マイ・コントロール
高橋純
自分の意思で否定的になるのは
誰でも一瞬にして可能だ
そこに努力も根性も
気遣いも勇気も必要ない
だが、肯定的に自分を持ち直すことは、
難しく勇気がいる行為だ
子供のためであったり、
誰かのために出来る人もいるだろうが、
自分のために出来る人は少ない
日々を否定的に過ごしたい人はいない
誰でも肯定的なほうが上手くいく確率が高いと思っている
それでも否定的になる
否定的になりたいのは、
そのほうが誰かのせいだと責任転嫁出来る、
つまり楽だからだ
誰かを責めるのは簡単だ
子供でも簡単に出来るし、
誰かにやり方を教わる必要はない
だけど自分の責任だと思えることは、
学びや経験、体験が必要である
さらに、どうしようもなく、解決が見通せない困難なことに対峙した際に、
それでも肯定的に持ち直すのは、一定の学びや体験が必要だ
あなたの立ち位置は今どこにあるだろう
〇〇のせいだ!
と正論をかざせるうちは、
きっとあなたはまだ子供で責任のない立場なのであろう
そして安易に「だよね~」と納得しているとしたら、
まだまだ本当の困難を知らない若者だろう
どんな成功者も苦労をし、
立ちはだかる壁をいくつもクリアしている
きっとあなたもあるだろう
勇気を持って、越えた壁は
もはや壁ではなくなっているという体験を。
さて、今、あなたの目の前には壁があるだろうか?
あるなら、ラッキー!
高ければ高いほど、感動が味わえる