影響を与えてくれる人
石田由香
あけましておめでとうございます。
年明け一発目のブログと言うことで、張り切って書きます!
今回のテーマは、自分に影響を与えてくれた人。
というテーマで書かせてもらいます。
うちの会社は、社長自身か厳選に厳選を重ねた結果採用されだけはあり、どの方もキラリと光るものを持っています。
酒井君の常に一定なところ、布目さんの徳の積まれた人格、大久保さんの他人を労わる心など、それぞれのスタッフが会社のみんなから認められるものを持っています。
また、社長は至らないことなどの言いにくいことでも、きちんと正面から指摘をしてくれ、人生において、多大なる影響を与えてくれました。
一緒に働くほどたくさんの影響を頂いているのですが、その中でも一人、私の考え方と仕事の仕方をガラッと変えてくれた人物がいます。
それが高村さん!
先日の釣りのブログで登場してくれた人です。
彼との出会いは三年ほど前なのですが、その前にまずは自分の話をさせて頂きます。
どちらかと言うと、他人に仕事のスケジュールの管理をされることが嫌いで、タスクを入れられるとサクサクと進める性格です。
社内でも、「仕事を溜めがち」な部類には入らず、社長からも社内の誰かのタスクの状況をチェックする立場に指名されることもしばしば。
後輩に、タスクの処理の仕方やコツをレクチャーしたこともあります。
だから、自分はタスクの処理に関しては何の問題も抱えていなかったし、課題すら感じていませんでした。
そこで、高村さんとの三年前の出会いです。
彼は当時一児のパパで、東京の中心部に会社を構える田舎者の私から言うと「イマドキ」の「オシャレ」なオフィスで働く「一流企業」とお付き合いのあるお仕事をしていた方でした。
顧客を何十件と抱えて、Web業界に関する広く深い知識を持ち、最先端の情報もたくさん保有するスペシャリスト。
そんな方でした。
そんな高村さんは入ってくるなり、周りを「スゴイ」と思わせたのがそのスピード処理の速さ。
早いなんてものではありませんでした。
自分でタスクの処理の速さは社内でも早い部類にいる。と自負していた自分ですが、そんな社内で一番か二番だった自分でも常に5~10個前後は残として持っていました。
特に「急ぎ」ではないから後でもいいとか、やる必要性を感じないもの、社長との打ち合わせが必要なものなど、何かしら理由があるものがどうしてもそのくらいは残ってしまいます。
「仕方がないこと」だと自分を含め、社内の誰もが思ってました。
なのに、高村さんは常にゼロの状態をキープします。
タスクが増えないのではなく、いくら社長が次から次へと追加していっても、社長が追い付かないスピードで処理をしていくのです。
まず、そこで自分の常識をぶっ壊されました。
上には上がいるということを知らされたし、一流の仕事と考え方を見ました。
経営理念が会社に張ってありますが、そこに「一流の人間になる」と書いてありますが、それがこのことかと示された気がします。
で、高村さんを見習い彼のレベルで仕事をしようとしてみました。
社長がタスクを切るとすぐに処理をする。
その方針でやってみますが、どうしても高村さんレベルにならない。
タスクの処理スビートも確実に上がったし、以前よりは残数は減ったものの、高村さんは常に残ゼロ状態。
しかし自分は3~5個ほど何かしら残ってくる。
どうしても残ってくる物が自分にはどうしてもある。
その答えはずっと得ることはありませんでしたが、この1年の間にやっと気づくことができました。
それに気づいてからは、「どうしても残るもの」と言うタスクはなくなりました。
その自分の「枷」となっているものは、自分の感情だったのです。
「必要性を感じない」
「それをやって何になるのか」
「それをやる為には誰かと打ち合わせをしないといけない。それが面倒臭い」
「条件に当てはまる業者が見つかる気がしない」
「今しなくても、期限には間に合う」
などの自分の思考や感情が自分を邪魔してしまうのです。
もしも、自分の勤務先で何かしらのタスクが残っているのであれば、確信して言えます。
それは、きっと自分の感情があなたの邪魔をしているのです。
その感情は、仕事には一切不要なものであり、今抱えているタスクは「会社にとって必要な」タスクなのです。
だから、自分の感情は会社にとって一切関係のないものです。
その感情を取り去ることができるようになってからは、タスクは溜まらなくなりました。
まだ未熟なので、うっかりすると「無意識に後回しにしようとする自分」がどこかからか出てきてしまうことがあります。
でも、今ではそのウザい自分に気づいて「うるさい、黙れ!引っ込んでろ」と命令することができ、タスクを処理するための邪魔ものを排除することができるようになりました。
そんなことに気づけたのも、高村さんとの出会いのおかげです。
彼の知識の高さは真似できないし、近づくための努力は生半可なものではないです。
しかし、処理するスピードについては真似したらできます。
そうやって、社内にいるみんなからの影響をもらいながら、今年もまた何か一つ成長したいです!