掃除=仕事
大久保浩美
こんにちは!大久保です!
新しい年になって早2週間経ちました。
みなさんはどんな目標を立ててますか?
心機一転新しい目標を立てて向かっていくのにもぴったりな時期ですね。
私事ですが、今年こそは家の断捨離を行なっていきます!
昨年9月の経営計画発表会の二部で永年勤続賞を頂きました♪▼
さて、本題に入ります。
エンジョブでは朝にみんなで各場所の掃除を15分行なっています。
私大久保は現在、他の人の掃除に張り付くことをさせてもらっています。
今回は掃除の張り付きでわかった気づきについてお話していきます。
1.掃除とは
そもそも掃除って何なの?というと、みなさんおわかりだと思います。
掃除とは、掃いたり拭いたりすることによってゴミやシミなどの汚れを取りのぞくこと。
(Wikipediaより)
「綺麗に拭いたり、掃いたりしたらいいんだよね?」と思うと思います。
しかし掃除は単純なものではなく、
普段の自分が出てくる場所だということが
張り付きをさせてもらっていてわかりました!
どういうことかというと、素の自分が出てくるということです。
わかりやすいようにAさんの事例を出して説明していきます。
2.掃除の仕方からわかること
仕事中の社長のところへ遊びにいくそら君とみる君▼
Aさんの掃除に張り付きをさせて思ったことは
・ものすごく丁寧すぎるくらい丁寧にする
・モノをどかしていない時がある
・行動がゆっくり
・時間に始まって時間に終わっていない
・人がいる時に、移動してもらえないかと声がかけれていない
というものがありました。
別にゆっくりとしていたとしても、
「丁寧ならいいのではないのか?」
と思うかもしれません。
でもよく考えてみてください。
時間は無限にはありません。有限です。
となると、限られた時間の中で終わらせるようにしないと
どんどん終わらない処理が溜まっていくことになります。
結果、上手く行かないサイクルが出来上がります。
つまり、上であげたことは下記のことが言えます。
・ものすごく丁寧なくらい丁寧にする
→丁寧すぎて時間がかかりすぎている
・モノをどかしていない時がある
→見逃しているところがある
・ゆっくり目
→時間がかかりすぎ
・時間に始まって時間に終わっていない
→時間を守れない
・掃除をするところに人がいた時に、声がかけれていない
→困った時にヘルプの声を出すことが苦手
丹羽さんの掃除スピードが改善されています!▼
3.掃除からその人の癖・仕事の仕方が見える
テキパキと動く柳さんと七海課長▼
つまり、掃除を見ると掃除をしている人の
癖=仕事の癖、仕事の仕方
が見えてくるんです。
なぜそう思うかというと、
Aさんで言えば、丁寧という声はみんなからも上がっていますが、
逆にスピードが遅いという声も仕事上で上がっていて、掃除と全く同じことだったからです!
つまり、掃除を見るとその人の仕事の姿勢が見えることがわかりました。
人によって掃除の仕方は面白いくらい違っています。
見ているだけでも自分自身とても勉強になりました。
久原さんの箒の掃き方も改善されました!▼
4.掃除の問題点を意識する
2024年入社の丹羽さんとベテラン柳さんとの食事の様子▼
逆に言えば、意識をしたら変えていける事でもあります。
改善をしていけば、掃除の効率も変わり、仕事にも繋がっていくということです。
例えば、
「掃除をするところに人がいた時に、声がかけれていない」
というのがあったのであれば、掃除で拭きたいところに人がいた時に
「拭きたいので移動してもらえますか?」と伝えるように改善したとします。
↓
掃除の時から声かけたりしていくことで、普段から声かけることに抵抗もなくなってきます。
↓
結果、普段の仕事の時も依頼とかもすぐに声かけれるようになっていく
ことに繋がっていきます!
5.大久保が指導受けたこと
掃除をしていると思い出すことがあります。
大久保が入社して間もない頃の話です。
当初も同じように掃除をしていました。
私は窓際にパソコンの電源コードが置いてあったのをどかさずに
避けて拭いたところ、先輩社員に指導を受けたんです。
「コードがあったことには気づいていたのか?」
↓
「気づいていました」
↓
「なんでどかさなかったのか?」
↓
「触ったら駄目かと思っていました」
↓
「掃除は気づきを上げていく訓練の場になるから、
気付いたことは何でもあげていくこと。
それを繰り返していくことが大事だ」
と教わりました。
仕事中みる君に癒やしてもらう大久保▼
正直、当初は「別にそのくらいいいじゃん」と思ったこともありました。
でも本来あるべきでないところに、違うものが置いてあるのはおかしいことです。
異変に気づけるように、報告をあげていけるようになるためにも
気づいたことを何でも上げていくことが大事です。
掃除一つでもたくさん改善していけることが見つけられるのだと気づきました。
あれから何年も経ってから、
あの時先輩から教わったことは
掃除だけではなく、仕事にも繋がってる
ということを伝えたかったのではないか
と思うようになりました。
そう思えるのも
時を経て自分が他の人の掃除を張り付く機会を与えられたからこそ
より一層感じるのだと思います。
6.たかが掃除ではなく、訓練の場
ドラえもんファミリー▼
たかが掃除と思うと、無意識に手を動かすだけになるかもしれません。
そういう時もあっていいかもしれませんが、
「考えること」をするだけで訓練の場になります。
例えば、
「今日は時間内に終わらせるぞ!」と思うと
「どうしたら終わらせれるか?」ということをまず考えます。
頭の中で順序立てをして二度手間を省けるところを省こうとします。
「考えた」ことで時短に繋がった経験も実際にあります。
意識をするか、しないかで掃除の仕方・効率が変わります。
掃除が変われば、仕事も変えていくことが出来ます。
逆に、掃除に張り付いたことで、
こういう掃除の仕方が効率がいいなと知って
自分も真似していきたいと思ったこともありました。
「掃除から学べることってたくさんあるな~」と感じました。
現在、張り付きをして2名合格者が出ています。
合格がゴールではなく、掃除のレベルというのも
自分の中でどんどん上げていくことが出来ます!
そう思うと楽しくなっていきませんか?
私は人の掃除を見ていて、自分も掃除をしたくて
ウズウズしています(笑)
みなさんも、家の掃除やどこかの掃除をすることがあった時に
私が書いたことを思い出してみて何か一つでも意識してやってみてください。
やってみることで変わることが絶対にあります!
日高さんの掃除スピードもアップ!▼