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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

常にアンテナを張ることが大切 Part.4 エンジョブのDX化は最先端

石田由香

寒い冬が続き、そろそろ春の兆しが見え始める頃です。

最近の我が家のブームは、息子がドハマりしているポケモンのゲームの一つである
ポケモンGoです。

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▲どこに行っても、リアル地図の現在地ににポケモンが出現します。

散歩しながらポケモンを捕まえたり、色んな人と協力して挑んだり、ミッションをこなしたりと
家にこもりがちな息子を外に出して歩くために
初代ポケモンしか知識がない状態で、息子に教わりながら、なんとかレベルを上げている最近の状況です。

目標は、5月に催されるポケモンGoのフェスに参加すること。

反抗期の息子とコミュニケーションを取れるきっかけにしながら
敦賀のあちこちを散歩し、
こんなところにこんな施設や建物があったんだ
という気づきを日々もらいながら
カロリーを消費してします。

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▲左が提中画伯が描いたラッコの絵だけど、ポケモンのミジュマルにしか見えない

エンジョブの基幹システムはSalesforce

さて、今回は「常にアンテナを張ることが大切 Part.3」に引き続き
勝ち組の話を書かせてもらいます。


なぜ勝ち組と言えるのか。

そこからお話をさせて頂きます。

エンジョブの業務を回す中心となるシステムは
Salesforceというクラウド型のアメリカのシステムを使っています。

日本にも法人化された会社も設立されていて、日本語版も出ている
CRM(顧客管理システム)としては有名どころの製品です。

いい製品なのですが、
ライセンス料が高いため、
いいものだと分かっていても導入に足踏みをしている企業もたくさんいると思います。

エンジョブでは、研修費を年間に何百万円と投入します。
その中の一つの研修先の会社が2億円という費用を投じて、
社内から出たいろんな要望を積み込んだシステムを構築したそうです。

しかし、いろんな要望を積み込んだおかげで
そのシステムが動かない状態になっているそうです。

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▲画伯から酒井さんに渡されたサンクスカード。ガンダムファンが見たらバカにされていると怒られないか心配です。なんで頭に葉っぱ・・・。

ENJOB流のSalesforceの活用の極意

実はうちのSalesforceも色々積み込んでおります。

まず、電話の受発信は、ネットショッピングで有名なAmazonと同じ
AWSが出しているAmazonコネクトを導入して
Salesforceから行われます。

電話がかかってきたら
自動的に電話番号と関連する顧客の画面が
自動的にPCに表示されて状態で
通話を開始できます。

通話記録や録音もSalesforceに蓄積されます。


蓄積された顧客データを使用して
MAというツールで自動的に顧客に営業活動を行っています。

条件に合致する顧客を抽出して、的確なタイミングでメールを自動的に送ってくれる
という仕組みです。

会計はfreeeという会計ソフトの有名どころを導入し、
Salesforceと連動させて経理業務を行っています。

LINEやSMSの送受信については
LINERというツールを入れてSalesforceの顧客画面の中で使用できます。

このように、
Salesforceを軸に、連動するツールを使用して
業績や能率が上がるための業務改善を実施しています。

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▲作品の出来栄えに大満足の画伯

なぜSalesforceなのか

似たような製品はZendeskやZOHOと言ったものもありました。
Salesforceよりはるかにライセンス費用は安かったです。

でも、値段よりSalesforceを取ったのは、
バックアップ体制がしっかりしている
という点でした。

Salesforceは売ったら終わり。
ではなく、売った後もちゃんと実用していけるように
専任の担当がついて、相談に乗ってくれます。

また、困り事があれば解決してくれる会社を紹介してくれます。

そして、全てがクラウド上で実施されるツールであるから
海外に旅行に行っても、
家の都合で出社できない時も
自分がいる場所からノーパソさえあれば
社内でいるのと同等の業務を行えます。

初期投資は、社長から1億円の裁量をもらっていたので
その範囲内で実施できました。

研修先の企業さんは2億円も投入して、動かない状態です。
EXCELやルッカースタジオなどのコスパの安いものを基盤にしている企業さんです。

突然の社長からのオーダー

その研修先へ会社見学をしてきた、課長と社長から
その会社は顧客との通話の内容を
一旦文字起こしをさせて、それをコピーして、生成AIで要約させて、その結果をコピーして、システムの顧客とのやり取りとして記録している。

それをうちの会社で導入して欲しい。

というオーダーを帰社後翌日に私に出してきました。

その仕組は、AWSのAmazonコネクトを導入しているおかげで
ゼロから調べて導入する必要はなかったです。

AWSのおかげで、文字起こしの機能は設定画面でボタンをポチッと押すだけで
実装できるようになっています。

そして、このAWSには生成AIのツールが入っているので
構築してもらえば
わざわざコピペをせずとも
システムが自動的に要約させて自動的にSalesforceの顧客の画面に、その結果を貼り付けた状態で記録してくれます。

つまり、今まで手入力していた顧客とのやり取りの記録という作業を、まるっと削減できることになります。

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▲和やかに打ち合わせをする久原さんと丹羽さんは今年の新入社員です。その二人の上司の優しい多田課長。

今年の私の使命

今年社長から大掛かりなシステム改修の指示をもらっています。

この通話の自動要約の記録だけでなく
手作業のお多い経理業務をとことん改修するように指示が出ました。

導入しているfreeeでは、うちの経理が要求する会計処理を実現するには手作業がたくさん発生している。
という課題があります。

それを解決するために、別の会計ソフトを導入し
手作業を一切なくさせる。

というものです。

現在、Salesforceの設定対応をしてくれている業者さんを中心に
会計ソフトを選定する
という段階に入っています。

エンジョブの経理の要は増田さんです。
増田さんが急にお休みすることになったら、スペアが効かない状態です。
なぜそんなことになっているかというと、
そのくらい経理の仕事が複雑であり、専門的知識とスキルが必要だということです。

その状態を打破して、誰がやってもボタン一個ポチで処理ができるレベルを目標に
会計システムを改善していきます。

私の成功へのセオリーは人脈

この様々なシステムのDX化を次々とグレードアップできるのは、
Salesforceを始め、関連するツールを導入設定をしてくれている
様々な企業の担当の方と日々やり取りをしている中で
情報を得ているから
課題が出た時にその蓄積された情報を元に、
ツールの選定ができます。

また関係性を築くことを意識しているから
困った時に相談できるという素地ができています。

先方からアンケートを書いて欲しい
導入事例として企業紹介をしたいから取材を受けて欲しい
などの要請が来たら
快く協力するなど
相手との関係構築も仕事の一つだと思って
人見知りが激しい自分が、苦手意識を持ちながらも努力しています。

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▲同じく今年の新入社員の日高さんと一緒に小顔ポーズをする大久保課長代理

アンテナを張るだけでなく
時には自ら情報を取りに行く。

そんなことを意識しながらこれからも
エンジョブのDX化を勝ち組にするために、日々進化させていきます。