きっかけとなった家族旅行
柳学
こんにちは、柳です。
今回は、先日行ってきた家族旅行について書いていこうと思います。
会社から家族旅行に対する補助金を頂けるとのことだったので、
この機会に山代温泉に家族旅行へいってきました。
社会人になってもう10数年になりますが、
今まで両親や兄弟と日帰りであろうとも
家族旅行なんて一度も行った事なかったと思います。
1ヶ月以上前には、この日に旅行に行くと家族には伝えていたのですが、
旅行の1週間くらい前になっても、
家族は本当にこの日に旅行行くなんて思っていなかったそうです。
それくらい自分が参加しての家族旅行というものは
今まで全く縁のないものでした。
ですので、今回の旅行がいいきっかけとなってくれればいいな。
そう思っています。
朝9時に家を出て、途中に新しく出来た小松のイオンで昼食と買い物を済ませ、
16時前くらいにはホテルにチェックインしました。
移動時間だけでもそれなりの時間がありましたが、
普段家族とゆっくりと話をする時間すらとっていない自分だったので、
色々と話のネタは尽きず、ずっと3人で話をしながら向かいました。
そんな何気ない時間でさえ自分にとっては新鮮で、
そしてかけがえのないようなものに感じました。
宿泊先は杜のすみかという名前の通り、
自然に囲まれたとても落ち着けるような旅館で、
母親も妹も大喜びでした。
客室も家族3人がゆっくりしても十分に余裕のある部屋で、
チェックイン後ものんびりとした時間を過ごしていました。
こんなたわいもない家族のとの時間を、
今まで自分は全然とってこなかったなと思うと、
なんだか今までの時間が凄く勿体無かったような気持ちになりました。
その後、せっかく温泉来たのでお風呂を楽しもうと思い、
家族3人、大浴場に向かいました。
こんな機会はもう滅多にないだろうと思い、
今回の旅行は出来る限り3人一緒に行動しようと思っていました。
当たり前ですがお風呂は男女別々でしたが、
早い時間で男女ともに貸し切り状態だったので、
「そっちは誰かいるー?」
「いや誰もいない、貸し切りだ!」
みたいな他愛も無い会話をしたりしながら、温泉を楽しんだりしていました。
こんなごく普通なやり取りでさえ、
このときはなんだかとても幸せだと感じました。
母親や妹も、すごくいいところだし良かった。
別のとこでもいいからまた3人で旅行行きたいねと何度も言ってくれてました。
今まではそんなこと考えてもいませんでしたが、
家族3人とだけの時間というものをもっと作っていきたいと凄く思いました。
チェックアウト後も、家族でニトリで買い物したり、
新居の家具とかを選びにいったり、本当に充実した1泊2日の旅行となりました。
自分の母親はもう20年以上も前から障害を持っており、
必ず週に3回は病院に通い、半日くらいは病院から出られません。
そんな重い障害を持ちながら、ずっと自分と妹を育ててくれました。
特に父親が他界してからは1人で支えてくれていました。
そんな母親にほんの少しですが、親孝行できたのは嬉しかったです。
今でも色々な心配をかけさせてしまっています。
母親はよく自分に対し、
「自分がいるうちにもっとしっかりするようになってくれ」と言います。
母親ももういい年になり、障害も持っているため、
そんな何十年も生きられるわけではないと自分でも言っています。
母親が安心できるような人間になり、
生きているうちに親孝行したいと思うことが出来た旅行でした。
今回の旅行は家族3人にとって
忘れられない、ずっと思い出に残るような旅行になりました。
今回の旅行の機会をいただけたこと、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
自分自身、今年は色々な変化がある1年です。
マイホームも立ち、車も新車を購入することになりました。
1年が終わり来年の自分が振り返ったとき、
今年が本当にいい1年だったと思えるよう、これからも頑張ります。