今までの人生が活(生)きる!
こんにちは!中谷です。
毎年もう梅雨明けしてそうな時期にはなりますが、まだまだジメジメした日は続きますね...。
自分は結構雨の日に涼しい部屋で過ごすのが好きで、
ちょっとしっとりめのインストゥルメンタルを流しながら絵を描いたりします
(おすすめは猫叉Masterというコンポーザーさんです!)
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個人的なニュースとしては、最近一人暮らしの自宅に、
32型のテレビと新しいパソコンを購入しました!
じゃ~~ん!
大きいテレビでYouTubeやライブDVDを流しながらすっごく心地よい生活を送っております...!
今回は国からの給付金もあり、生活の質がグングン上がってきました!
もはや最近の好きな言葉が「QOL」です笑
毎月当たり前のようにお給料がもらえてるってとってもありがたくて、
当たり前ではないなあと、近頃ニュースを見ていても、ひしひしと感じます。
さて、今回は前置きが長くなりましたが、いつものごとく、中谷のお話を書かせて頂きます。
みなさま、エンジョブのリクルートページはご覧いただけたでしょうか?
「WEB漫画クリエイター」という職種の応募が出ております!
こちら、中谷も担当させて頂いている職種なのですが、
サイトに掲載する、商品の紹介マンガなどを作成して頂くものになります!
漫画家としての実務経験不要!
趣味でイラストや漫画を描くのが好きという方には是非チャレンジしていただきたい職種になっています♪
中谷は、今回新たにWEB漫画クリエイターという職種にかかわらせて頂いてますが...
全然プロの漫画家ではございません!笑
ですが、この役割に抜擢していただいたのには理由がありました。
それは「私が過去に漫画に情熱を燃やしていたから」でした。
けど、まさか入社してから自分が好きでやっていたことが仕事になるとは思ってもいませんでした。
そして、
「私の今までの人生が、無駄じゃなかった!」
と思えたので、書かせて頂きます。
さかのぼること〇年・・・
私が初めて漫画を描いたのが小学校6年生の頃です。
もともとは、私の「姉」の将来の夢が漫画家でした。
姉の姿を見て、真似したいざかりの私が、
「面白そう!」と思っていたころ、某少女漫画雑誌で「小学生が対象」の漫画公募があったのです。
これはもうやるしかない!
と思い、確か32ページくらいの漫画を描きました。それが始まりでした。
結果は箸にも棒にも掛からないもので・・・
当時異常な負けず嫌いだった私は「悔しい!」というエネルギーから、
それからひたすら漫画を描くようになりました。
中学2年生の夏休みには、親に頼み込んで東京に連れて行ってもらい、
某出版社に直接原稿を持ち込みに行って、
プロの漫画家さんの編集担当をしている方に見て貰い、指摘を頂いたりもしました。
中学生の間、筆は遅かったけれど、32ページの漫画を6本ほど投稿したと思います。
へたくそでも、前のめりで熱意がありました。
↑高校の授業で描いた修学旅行の感想漫画(1ページ)
そこから、高校は美術系の学校に通い、漫画を学ぶコースに入りました。
(漫画コースは人気だったので、成績順でも絶対に入れるように勉強や授業を超真面目に受けてました笑)
同じクラスメイトには絶対負けたくなくて、
学校内の展示会や、卒業時の展示会、絶対何かしら賞を取らないと漫画は読んでもらえない。そう思っていたので全力でした。
高校の時の(校内の、ですが...)展示会ではほぼ何かしら賞を貰っていたように思います。
けど、「賞」は私にとっては、漫画を読んでもらうための手段でしかありませんでした。
↑高校2年生の最後に描いたオリジナル漫画(8ページ)
漫画は、読んでもらえないとただの紙です。
読んでもらえて初めて、
何時間もかけた1コマ
何日もかけた1ページが生きるのです。
↑これは、私が高校生の時に消費したノート(一部)
高校卒業とともにやりきった感を得てしまった私は、漫画家という夢はすっかり薄れて、
「個人的に漫画を作れればいいかな」というものに変わってしまいました。
高いお金を払ってもらって通った学校なのに、と親には本当に申し訳ない気持ちと、
無理を言って通わせてもらったことにすごく感謝をしています。
卒業するとき、私の高校の時の大好きな先生からもらった言葉がありました。
今でも忘れられないので、一言一句載せてみます。
「何回、中谷のことを他の教師陣と"先生!"と言ったかわかりません。
これからの人生、その道に進むことが無くなったとしても、
絵を描くことをやめないでほしい。」
私には、先生の言いたいことがちょっとわかったような気がしています。
小さい頃は誰だって絵を描いていたけれど、大人になるにつれてその機会は減っていきます。
同じように、
美術の学校に通ったとしても、これから先の人生で絵を職業にする人の方が少ないはずで、
それでも、
絵を描くのが楽しかったこと、絵を描くのが大好きだったこと、
絵を描くことに、夢中になっていたことを忘れないでほしい。
そういう気持ちをこめて言ってくれたのではないかな。と思っています。
今の私にとっても、大事な言葉です。
卒業してから、漫画を描くなんてことは本当にごくわずかな「趣味のひとつ」になってしまった私ですが、
エンジョブに入社し、
「中谷さん漫画描けるんだよね?」
とふと言われて、無茶ぶりかと思いましたが挑戦させてもらうことになりました。
まさかこんな形で、忘れたころに自分の夢が続くとは思っていませんでした。
絵を、描くことを辞めなくてよかった。
絵を描いてきてよかったなあと思うことが、私の人生の幸せのひとつだと気づきました。
多田課長には「中谷さんの夢が叶ってうれしい」と言ってもらえたことがあり、
そのとき、ハッと
「そうだった・・・!」
と思いました......
中谷はまったく、プロの漫画家、というわけではないですが、
自分が今までの自分の人生で培ってきたものを、
エンジョブで掘り起こしてもらって、それを「スキル」にしてもらいました。
まったくの想定外です!
社会人になったら全く役に立たないと思っていた「絵を描く」「漫画を描く」ということが、
こうして花開くなんて、衝撃的です。
みなさんも同じように、
自分のスキルは社会には役立たない、と蓋をしてしまったものはありませんか?
エンジョブは、ひとの「得意」を
「見つける」「伸ばす」のが得意な会社です!
是非、チャレンジしてみてほしいです♪ご応募お待ちしてますね!
↑これは、中谷が高校の卒業制作で描いた漫画(16ページ)