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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

いい上司と悪い上司

高橋純

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今までは文鎮型スタイルで上下関係を設けず、
私以外は一律同一という関係で業務を遂行していました。

文鎮型スタイルの強みはいろいろありますが、
同じ型で行い続けるとマンネリ化も生じます。

そこで今年から社内選挙にて上司を選ぶという、
ベンチャー企業が行っている仕組みを取り入れました。


半年前に発表し選挙は入社式と合わせて開催すると宣言。

その前にどういう意向があるか、社内事前投票を行いました。
投票にあたっては、自分が部下になるなら誰が良いか?
を基準に順位を付けて貰い、理由を添えて貰いました。

そうすると多くの人は自分が誰の元で働きたいか?
という思いを書くのですが、
多くは働き易い上司を選択していました。


そりゃあ、そうですよね!

有名人アンケートでも、人気のある上司像は、
大抵は尊敬できる人、親しみやすい人が該当します。


そこで投票当日は、

「人柄で選任するのは止めて下さい。
仮にその人が課長に就任しても、あなたが事前投票した人を上司にはしません。
あなたのお守り役、管理役で役職を設けるわけではない。
上司制度を取り入れる目的は、業績を上げるためだけです。」

と説明しました。


すると、事前選挙とは異なり、
大よそ選ばれるべき人が就任しました。


ちなみに私は投票していません。


選ばれた要因は、どの人も日ごろの仕事の取組み姿勢です。
選挙が発表されたその日から意識をした3名が当確しました。


では、いい上司と悪い上司の違いは何でしょうか?


もちろん沢山ありますが、ポイントは、
何のためにあなたの会社は中間管理職を設置しているかです。


ですから会社によっても多少異なります。


つまり社長の意向がどこにあるかを察して遂行できる人。
それがいい上司ということです。


何故ならば、それが出来ないなら
そもそも中間管理職を設ける理由がなくなるからです。

さて、あなたは社長が何故、
中間管理職を設けているか知っていますか?


相当な確率で知らないはずです。


何故ならば、決意もなければ感動もなく、
名前だけの課長・部長・役員がほぼ全員だからです。


大した手当を貰っていない・・・


そう漏らしている人が最悪の上司です。


そりゃそうでしょう。


もし総理大臣が、あらゆる管理職が緊急時に、

「特別な手当など貰ってないのに大変なだけだ!」

と記者会見で漏らしたら、あなたはどう思うでしょうか。


きっと何て無責任な人なんだ・・・

と呆れるか怒りを覚えるかも知れません。


優秀な若手は上司をみて会社を辞める決断をします。


手当をくれたら、もっと働くと言わんばかりの上司には、
寝耳に念仏なことでしょうが、会社の未来は幹部で決まります。