スピーチ賞の家族旅行
こんにちは!齋藤です。
先日、母・祖父母・自分の4人家族旅行に行かせて頂きました。
エンジョブでは、ことあるごとに賞金や旅行がもらえる制度があります。今回私はスピーチ大会の一位の賞ということで、1泊2日の家族旅行に行かせて頂きました。
行き先は自分で選ぶことが出来ます。今回は温泉好きの祖父母のリクエストで、山代温泉のゆのくに天祥さんに1泊してきました。
祖父母はとてもこの旅行を楽しみにしていました。
母の話からすると、前日に祖父がウキウキで旅行カバンと靴を選んでいて、母が「良いカバンだね~」と褒めると、嬉しそうにそのカバンをどこで買ったかを話し、既に準備した荷物を出して、1つずつ何に使うのかを母に説明していたそうです。相当楽しみだったのでしょう^^
また当日は、家の出発時間、お昼を食べるサービスエリア、旅館到着時間などを事前に調べて細かくスケジューリングされていました。
山代温泉にチェックインの1時間前についたので、街の中を少し散策することにしました。
温泉街があるので、そこに散歩することにしたのですが、祖父がもう歩くのが非常にきつくなってきて、温泉街に行く前にギブアップして帰ってきました。
以前は元気にスタコラ歩いていたので、「歳を重ねているのだな」という実感が湧き切なくなりました。「今年中に杖を買う」と言っていました。
祖父母が、いつまでも元気でいると思っていてはいけないです。
特に今の1年1年は、いつ身体が動かなくなっても、いつ孫の顔が分からなくなってもおかしくないです。
社長に言われているように、いつでも後悔しないようお礼を言い、喜ばせていかないとと強く思いました。
チェックインの時間が来て旅館に入ると、やはり施設の立派さに驚きました。
お風呂は3か所あり、女性はそのうち2か所使えました。
2か所とも大浴場は広く、露天風呂は石造り、檜風呂、五右衛門風呂、1mある岩風呂、座って入るお風呂と非常に充実していました。
しかも源泉かけ流しの湯船ばかりですごかったです。
家族全員温泉好きなので、とにかく色々な湯船に入ってはお気に入りのところに入り浸っていました。
食べている時間帯以外はほぼお風呂に行っていました。
色々な旅館に行っている祖父母もお風呂を絶賛して喜んでいました。
夕食の時の食事出しは、お部屋付きの仲居さんが全てしてくれていました。
この仲居さん、とてもベテランさんですごく気さくに話しかけてくる大御所のおばちゃんという感じでした。
最初にお部屋に案内してもらったとき、私と母を姉妹だと思っていたようで、「3世代です」と言ったら「あらっそうなの!??」ととてもビックリしていました。
祖父がその仲居さんに、「孫が招待してくれたんです!」と嬉しそうに伝えていました。
食事の時にもその仲居さんがついてくれ、「お父さん、お孫さんが連れてきてくれて幸せだね~!いっぱい食べてね!」と話しかけていました。祖父も嬉しそうに「うん。」と答えていました。
とてもにこにこして嬉しそうで、その顔を見ただけでもじーんときました。
夜は、できるだけ祖父母の部屋に行って一緒に過ごすことにしました。
話したり、テレビを見たりとのびのびゴロゴロし、そしてまた温泉に行ってそれぞれの部屋に戻りました。
本当に一緒の空間にいるというそれだけです。
しかし、実はそんな空間が、一番貴重で大切なものです。
学生の頃は当たり前だった父や妹、母との空間が、今はそれぞれ仕事があるため3年に1回も作れません。
きっと今のこの一日も、何年後かには戻りたくても戻れない、大切な一日になるのでしょう。
自分にとっても家族にとっても、大きな1日となりました。
祖父母にとって、「孫に連れて行ってもらう旅行」は特に格別らしく、その喜びようは他ではなかなか見られません。
自分たちで行った旅行では「料理が微妙だった」「部屋が大したことなかった」とよく言っていますが、この旅行中は本当にニコニコうきうきしていました。
私は、小さい頃から年に2回は必ずこの敦賀の祖父母のところへ遊びに来ていて、18歳からずっとお世話になっています。
今自分が仕事に集中していられるのは、祖父母がいつもバックアップとサポートしてくれているからです。
本当にお世話になっている人たちで、いくら返しても返し切れません。
会社の力を借りて、家族を喜ばせる一大イベントがようやく作れています。
いつも「元気なうちにしっかり祖父母孝行をしないといけない」と教えて頂いているのと、こうして機会を作ってくださっているのが本当に有難いです。
祖父母も、父母妹も、自分も、社長とみんなのサポートのおかげでとても幸せな環境にいさえてもらえていると思っています。
今回もとても良い思い出になりました。
本当にありがとうございました。