チャンスを活かすも殺すも自分次第
石田由香
さて、待ちに待ったゴールデンウィークがやってきています。
みなさん、楽しんでいますか?
4/28(月)から、一泊二日で懇親会旅行に行ってきました!
▲新入社員の飯間さんが幹事を務めてくれました。
うちの息子も含めてのエンジョブ全員参加での実施です。
今年入社して頂いた飯間さんが幹事を担当してくれ、みんなで楽しく過ごさせて頂きました。
盛り上がるレクリエーションも企画してくれ、大爆笑で久しぶりに、お腹の底から笑った旅行でした。
旅の土産話は尽きないですが、そちらの内容については別の誰かにお譲りして、
今回はその翌日の4/30(水)に、企業訪問に行ってきたお話を書かせて頂こうと思います。
▲鈴木社長に直接質問をぶつけてきました!お時間を割いていただき感謝です!
今月、幹部メンバーが代表して、
4/14、4/30の2日間に渡って、金沢に業績を上げ続けている会社さんを見に行ってきました。
今回のテーマである「チャンス」を感じる体験ができました。
実は分かりやすくチャンスが来ていることに気づける時って、そう多くはないものです。
4/14には経営計画発表の見学のお誘いを頂き、毎年9月に実施している我が社の参考にしようと、課長三人で行くことになっていましたが、なんと今年で入社二年目の久原さんが大抜擢をされて一緒に行くことになりました。
▲研修後に学んだことをまとめる参加メンバーです。毎回こんな形でやっています。
参加したすぐ後に、参加者それぞれから意見を出して、参考になった点をどう自社に導入していくのかを話し合うというのがエンジョブ流です。
久原さんも参加してくれていましたが、その結果は・・・。
課長と比較して、出してくるものは個人的なものが多く、課長とレベルが違うと指摘をされていました。
それでも4/30の企業訪問にも課長に混ざって参加を認められて一緒に行くことになりました。
大久保課長からは40点、社長からは50点という評価をつけられていました。
◆チャンスを活かすも殺すもあなた次第
4/14の参加で指摘され、改善を意識したからこそ自分で点数評価を気にして、自ら上司に聞いてきたのだと思います。
そういうところって久原さんのいいところです。
次回の参加を認められたい。
そんな気持ちがあるからこその質問なんだと感じました。
だからこそ、課長に混ざっての参加を認められるのだと思います。
▲みんなを爆笑の渦に巻き込んでくれた増田画伯!
しかし参加していて不在の間に、過去に久原さんが行った業務から発生した問題が4件も出る。という事態が発生。
課長が参加する企業訪問に、入社二年目の立場で参加していて、不在中に留守を守る仲間にフォローをしてもらう。というのは、由々しき問題です。
当然、上司である私からコッテリ指導をしました。
そんなこと本当は久原さんに言いたくなかったけど、課長の仕事ですから心を鬼にしてお伝えしました。
来月以降も京都、新潟で研修や企業訪問が組み込まれていますが、久原さんも参加していいと社長から言われています。
しかし、次回の参加時に問題が発生して誰かにフォローしてもらうようなことがあれば、さすがに参加資格はないと言われるのは当然です。
業務を抜けて、周りにフォローしてもらって参加する。
参加することで、周りに参加価値を感じさせていかないと、参加してもらうのは留守を守るみんなから認められません。
チャンスを活かすも殺すも、全て自分にかかっています。
それを理解しない人は、今後チャンスは巡ってきません。
久原さんならきっと克服して改善してくれる!
私はそう信じています。
◆それは自分にも言えること
人ごと~♪
と思っていたら大違い。
本日の訪問先の会社で、私も言われてしまいました。
▲懇親会で若狭町の公園を散策してきました。気持ちよかったです。
「社長が決断できないのは、あなたが決断できるだけの情報を社長に出していないから」
「社長に意見したり、目的を聞いているようでは、あなた、いつか幹部を降ろされるよ」
成功している企業で、先輩社員を押しのけて幹部になるだけあって、言うことも重みがあるし、ズバッと核心をついたことを正面から言ってくれました。
そう。
私も、エンジョブでは課長をさせてもらっているけど、レベルの低いことを言ったりやったりしていては、後から続く誰かとポジションを入れ替えられてしまいます。
「必要性とかそんなこと考えながら仕事するんだったら、そんなあなたは部下になればいい」
そう言われてしまいました。
課長に就いている。
というチャンスをもらっているのだから、そのチャンスを活かすも殺すも私自身にかかっています。
そのことを分かっていそうでいて、分かっていない自分に気づかせてくれた、そんな研修でした。
◆チャンスは身近にある
自分は研修とか行ってないし。
幹部じゃないし。
そんなことを考えている人っていますか?
チャンスってそこらへんにいくらでも転がっています。
今年入社してくれた飯間さんの話をさせてもらいます。
▲新入社員に飯間さんと、直属の上司の多田課長。旅館からの景色が抜群でした!
4/28に行った懇親会旅行で幹事を務めてくれました。
ものすごい大役です。
社会経験もなく、10名を超える大所帯の旅行の段取りなんてやったことないだろうし、旅行中に改めるべきことを周りから言われておりました。
特に報連相スピードについて、改善の必要があると言われていました。
しかし、旅行終わって次の日。
飯間さんに事件が起こりました。
まだ免許がない飯間さんは、毎朝丹羽さんがお迎えに行っていますが、なんとその丹羽さんのお迎えが、約束の時間に来ないのです。
そこで飯間さんは、「もうちょっと待ったら来てくれるかも」と思って丹羽さんを待たずに、すぐに会社に連絡をくれました。
懇親会で指摘を受けて、素直にその言葉を受け取って、すぐに吸収して行動に移せる飯間さんてすごいです。
去年、今年と連続して新入社員さんの上司を務める多田課長が、自然と口にしていました。
「去年の新入社員だった丹羽さんは、なかなか報連相のスピードを掴めなかったけど、飯間さんはもう翌日に掴んだ。早い。」と。
◆どんな些細なことでも積み重ねることが大切
素直さでも、仕事のスピードでも、正確性でも、提案力でもなんでも、他の人よりできることを増やしていき、小さい実績を積み重ねていくことが、やがてチャンスとなって自分に訪れます。
袋詰めのような簡単な作業でも、お掃除や、挨拶でもなんでもいいのですが、どんなことでも作業的にやるのと、自分の頭で考えて他の人がやるより差をつけて工夫したり、エネルギー高くやるだけで、誰かが気づいてくれます。
一つ一つは小さいことかもしれないですが、その積み重ねがあなたの実力となっていきます。
その結果として、久原さんのように幹部に混ざって研修に参加できるという、「チャンス」がやってきます。
▲旅行中なみんなでビジョンシートを手分けして作ってきました!
チャンスを作っていけるのかどうか
チャンスに気づけるのかどうか
チャンスを活かして次につなげていけるのか
そのは全て自分次第です。
チャンスを自分の成功につなげていく。
そんな人になっていきたいです。