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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

営業で得られたこと

大久保浩美

こんにちは!大久保です。


最近、家族旅行でお休みを頂いて行ってきました。
通常11月はないのですがその日しか空いてなくて
ダメもとで相談したところ社長から許可頂きました!

祖母とも、元気なうちに旅行にまた行くことが出来たし、
楽しそうにしていた姿を見れて幸せでした。

みんなにも事務所を留守にさせてもらっていたので、ありがとうございました。



▼城崎温泉にて。

家族旅行.jpg


今回は、私がさせてもらった業務についてお話しします。

以前、中谷さんのブログにもあったように、
実は今年8月から「営業」に行かせていただきました。

※詳しくはこちらから→「戦うひとたち


「営業」と聞くと、
「楽しそう♪と思う人」と、
「え!?営業か...大変そう」と思う人
といると思います。

私は後者でした。


「でした」というのには理由があります。

営業というと自分のはるか彼方空の向こうの業種だと思っていました。

ぶっちゃけた話、
人と話すのに緊張しまくりで上手く話せないし、
顔がすぐ赤くなることがコンプレックスで、
人を話す営業職は仕事を探す時にも除外していたくらいです。


でも営業に携わらせてもらうようになり
営業についてのイメージがガラッと変わりました。


むしろ、営業からわかることや、見えてくる景色が違っていて
営業に行ったことにより、得られたものがあったからです。


得られたものは次の5つです。


1.行ってみることでどういった所・人柄なのかよくわかる
2.共有を強化することで強いチームになれる
3.電話対応にも繋がる部分がある
4.苦手意識が弱くなった
5.営業に行くことで嬉しい特典もあった




1.行ってみることでどういった所・人柄なのかよくわかる

滝.jpg

電話で旅館様へ連絡することが多いと、旅館の担当の方の名前も覚えたりします。
でもその人がどういう人かというのは会った方がよくわかることを知りました。

とある旅館様で、
女将様と電話口で話すと、
忙しなさそうに用件だけ言ったら電話をぶちっと切られてしまう方がいました。

私はそれだけで、感じ悪い人だなと思っていました。

でも実はそんなことなかったんです!


私の思い違いで、実際にお会いすると、
お客様から頂いたアンケートから改善出来るところは改善して
こられたりコツコツとされてこられてきた方だということを知りました。

その姿に心が温かくなりました。
こんな女将様のいるところにお客様にも来ていただきたいな、と思いました。

電話だけだったらもしかすると気づくことなく終わってしまっていたかもしれません。


その一件依頼、電話でももっと相手がどんな人なのかよく知ろうと思うようになりました。


実際に行くことによって、
女将様がどんな思いで旅館を経営されているのかを知ったり、
どういう取り組みをされているのかを知ったり出来ました。
想いを知るかどうかでは、自分の想いも全く違ってくることを感じました。

女将様と.jpg




2.共有を強化することで強いチームになれる

中谷さん.jpg

旅館の中も、清潔さや、館内の雰囲気、など
実際に行くと、イメージと違っているところもあります。
(いい意味でも悪い意味でも)

そこで、
旅館のタイプをS~Dランクに分けて、
お客様へのおすすめ度をパッとわかるようにしています。

実際に行って初めてわかることなので、営業に行くとその判断をさせてもらっています。


行ってみて従業員の皆さんが活気にあふれた挨拶を行っていて気持ちがいい、
とか、
館内に生け花がおいてあってとても清潔にされてる様子
といったのは行かないとわかりません。

そこをお客様にも伝えていけるように、社内で共有をしています。

全員で共有する時間があり、その中の一部で営業に行った先の共有を行っています。
今の時点では、以前してくださっていた齋藤課長のやり方を聞いてやっている状態です。

これももっとやりやすく改善していけるところもあると思ってはいますが
徐々に改善していきたいです。(まだそこまで行きつけていません。。。)


ただ、1つ改善したことがあります!

それは旅館様のPR文章を自分で作ることにしたことです。

このPR文というのは、お客様へ旅館様を紹介するときに添付する一文のことです。
「〇〇温泉で唯一の源泉かけ流し旅館です。湯花を見れるのはここだけ。」
といった旅館についての紹介文です。

せっかく行って旅館を見せて頂いているし、旅館の強みも教えてもらっています。

これが活かせるところがないかと提案したらやったらいいとなり、
させていただいています。
私が入力をしたら、他の人が旅館を紹介するときに
自動で入るようになっているのでみんな紹介する時には
私が入れた文章が入るようになっています。

言葉で紹介できるのが一番ですが、少しでもお客様へ伝わるようにしています。




3.電話対応にも繋がる部分がある

お風呂.jpg

営業に行かせてもらって感じたのは、営業も電話も同じだということです。

面と向かうと相手の表情が見えますが、話すのは電話でも直接でも同じです。
相手との向き合い方、話し方は同じなんです。

例えば次のことがあります。

・曖昧な話し方をしても伝わらないので、ハッキリと話す。
・大きな声で相手に聞こえるように話す。
・ダメと言われたとしても、すぐに諦めず、再度別の方向から提案する。
・相手の話を聞いて、お互いに上手く行く方法を考える。


営業の時にしか出来ないこともありますが、
電話でも同じようにしていくことが大事だと思いました。

ぼそぼそと話しているよりも、ハキハキと元気に話している方が印象がいいです。
話し方一つで相手が感じる印象も違ってきます。

私は「声が小さい」と何度も言われてきました。
ですが、何度か営業に行かせていただき、徐々に言われることも少なくなってきました。


声の大きさは電話の対応の時も意識するようになりました。
また、営業時の対応で指導受けたことはみんなにも共有していくように
させてもらっています。

話すときの自分の癖というのもよくわかるようになりました。
社長とも一緒に行かせていただき、後からご指導を頂きます。

同じことを言われてるなと思うことがあり、
それが私の癖なんだなというのも見えてきました。

私で言えば、
だらだらと話すので相手に伝わりにくいことがあるとわかりました。

こうだから、こうなってこうなる。というような話し方です。

流れで話すよりも大事な結論を話してから理由を話す方が相手にも伝わりやすいです。

以前、齋藤課長からも教わっていたにも関わらず、
それが出来ていないと普段の会話の中に出てきてしまうのだとわかりました。




4.苦手意識が弱くなった

紅葉.jpg

正直、私は人と話すのが苦手です。
何を話せばいいかわからなかったり、言葉が出なかったりするからです。


でもこの営業に行かせて頂き、旅館様の人柄を知ったりすることで
お客様第一で考えられている姿勢が素敵だなと思ったり、
人知れないいいところが埋もれていて勿体ないと感じることもありました。


こんないいところを
他の人にも紹介していきたい!そう思うようになったんです。

電話対応だけをさせてもらっていた時には感じないことでした。
その気持ちをみんなにも共有することによって叶えていける事なんだと思いました。

そう思った時、苦手と思っていた人と話すのも、苦に感じなくなりました。
自分たちと何も変わらない人で、純粋に旅館を愛している人なのだとわかったからです。

特に今のご時勢は大変厳しい状況です。
Go To キャンペーンをやっているから安泰とは言い切れません。

旅館様に少しでもお客様をご紹介していけるようにすることが
私たちの役目であると改めて実感しました。

営業に行かせてもらわなかったら思うこともなかったと思います。


営業=怖いもの
ではなく、
営業=旅館様について詳しく知ることの出来る機会

なのだとわかりました。

それからは緊張はしますが 苦手意識も弱くなりました。




5.営業に行くことで嬉しい特典もあった

桃.jpg

何かというと、
社長の心配りから営業に行った先で、果物を家族に送って頂けたことです。

家族も大喜びで、「美味しい♪」と言っていました。
普段食べれないような桃や、ずんだ餅を頂きました。


また私も食べたことがなかった本場の特製牛タンを頂いたりも出来ました。
これは営業に行かなかったら一生食べることもなかったかもしれません。

肉厚で肉汁もたっぷり、
触感もこれがお肉!?という初めての体験で
噛むごとに味が出てくる牛タンを初めて頂きました。

今まで自分が思っていた牛タンのイメージが180℃ひっくり返った瞬間でした。
こんなおいしいものがあるのか?と思ったので、
家族にもいつか食べさせたいと思いました。

牛タン.jpg


私の役目


営業に行かせていただき、

まだまだ私の今やっているやり方では不十分な部分もあります。

どうやったら、みんなもわかりやすく活用していけるのか?
次別な人が営業に行った時に、同じようにしていけるように仕組みを作っていき、
考えて変革していくのが役目だと思っています。

学ばせてもらうことがたくさんあるだけじゃなくて、
営業も電話対応も共通することがあると思ったことが一番大きいです。


普段の電話でも、意識していたら誰もが営業でも通用するはずです。

会社では「ロープレ」というのがあります。

何かというと、
社員同士で、片方がお客様役、片方がお店様役になって練習をする機会のことです。

ただ作業としてするのではなく、
本番と思ってやることによって実践でも活かしていくことが出来ます。

「ロープレ」にも力を入れて普段からも意識していくことが
何より重要なことだと感じました。


中谷さんと一緒に営業に行かせていただき、
自分の中でもっとこうしていきたい!やってみたい!
という気持ちが出てきました。
そんな機会を頂けたことに感謝です。

そして共有化をしていき、実行していくことで自分の中だけではなく、
社員全員に落とし込んでいけるようにしていきます。


あいもも.jpg