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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

転職する前に考えるべきこと その2

高橋純

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コロナ禍でどこの会社もそうだと思いますが
求人を出すと応募数は例年より多いです。

 


そして離職した人に離職理由を聞くと様々な不満があります。

 


その内容は、恐らくすべて本当です。

 


少なくとも、離職したいあなたから見ると
そのように見えているということです。


しかしながら、あなたの友人はどうでしょうか?

 


今の会社に満足していますか?


今の会社に定年までいるつもりですか?


恐らく、『大変満足しています』という人より
『いやぁ、実は...』と何かしら不満をいう人が大半のはずです。


私は、まだ離職したことがない求職者には、
退職をしないことをお勧めします。


それは例えどんなに優秀で欲しい人材であってもです。
ましてや家庭を持っている場合は尚更です。

嫌なことや辛いことがある度に退職していたら
長い人生どうなるかを知っているからです。


あなたが何気なく、

気に入らない!

思った会社と違った!

と、不満があり退職したとします。

 


その不満の内容は事実であり本当です。

 


そうして離職した事実は、職歴に残ります。
そして生涯その事実を消すことは出来ません。

 


皆さんは自分の履歴書以外を見ることは、そうそうないから、
想像すらしたことはないでしょうが、
会社は採用するかどうかを、まず履歴書を見て判断します。

 


応募数の多い会社、
つまりみんなが働きたい会社ならば尚更です。

 


つまり、あなたに離職理由を聞く前に、
履歴書でまずはジャッジします。

 


判断材料は実にシンプルなので、どんな業種でも同じです。

 


それは、どこの高校、大学を卒業し、
どこの会社にどれだけの期間務めたのか?

 


ただそれだけです。

 


そこで考えてみて下さい。

 


一社目、二社目、三社目...
何社転職しているのか?
その期間はどれくらいなのか?

 


採用担当者は、
単純にまずはそこを比較します。

 


履歴書、つまり『履歴』を比較するのです。 

 

 
AさんとBさんとCさんを比較し、
離職数が少ない人を採用候補にします。

 


就職期間が長い人を採用候補とします。

 


それは何故でしょうか?

 


ビジネスはプライベートに置き換えると
分かりやすくなります。

 


あなたがお見合いをしたとします。
相手の履歴は、離婚何回までなら信用出来ますか?

 


更に、その結婚生活はどれだけの期間なら
信用しますか?

 


仮に顔立ちが綺麗で性格が良さそうでも、
離婚四回、どれも1~2年以内だとしたら、
あなたは信用するでしょうか?

 


そうなんです。

 


離婚と同じように離職は履歴として残り、
どんな理由であろうとも一生消せません。

 


このあたりを若いうちは分からないのです。

 


もちろん、飛び職など現場仕事、
つまり定着しにくい特殊な仕事なら、
転職回数に関係なく仕事はいくらでもあるかも知れませんが、
そうではない一般の人が就職したい職業や会社は、
履歴を最重要視します。

 


だから大企業は、新卒しか採用しませんし、
契約社員や派遣社員として、どれだけ長く働いても正社員にはしないのです。

 

 


印象やスキルで会社は判断しません。

 

 


履歴(過去の実績)で判断するのです。