提案することの意味
大久保浩美
こんにちは!
最近、母が長年勤めた勤務が終わりを迎えました。
そして、 祖母も今年95を元気に迎えることが出来て嬉しい大久保です。
これからも元気な笑顔の祖母に会えることが幸せです。
一つの会社に何十年と勤めてきた母親も父親もすごいと思います。
今まで家事と仕事を両立してきた母なので、 これから自分が何をしたいのか考え、 自分のしたいことを見つけてやっていってほしいと思っています。
長年お勤めお疲れ様でした!
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さて、今回のテーマ「提案することの意味」 についてあげたのは理由があります。
普段会社で日報というのを書いていますが、その中で「 提案したこと」について書く項目があります。
その部分を見るたびに、ああ、今日自分は何も提案してない、 と思うことがあります。
そのときにふと思うのがこの提案するかどうかというのは考えてい るかどうかに繋がっているのではないか?ということです。
提案するには、
まず、周りの様子をよく見ていないと気づくこともないです。
風景として捉えていたら違和感にも気づかないでしょう。
みなさんはいかがですか?
"気づき"について、 昔山田さんに言われたことを今でも覚えています。
掃除をしていたときのことです。
掃除をしていたところ、呼び止められて「 何のために掃除をしていると思う?」と言われました。
私は整理整頓や汚れを取るためと思っていました。
でも周りを見ることも掃除には含まれているということを知りまし た。
私が掃除していたところに、ドライバーがあったのです。
普通は置いてないところに、です。
それを私は見ているにも関わらずひょいと持ち上げて下を拭いてま た戻していました。
そこにあることはおかしいとも思わずにです。
新入社員だった当時、先輩から、「今掃除をしていて、気になったこと・気づいたことはなかったか?」と聞かれました。
「なんでここにドライバーがあるのか?と思った」と答えました。
私が何を言いたいことがわかりますでしょうか?
おかしいと思っていても風景化していると、おかしいとも思わず言わず、 そのままになってしまっているということです。
それは掃除だけにかかわらず仕事にも繋がってきます。
例えば仕事でも違和感を覚えることがあったとしても、 風景化していて気付かず
流れてしまうことがあるかもしれません。
実はそこに気づいていたら、 事故を未然に防げることに繋がったり、
逆に、 お客様にとってもっといい提案が出来たことに繋がったかもしれな い。
だからこそ、周りをよく見て"気づく" ことが大事だということです。
次に、周りをよく見て気づいただけではだめです。
それを発信してどうしていくのか?と提案することも大切です。
思っていても、 思っているだけでは心で抱えているだけなのでみんなには伝わらな いし、
伝わらないということは改善にも繋がることはないです。
皆さんの中にも、ん?っと思っているのに、 言わずにいることってないですか?
私は思っていても言わないということをすることがあります。
でも言ってみると、じゃあこうしてみたら? という新しい案が出たり、
それいいじゃん!とやることになったりすることもあるはずです。
実際、私も会社に勤めさせてもらっていて
社長や先輩、 みんなが取り込んでくださったこともたくさんあります。
例えば、大きいのは今年の研修旅行でのことです。
私が月報で社長に、 社長の考えていることをみんなにも伝えてほしいです、 と失礼なことを書いていたのですが、 それについて話しますとコメントをくださり、 実際にしてくださりました。
文章の中の一文に過ぎないことだったのですが一社員の一文をして くださるとは思うでしょうか?
それをしてくださったときとてもうれしく思いました。
言ってみるものだと改めて感じました。
このエンジョブという会社が取り入れる仕組みをしてくださってい るというは大きいですが社長自身がそうしていく方針ということと 、提案しやすい風土なのだと思います。
こうして改善というのに繋がっていくのだと感じた大きな出来事で す。
だからこそ、日報にある「提案」というのも、 自分がいかに周りを見ているかどうか、
それが関わってくるのではないかと思いました。
提案というと、何かないかと考えてしまいます。
私も考えると時が止まってしまいうーん、となってしまうのですが
周りの中でまず気になることを見つける。 そこからもっとこうしたらうまくいくんじゃないのか、 というのが出てくるものだと思います。
考えることは時間の無駄だということも言われることもありますが、
気になったことが出る→どうしたらもっとよくなるかを考える→改善案がでる→実際に改善する→効率が上がる
に繋がる大切なことだと思います。
みなさんも、日常の中でもっとこうするといいんじゃないか?
これはどうなんだろう?
疑問に思うことがあるはずです。
思ったときがチャンスです!
実際に案を出して実行していきましょう。
そこから新しい道が開けます。