外の世界から学べること Part.2 エンジョブにブームがキテるぜ!編
石田由香
大イベントの経営計画発表会が終わり、
カニシーズンと温泉シーズンという繁忙期を迎えているエンジョブです。
新入社員の三人も頼もしい戦力になってきてくれて
メキメキと育ってきてくれています。
来春の新入社員さんを迎える頃には
更に鍛え上げられて精悍な顔をみせてくれるはずです!
▲多田課長からの講義を受ける新入社員さん
さてさて、
ここからが本題です。
前回の
外の世界から学べること Part.1 アツい男の岡ちゃん編
では、私が幹部として刺激を受けた
目指すべき姿の話を書かせて頂きました。
今回はPart.2としてうまく行かなかったことが
うまくいくようになった。
という話を書かせて頂きます。
それは、最近のエンジョブでブームになっている
「ロボ化計画」についてです。
そもそもの発端は
岡ちゃんが所属している企業様との会食の席でした。
どのように仕事をうまくいくようにしているのか
という話題で
「自分はロボットになりきるんだ」
と念じて、理不尽なことでも
ロボットのように対応しているんだ。
というところから来ています。
▲会社のイベントで絶妙なコンビネーションを見せた多賀課長と酒井さん
この話を社内でしたら
「それって心を殺して我慢しろってことですか?
全く同調できないです」
という声が挙がったので
誤解されないように解説させて頂きます。
仕事の遅い人の特徴の一つとして
何かを依頼されると考えてしまうことってあります。
私もうまく行かない時って
大体考えて仕事していました。
考えないで仕事するって失敗するやん!
アホそのものやん!
と思うでしょ?
ところがうまく行かない人が考えていることって
大体、くだらないことを考えているんです。
だからうまくいかないんです。
例で言うと分かると思うので書かせてもらうと
考えていることは大体こんなことです。
「そんなことやっても意味ないし」
「なんのためにするかわからんし」
「やったことないから、どうしていいかわからない」
「なんで自分がやらないといけないの?」
「一回やってダメだったから、今回もダメに決まってる」
「前もやってうまくいかなかったやん」
「やっても相手に断られるに決まってる」
「他に優先してやるべきことあるのになんで?」
などなど
一言で表現すると、やらない理由を考えています。
▲仲良く昼食をとる新入社員の久原さんと日高さん
でも、反対意見を出して
否決されても自分が正しいと思って相手を説得したりして時間を使う。
後回しにして熟成させる。
そんなことをしたって
結局はどこかでやらないといけなくなるんです。
私も、社長からよく無駄としか思えない指示が飛んで来て
必要ないのではないか
と説得しようとしてぶつかっていました。
しかし、ロボット化の話を会食で聞いてからは
思考を転換できるようになりました。
どんだけ社長が無茶ぶり言っても
過去に失敗したことをまたやるように言ってきても
心を無にして
口と手だけを使ってやってしまうのです。
とにかくやる!
そんな単純なことだけど
劇的に仕事が早く、スムーズに回るようになりました。
やってしまって結果を報告する。
うまく行かない指示であったとしても
早く失敗に気づけて社長が中止の判断ができます。
他の人もそのうまく行かない指示をやらずに済みます。
そして、なんとも不思議な話なのですが
社長が、常識外れの有り得ないアイデアを思いついてしまって
無謀にも実行するように指示を出し
そんなのうまくいくわけ無いやん
と一瞬思うけど
そんなことはロボットになりきって考えずに口と手を動かしやってみたらば
意味わからんけど、うまくいって成功する。
という事例が続きました。
▲外の景色は合成ではないです。いつも絶景を眺めているミル君。
ひとつ例を上げると
「一回電話をして、つながらないお客様には、連続してもう一回電話をする。」
意味のわからないルールです。
だって、一回電話して、電話に気付けないか、でられない状況にあるから電話に出てもらえないのに
それをもう一回、すぐに電話をする。
そんなことしたって
出てくれないものは、出てくれないじゃないか。
そう思いました。
でも、ロボットだからプログラミングされている通りに動きます。
すると不思議な話なんですが
なんでかわからんけど
全部はないですが、中には本当に電話に出てもらえることが何回かあるんです。
やはり、抵抗せずにやってみることが大切で、成果につながって業績が上がるきっかけになります。
ロボット意識をするようになってからは、いつもこう考えて、社長の指示を実行しています。
「すぐにやって、失敗した結果を出して、社長に中止する決断を早く出してもらう」
でも、悔しいことにそういったことが何回もあるんです。
意味わからん。
ということを、社長の指示を受けて手を動かしながら「マジで意味わからん」と心では思いながらやると、実際につながるという不思議な体験を何回も体験することができました。
▲イベントの出し物を楽しんでいる丹羽さん、提中さん、多田課長
その結果、業績が上向いてきました。
最近では社長とのやり取りもスムーズで、会議などで無駄に時間を使わないようになりました。
お互いにストレスもないです。ギスギスしなくなりました。
こんな成功体験を積めるのだから、社外の方の話を聞くのって本当に勉強になります。
まだまだ色んな会社の人たちとセッションしていい体験をさせてもらっているので、今後もこういった学びになった話を書かせていただこうと思います。
さて最後に。あなたは心を使いながら仕事をしていますか?
この話で大切なのは、
出された指示に対して反対意見があれば言う。
しかし、それが認められないならばまずは実行してみることです。
これは接客業をしている人は、お客様とのやり取りに当てはめると分かると思います。
お客様は赤い服を欲しがっています。
でも店員のあなたは絶対に似合わないと思って、青い服を勧めます。
でもお客様は赤い服がいいと思って買おうとします。
それでも納得できないあなたが青い服をしつこく勧めるとおかしな話になります。
それと同じことだということです。
私は意識できるようになってきたけど、まだ理想には到達できていません。
どんどん自分磨きを頑張って、成果を出せる社員になれるよう頑張ります。
この、ロボ意識計画。他の方にも賛同をもらえるようになってきました。
今のところ、柳さんも実践してくれています。そしたら劇的に柳さんの評価も上がって、社長から本当に最近変わったと言ってもらえています。
▲後輩の提中さんを誘って夕食に連れて行ってあげる柳さん
他にも心を使っていそうな人を発見したら、ぜひぜひPRして賛同していただこうと思います。
あなたも心を使って仕事をしないよう、一緒に頑張りましょう!