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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

俺の家の話と家族旅行

柳学

みなさんこんにちは!
最近、Youtubeの筋トレ動画を見ながら筋トレするのが日課の柳です。

1日10分程度で、軽めのものからかなり追い込める動画までたくさんあるのでオススメです。
緊急事態宣言があり、ジムでの筋トレを自粛気味なので、すごく助かってます。

ヨガマットさえあれば簡単に出来るので、運動不足の方は是非「筋トレ 動画」とかで検索してみてください。


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それでは本題です。今回のブログの記事のタイトルは「俺の家の話」です。
これは今年放映されたドラマのタイトルで、
元TOKIOの長瀬智也が主演をしたことでも話題のドラマです。


きっかけは社長との面談でした。


「今の柳さんの家庭の境遇と少し似てるから見てみるといいよ!」


と言われたので実際に見てみたのですが、確かに似ている所が多々ありました。


・親が急に倒れて介護なしでは生きられなくなったこと

・好き勝手していた長男が家で介護に関わっていくところ

・家族で支えあっているところ


とかでしょうか。
コメディ要素もあり、見ていて楽しいドラマではありましたが、
今後の親との接し方について、色々と考えさせられる内容でもありました。


今回のブログは、そんな俺の家の話です。



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自分の家族は、以前の記事などで知っている方もいるかもしれませんが、母親と妹と自分の3人暮らしです。


たいして裕福でもありませんが、マイホームも3年前くらいに経て、特に生活に困るほどではない普通の生活をしていました。


ですが、そんな家族にも転機が訪れます。それは昨年2020年の夏、母親が腹痛で倒れてしまいました。意識もあったので大丈夫だろうと思ってましたが、想像以上に症状が重く、長期間の入院となってしまいました。


もともと持病があり、そのうえで更に後遺症が残るような障害が追加されてしまいました。退院できたのはつい先月の4月のことです。約8か月の間入院しており、退院した現在も自宅で寝たきりの生活を送っています。


入院している間は、コロナウィルスの影響で面会謝絶、お見舞いにさえろくに行くことができませんでした。入院中、妹はよく母親と電話で話していましたが、「痛い」「辛い」「もうダメ」という言葉を何度も聞いたと言ってました。


直接会って励ますことも出来ない、ほんとうに辛い期間でした。そして自分たち以上に母親は苦しかったはずです。


たいしたことないと思っていたのに、気が付いたら母親はもう一生元通りの生活をおくることが出来ない体になってしまっていました。今でも自力でベッドの上に座ることすらできません。1年前の今頃は普通に生活していたのに・・・


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正直なところ自分はあまり家族思いと言えるような人間ではありません。どちらかというと家族に迷惑をかけてきたほうだと思っています。


特に20代の頃は、自堕落だったし貯金もしなかったしほんとやりたい放題でした。母親からも「もっとしっかりして」とよく言われたものです。


ですが、そんな自分もこのエンジョブで働いていくうちに少しずつ成長していきました。そしてマイホームを購入できるまでになり、今では微力ながら家族を支えられるくらいの男になることができました。


そんな俺の家の話ですが、自分たち3人の家族の中での一番の思い出は、自分が家族を連れて行った2度の家族旅行です。この家族旅行ですが、会社のとある制度で行かせて貰いました。この制度がなければ自分は家族サービスを一切していなかった気がします。


その制度とは、

「エンジョブブログ大賞」そして「社員スピーチ大会」です。


エンジョブブログ大賞とは、その年のブログの中で1位だった人に賞金が出るという制度です。なんとその金額は10万円!お金は家族旅行にのみ利用することが出来ます。審査員は社員+その年内定した新入社員による投票で決まります。


社員スピーチ大会は、毎年行われる入社式で社員が3分間スピーチをするのですが、その順位で賞金が出ます。1位はこちらも10万円!そして2位にも5万円、3位が3万円の賞金が出る制度です。こちらの審査はその年に入社する新入社員が決めるという面白い制度です。


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自分は2018年のエンジョブブログ大賞に選ばれ、10万円をいただき、家族旅行に行ってきました。このときの旅行と合わせて合計2回、家族3人で旅行に行っています。

(選んで頂いたブログはこちら)


その2回の家族旅行での思い出が、今の柳家3人での一番の思い出になっています。こういう機会を与えて頂いた会社には感謝してもしきれません。この制度がなければ、家族を旅行に連れていくこともありませんでした。

そして寝たきりになってしまった母親を見て、「自分はこれまで一切何も親孝行なんてできなかった」そう絶望していたことでしょう。


今、自分の母親は寝たきりで体を自分で動かすことも出来ません。ですが母親と妹はよく言ってます。


「元気になって家族3人でまた温泉旅行に行きたい」


その思いがあるからこそ、母親は今も動けないなりにリハビリを頑張っています。絶望していた入院時と比べ、今では笑顔になることも増えてきました。きっとこの気持ちも旅行に行くことがなかったら芽生えなかった気持ちだと思います。


人は生きる目標があれば頑張れます。逆に絶望してしまっては治るものも治りません。介護は大変ですが、自分たち家族の目標のためにもこれからも前に進んでいきます。


人生何があるか分かりません、家族サービスが出来る機会があるなら、ぜひなんでもいいのでしてあげて下さい。


自分のように思わぬ形で返ってきたりするものですよ。

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