ストローク
提中悠祐
こんにちは、提中です。
最近、ジュースについてくるシールを集めるのにハマっています。
シール2枚で1回応募でき、様々な景品が当たるのです。
柳さんも同じジュースを飲んでいるのですが、優しい柳さんはいつも
僕にシールを全部分けてくれるのです。(最近は丹羽さんもよくくださいます!)
青牽制の柳さんなので、こういうポイント系は大事なはずですが、快く分けてくださり、とてもあたたかい気持ちになります。
最近は丹羽さんも、僕の机にシールを貼っておいてくれています。
景品を当ててお返ししたいので、諦めず応募し続けようと思います!
今回話したいのは、エンジョブの「ストローク」という文化についてです。
ストロークとは、誰かに対して意識的に褒めたり、感謝を伝えたりすることです。
エンジョブではストロークが習慣化されており、些細なことでもすぐに
相手に対して感謝を伝えたり、お互いを褒めあってる場面を見かけます。
そして自分も、毎日誰かからストロークを頂いて、そのおかげで自分に自信が持てたり、やる気をもらっています。
しかし自分が誰かにできているかというと、全然出来ていませんでした。
以前からストロークが苦手で、朝礼でストローク発表に当てられた時も
思うように話せず思考停止してしまうことが多々ありました。
最近はエンジョブの「自己評価」の指標に、「誰かにストロークしたか」という指標が追加されました。
しかし、僕は毎日のように✕をつけ続けていたんです。
毎日、「今日こそは誰かに言おう!」と決心して出社しても、結局ためらってしまったり、恥ずかしさが勝ってしまって言えずに終わるという日々が続きました。
たくさん励まして頂いたり褒めていただけるのに、自分は誰にも感謝を伝えられておらず、ずっと申し訳ない気持ちを持っていました。
そんなとき、石田課長から面談で、あるアドバイスを頂いたんです。
「私たちみたいにストロークが苦手な人は、あらかじめ◯◯さんに言う!と決めてしまったほうがいい」
これを聞いて自分も、たしかにそうだな...と感じました。
ですがそうは言っても、恥ずかしさを打ち破るのは簡単ではありません。
そこで、自分はこの状況を打破するため、ストロークを新年の所信表明にしたんです。
所信表明とは、新年から自分が実行すると決めた目標のことで、エンジョブでは全社員、毎年原稿用紙に書いて社長に提出しています。
難しすぎて続かないのもだめだし、簡単過ぎて当たり前にできてしまっても意味がありません。
なので、少し背伸びしたら毎日続けられるレベルのものが一番いいとされています。
例えば、「朝5分早く出社する」や、「昼の報告を1点多く書く」など、その人の課題に合わせて様々なものがあります。
僕が今回決めた所信表明は、「一日一人、誰かに対してストロークカードを渡す」というものでした。
ストロークカードとは、自分が日頃感じている感謝や、その日その人のおかげで助かったこと、
ありがたかったことを小さなカードに思いを書いて、オリジナルイラストを添えたものです。
自分は人の目を見たり、正面から人を褒める事がとても苦手です。
しかしこの方法だったら自分でもできるだろう!と考えてこの所信表明に決めました。
思いついた時は、正直絶対却下されるだろうと思いました。
会社の所信表明で、そんなの聞いたことなかったからです。
しかし、ダメ元で社長に電話して聞いてみると、意外にも「めっちゃいいじゃん!」と言ってくださったのです。
石田課長も笑いながら承諾してくださり、改めてエンジョブってこういう所がいいなと思いました。
しかし、以前にもサンクスカードはあったけど、廃止になったという話も聞いていたので、
正直あまり喜んでもらえないかなと思っていました。
そして年明けの初出勤日、帰りの挨拶のときに大久保課長代理にわたしました。
大久保課長代理はいつも、いろんな人から矢継ぎ早に質問が飛んでくるのを、嫌な顔せず受け入れて
全て解決されていてすごいと思ったのでその感謝を伝えました。
すると、なんと思いの外喜んでくださり、日付まで書いて大事にしてくださっていたんです。
また、柳さんにはいつも僕のミスをカバーしてくださったり、頭を使う仕事を請け負ってくださってることに感謝を伝えました。
柳さんは、なんと大事な経営計画書の中に保存してくれていました。
石田課長には、自分が元気ないときに気にかけてくれたり、優しく相談に乗ってくださることへの感謝を伝えました。
カードにはクリソツのピカチュウを書いたのですが、笑いながら受け取ってくださり、
息子さんにも見せてくれたりと、とても喜んでくださいました。
なんと財布の中に大切に保管していただいて、宝物とまで言ってくれたのです。
今思えばエンジョブの面接のときにも、自分が学生のころオリジナルカードを作って周りに配っていた事を話していました。
なんなら、その話で興味を持っていただき、選考を進ませてもらったくらいでした。
そう思うと、3年前と今が少しつながったような気がして嬉しくなりました。
エンジョブは、こんな小さな事や、自分が思いついた些細なアイデアでも、本気で喜んでくれたり、受け入れてくれる会社です。
以前まで✕続きだった評価項目も、最近は◯をつけられるように変わってきました。
僕はストロークが苦手で自信がなかったですが、自分なりのやり方でも受け入れてもらえて、
自分にもできるんだ!と思うことができ、自信になりました。
まだタイミングが合わなかったりと、感謝を伝えられてない方もいるので、これからどんどん渡していこうと思います!
そしてこれからは、気持ちを受け取るばかりじゃなく与える側として、
周りにいい影響を与えられるように、頑張っていきます!
https://youtu.be/C88lTPDSqJE
↑久原さんの昼食風景