは、このホームページができる前のことですが、HPに犬が社員として紹介されていて、「動物を大切にしてる人は優しい人たちの集まりに違いない!」そんな理由で応募しました。
完全に犬目的でした(笑)
事務やWEB業務など自分が今までやったことがない業種でした。
正直、地味な仕事だなと思ったし、仕事自体は好きになれないだろうなと思っていました。
面接に行った時に、社長が対応してくださったのですが、深い話をたくさんさせてもらって、働く道具じゃなくてこんなに純粋に自分のことを見てくれる人っているんだ・・・と感動したのを覚えています。
私の長所や自分の欠点(伸び代)も見事言い当てられて、そんな私を育てていきたいと言ってもらえたのはとても嬉しかったっです。
社員の方とも面談させてもらって、純粋に仕事を楽しんでいて心が綺麗で洗われるような気持ちでした。
「この人たちは、業種は違えど仕事を楽しんでいる。自分が美容業界でやりたかったこととベクトルが合っていて、一緒にいて心地が良い。」そう思ったんです。
今までのギャップというか、経験したことがない綺麗な世界に感動で涙が止まらなくなり、面接なのに何時間も会社で泣いてたのが懐かしいです。
業種自体は、全く興味もないけど、この会社で頑張っていこう!と決意します。
いつの間にか、仕事が楽しくなり幹部社員になっていた
▲期待の新入社員の部下3人と最年少課長の七海課長
エンジョブに入社してからはいろんな仕事を経験させていただきました。
・お客様対応
・経理
・ライティング
・画像、動画編集
・撮影営業
・部下指導
・発表会などの司会進行
あげるとキリがないですが、全く未経験で何をすれば良いかわからないようなこともたくさんチャレンジする機会がありました。
業務自体は忙しくて分単位でバタバタとこなしていく必要があったり、遅延すると溜まってしまうこともあったりしますが、一緒に働く社員は面接の時に思った通り、誰一人社長の悪口を言わないし、励まし合って頑張っている綺麗な職場でした。
私は、頑張るモチベーションが似てる同僚と一緒に働く時間がとても好きです。
仕事が楽しい!と感じる瞬間です。
大変な業務でも励まし合って頑張れる仲間がいたから、落ち込んでもまた頑張ろうと何度も繰り返すことができました。
興味のなかった仕事も、やってみると面白さを感じることができます。
もともと美容が好きな私は、撮影や画像編集などの仕事でもいかにモデルさんの肌を綺麗に見せれるかなど、自分が好きだった感性を仕事の中で発揮する場面もあります。
できる仕事が増えてくると、自分に自信もついてくるし、自分ができることは人に教える教育の役割も増えてきます。
そんなこんなな毎日を続けていたら、いつの間にかエンジョブの幹部社員になっていました。
就職した頃は、エンジョブの業種にも全く興味がなかったし、自分がまさか会社の中心になっていくなんて予想もしませんでした。人生どうなるかわからないものです。
▲めちゃくちゃ仲良しな新入社員同期3人組
就職に迷ってる人に伝えたいです。
好きなことを仕事にすることが人生の幸せとは言えない場面も多いです。
全く違う要素により、好きだったことが嫌いになることも社会ではたくさんあります。
業種にこだわりすぎないことをお勧めしたいです!
会社見学や面接を受けた時に、「社長や社員と話しててフィーリングが合う」のは、仕事を継続する上ですごく大切なことだと思います。
いくら条件が良くて好きな業種でも、嫌いな人がいたら、毎日出勤することが苦痛になります。
弊社エンジョブでは、「人間関係」や「働く環境」が心地良くなるように、社長や幹部社員は日々意識をして改善を進めています。
業務で大変なことがあっても、同期が、先輩が、社長が、応援して励ましてくれるから、また頑張ろう!そう前向きに思える環境です。
ネット環境、PCソフト、キーボード、椅子など業務も快適にできるように最新のものを使ったり、環境整備を日々進めています。
また、学べる機会が多く新しい研修にもチャレンジできる機会がたくさんあります。
2025年卒の内定もすでに3名新しい仲間が決まっていて、まだまだご応募可能です。
働く価値観の合う仲間と一緒に働ける未来にワクワクしてます!