成長するコツ
こんちには。最近、運動不足で腹筋が出来なくなってきました。野々宮です。
異例の6月入社だったので、やっと最近入社して1年経過しました。
4月5月頃には、先輩からもまだ1年経っていなかったのかとよく言われましたが、
それだけ打ち解けられて受け入れてもらえて、今日まで仕事出来てきたのはありがたいことです。
4月からは新入社員も入ってきて自分が指導することも増えてきたし、
任される仕事もだんだんと高度になってきたし、
いよいよ名実ともに初心者マークが外れる時期になってきました。
そんな私が最近思った、「成長するコツ」について今回はお話します。
ずばり成長するコツは、我が社の経営理念「自分が源」とあるように、
困難に直面した時に、自分の問題だと考えて前向きに解決へ持っていけるかどうかだと思います。
つまり、自責の念と、物事を肯定的に捉える力の2つが合わさることが大事だと思っています。
先日は会社のメンバーでマラソンの大会に参加しまして、その時のことを例にお話します。
今回の大会のコースには、やたらきつい上り坂があると過去に出場した先輩方から聞いていて、
一体どんなものなのかと当日まで不安に思っていました。
しかし、実際走ってみると、まぁこんなものかという感じでした。
別に先輩方が大げさに語っていたわけではなく、
実際苦しかったし、他の参加者もペースが落ちて中には歩いている人もいました。
しかし斎藤先輩は、「皆が苦しんでいるところだからこそ、逆にチャンスだ!」と前向きに捉えて、
むしろ、ぐんぐん進んでいけると言っていたことも思い出しました。
自分も、「もっと苦しい坂に今まで何度も登ったし、それに比べたら!」と自分を奮い立たせて、
走りを緩めずにぐんぐんと登っていけました。
ここで「きつい上り坂があって、周りの人も苦しんでいる」という状況を、他責×否定的に捉えるとどうでしょうか?
「他の人も苦しんでいるのだから、自分も苦しいのは当然だ。楽しても不自然なことではない」とか、
「こんなに苦しいのはこの坂道の勾配がきついのが悪い!だから仕方ないんだ」という思考に行き着くのでは無いかと思います。
こうして、問題や課題を外部に求めると、その時は納得する理由が出来て心は落ち着きます
しかし、それは一時的なものであって、次にまた同じ問題が来た時にまた同じく苦しんで自分を納得させることの繰り返しになって、
自分は何も成長しません。
仕事をしていると苦しいこともあるし、つい弱気になることもあります。
こんなに頑張って意味があるのだろうか?
もっと楽に生きている人もいるし、自分は頑張りすぎなのでは無いか?
そう疑問に思うこともあります。
人には向き不向きもあるし、何をどれだけ頑張れるかというのは個人差があります。
すべての困難や苦難に正直に真正面から対峙しても、限界が来てしまうこともあります。
かといって、自分に負荷をかけることを避けてばかりでは、成長するチャンスも少なくなってしまいます。
人はどこまで頑張るべきなのか?
その答えは人それぞれだと思いますが、
自分の今の答えは「後悔しないまで頑張る」です。
今まで自分は、「あの時こうしておけばよかった」と思うような後悔を何度もしてきました。
そしてその多くは、その当時「やらないときっと後悔するだろうな」と薄々気づいていたものばかりです。
自分は自分に甘いので、ついつい色んなことで後回し癖が発動してしまいます。
だけど、その甘やかしが本当に自分のためなのか、
それともただやりたくないことからの逃避なのか。
壁にぶつかった時は「後悔しないか?」と自分に問い続けるように、これからも頑張っていきます!
P.S.
先日、はるばる東北まで出向いてチョウを見てきました。
紙吹雪のように舞っているオレンジの影、すべてチョウです。
ここまで大量発生することは稀なことで、おそらくもう生きているうちに二度と見ることがないでしょう。
単体で見れば綺麗なものですが、こうもたくさんいるとちょっと怖いですね。