戦うひとたち
こんにちは、中谷(なかや)です!
秋に差し掛かりましたが、この前ふと夜空を見たときに冬の星座の代表格・オリオン座がすっごくきれいに輝いていて、もう間もなく冬も来てしまうのか...とおどろきました。
今年は、昨年(入社1年目のとき)よりも怒涛の勢いで1年を駆け抜けています。
なんでかな?と考えましたが、「新しく挑戦することがたくさん増えた」からだと思っています。
社内のしくみとして、毎日日報を書くようになっていますが、
私の家族や友人からは「そんなに書くことある?」とたまに言われます。わたしはその質問にいつも
「なにもない日が無い」と答えています。
それがエンジョブです。毎日新たな気づきがあり、毎日何かに挑戦しています。
前置きが長くなりましたが、今回は、中谷が最近挑戦させて頂いていることをご紹介します!
▲そらくんと大久保さんメッチャカワイイ~~
きっかけは『チャンス』
8月から中谷はなんと「営業」に行かせて頂いています。
細かく言うと、営業で「カメラマン」として全国を回らせて頂いています。
今年は、社内の仕事の「ダブルキャスト化」を進めています。
"ダブルキャスト化"とは、今まで一人が行っていた仕事を、他の人でもできるように引き継いでゆく取り組みです。
複数人が同じ仕事をできるようになると、社内で「この人がいないとできない」という問題が無くなります。
今までは、齋藤課長と野々宮課長が全国営業に行ってくださっていました。
そこを、今回大久保さんと中谷が引継ぎを受け、役割をバトンタッチすることになったのです。
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私がカメラマンとして営業に行くきっかけになったのは、今年に入って「デジカメ研修(初級編)」に行かせて頂いたこと。
その結果報告を社長にした際に
「じゃあ、次の営業は中谷さんがカメラマンで行こう」
と言われたのがきっかけでした。
正直、「え~~~!?」とおもいました(笑)
初級編しか受けていないのに、いきなりそんな重役できるのか...!?無茶ぶりでは...!?と頭の中で議論が生まれました。
ただし、営業に行くには条件がありました。
「前担当の野々宮課長」そして、「社内トップレベルの審美眼をもつ石田さん」ふたりの合格をもらうこと。
▲社内ナンバーワンのユーモリスト、野々宮課長
なおさら無理では......と自分の中で思いました。
しかし、これは大きなチャンスなのです。
日常には必ずチャンスがありますが、これはとくにわかりやすいチャンスです。
これをつかむか・逃すかで自分の得られるものが大きく変わる分岐点だと、今では強く思います。
営業に行くまでは、社内で撮影の練習をしたり、そのほか社内イベントがあれば撮影係をさせてもらったりと、様々な場面で訓練させてもらいました。
なんとか、営業に実際行かせて頂くようになり、カメラの腕はまだまだ......ですが、
営業後には必ず野々宮課長と石田さんをお呼びしてカメラチェック会議を開催。
「次はこれを意識する」というのを決めていってます。
おかげでかなり初回よりは改善されてきました...いつも的確なアドバイスを頂き、
良いところは「良い」良くないところは「どうしていくか?」を考えるのがエンジョブらしさが出ています。
営業に行って学んだこと『みんな戦ってる』
▲カメラ少年にしか見えない......(笑)
営業先では、自分はまだまだ外の世界を知らない、狭い世界で生きているな......と感じます。
自分の教養、知見、礼儀作法など、あらゆるものが必要になり習得できるのが営業だと思いました。
そもそもですが、私自身は完全に営業に向かないし縁のない人間だと、自分で決め付けていました。
カメラマンなので、そんなに人とは関わらないのかな?と思いましたが、全くそんなことはありません。
営業では、全国の旅館さんに赴き、自社を知ってもらうために数々の交渉やPRなどコミュニケーションが必要です。
(この部分は主に大久保さんが担当してくださっています。)
わたしは、主に社内共有をするための写真を撮影しますが、旅館さんの女将さん、社長さん、支配人さんなど、様々な重役の方のお話を聞くことになります。
そのなかで感動したことがありました。
とある取引のある旅館様にご挨拶に伺った際、女将さんから
「いつも送客いただいて本当に助かっています」
という言葉です。
自分たちが社内で仕事をしているだけじゃ見れない、生の声を聴いて本当に驚いたのです。。
なぜこんなにも驚いたのかというと、今年のビジョン合宿で
「自社の存在目的」で作成したこととリンクしたからです。
これに気付けたのは、カメラ担当としてのチャンスをつかんだからこそ得られたものです。
わたしたち旅行業を担う会社は、お客様のためだけに存在するわけではありません。
もちろん、お客様が喜んでいただけるご旅行を提供することも重要です。
しかしその先の、旅館さまにとっても欠かせない存在であることがさらに重要です。
旅館様が、通常獲得できないお客様を自社から送客することで、旅館様の利益にもつながります。
旅館様の利益から
➙旅館様の従業員さんのお給料が支払われ
➙従業員さんの家庭が豊かになる
➙仕事へのモチベーションになり
➙さらに旅館様とその地域の活性化
というひとつの流れが完成します。
最近、わたしの直属の上司である齋藤課長から
「私たちはお客様と旅館様のパイプ役だよ」と教えて頂きました。
自分たちの仕事の重要さを、この時期特に強く感じています。
コロナで旅行業は大ダメージです。私たちも、例外なく現状に戦うひとたちです。
利益を得られず苦しむ旅館様はものすごく多いです。
国の施策である「GoToトラベルキャンペーン」がありますが、どこの旅館様も、
感染症対策を十分に凝らして安全にご宿泊いただけるには、、と熟考の末に営業をされています。
「どうか、ご送客をお願いします」と頭を下げられるところもあるのです。
そんな現状を目の当たりにできるのも、営業に行かせて頂くからこそ知れる現実、だと思いました。
今月も感染症対策を行いながら、随時営業に行ってきます!
社内では、大久保さんと中谷が抜けるため、みんながたくさん業務のフォローをしてくれています。
そのため、しっかりと結果を残すことで返していきます。いつも本当にありがとうございます!
▲営業に行ってると、ネコチャンに会えなくてさみしい~~(;-;)