毎日、猛暑が続いて辛いですね。

ニャンコも、ここ最近ダラけ気味ですが、足元に来てダラけてくれると、その姿を見るだけで癒されています。

ゆるんだ姿が堪らないです。

さて、今年も社内旅行が開催されました。子供がいると、行事だとか習い事だとかが入り、なかなか予定が合わず参加できないことが多いのですが、今回はなんとか参加させてもらうことができました。ありがたいことに、息子も一緒に参加できるように計らっていただけました。もちろん参加費用はゼロで、息子の分の旅費も会社から出して頂けています。ありがたいです。

行先は、伊勢志摩。会社でバスを手配してくれ、みんなでワイワイしながらの移動です。前回の旅行は海外でしたが、当時の息子は3歳でした。やっとトイレを覚えようか。と言う時期で、荷物になるけどオムツを持って行こうかどうしようかと思案したことを覚えています。あれから4年。私の中では、まだまだ赤ちゃんで甘ったれだ。と思っていたのですが、会社の旅行を通して彼の成長を見る機会をたくさん頂けました。

ホテルに着くと、まずは部屋決め。そのあみだくじを早速ママからちょっとだけ離れたところで、お姉ちゃんに教えてもらいながらやってます。気になって気になって、近くに行って見たい気持ちをグッと堪えて様子見です。やはりお姉ちゃん達は面倒見が良く、すぐに馴染んでワイワイと線をたどっていました。

その後、5チームほどに分かれてのパターゴルフ大会が催されました。チーム分けは、親子で1セット。と、思いきや幹事の方から発表された内容は、息子と私とは全く別々のチーム。息子のチームは大人は若手男子2人だけ。正直、大丈夫か!?そんな若いオニイちゃんに、小学校低学年の面倒が見られるのか!?うちの子、結構手がかかるんだよ!!と悲痛な叫びを上げたい気持ちをグッと堪えました。

ゲームが始まると、自分もパターゴルフは初めてでやり方を聞かないといけないんだけど、息子はちゃんとやれてるのか?迷惑をかけてないか?ぐずってないか?ハラハラしてしまい気が気じゃないです。

しかし、始まってしばらくしてチラッと見ると、今年入社した一番若いお兄ちゃんが丁寧に面倒を見てくれていました。

彼は、三人兄弟で弟がいるとか。さすが、年下の男の子の面倒を見るのが上手です。ちゃんと教えてくれ、小さい子が危ない位置にいないか、都度都度　確認をしてくれ、クラブの打ち方などを教えてくれています。入社早々、能力の高さを示してくれているけど、「さすが！やっぱり」の一言に尽きます。

ゲームが終わり、宿舎に戻るころには移動中はママにべったりだった息子も、お兄ちゃんに夢中で、ママをほっぽってお兄ちゃんにベッタリです。アッサリしたものです。寂しくもあり、お兄ちゃんと仲良くなったことが嬉しくもあり...。複雑な心境でした。

食事も親子別の席にするとの社長指示。マジか!?学校で給食が出ているとは言え、ちゃんとできるの!?とまともや心配の芽がムクムクと...。ゴルフで大好きになったお兄ちゃんを隣に指名し、子育て中のパパ社員や面倒見が極めて良いお姉ちゃんで回りを固めてくれて一安心...。途中で社長も様子を見に行ってくれたりと、みんなが本当に面倒見が良くて、なんとか夕食の時間を終えられました。

就寝前には、レクリエーションがあり、息子用にデコ相撲大会が用意されていました。事前に予告をされていて、家で練習もしました。息子には内緒だけど、大人が負けてあげると言う出来レースになっていて、息子用に商品も用意して頂けていました。女子の中からママ以外で一人指名し、余裕で勝ちました。しかし、男子はゴルフのお兄ちゃんを指名。試合が始まってみれば、なかなか勝てない。負けそうになり撃沈...。

泣いて、隅っこに隠れてしまいました。そこで、テレビ番組の「はじめてのおつかい」の、挫折して一旦おうちに帰っった子と、励まして説得するママとのあんなやり取りの開始です。うちの子、頑固なんでダメってなったら絶対にダメです。説得できるかどうかは、五分五分でした。泣いてるのが収まるのを一旦待ち、それからの説得。予想通り、「どうせ負けるもん」が始まり、そこから励まし、説得し、時間はかかったけど、やっとやる気になってくれました。次は出来レースなので、当然勝ちました。

出来レースなんだけど、一回ヘタれたけど勇気を出してもう一回勝負をしに行ったその姿にジーンとしてしまって...。そんな機会って、習い事でスポーツはやっているものの、なかなか出会えないです。そんなステージを用意してくれた社長、協力してくれたみんな、息子の為にめっちゃ豪華な賞品(タブレットで動かすレゴ)まで用意してくれ、またそこでジーンと来た旅行でした。

今回の旅行を通して、息子も色んな初めての体験ができました。そして、私もチビッコ扱いしてきた息子が想像以上に自分から離れられている準備ができているんだ。と言う学びになりました。

経費削減を挙げられている中で、社員旅行を縮小している企業が多い中、全て経費を会社持ちで社員は参加するだけでいい状態で準備をしてくれた社長には感謝感謝です。金額を考えたらなかなか実行に踏み切れない会社もたくさんあると思います。

そして、自分ではなかなか連れて行けない遠出で、しかも個人ではあまり参加することのないバス旅行。

しかも、初めて見る巨大なセイウチ

参加しなければ得られない経験をたくさんさせて頂きました。

参加後にLINEで社長にお礼は送ったものの、それだけでは全然足りないくらいの心遣いを頂きました。やはりそれも利益あってのことです。来年もみんなでこうやってイベントをやっていくには、日ごろの仕事を通して利益を上げることが重要です。

利益を上げるために、会社も試行錯誤してくれています。今まで向かっていた方向からその矢印にパッと方向を変えるのは簡単ではないけど、社員の一人として切り替えをして利益を意識した働き方をしていきたいです。仕事も家庭も両方うまくいかせないと、親子の幸せってないと思います。来年も、「今年も旅行に行けたね」と言えるように、会社のみんなと協力していきたいです。