春です。
新しい季節が始まっています。

暖かい日が増えてきて
猫たちも過ごしやすそうです。

そして、わたくしごとではありますが、
我が子も進学し、新しい日々のスタートを切りました。

三月にめでたく卒業し、
会社にお願いをしてお休みを頂き、USJに行って参りました。
コロナウイルスの影響のおかげで、
小学校の中学年からお出かけと言う、お出かけもそれほどできず

国立科学博物館
美ら海水族館
ディズニーランド
旭川動物園
黒部ダム
厳島神社
などなど連れて行きたいところは、
考えだしたらキリがないです。

「いつか」連れて行ってあげたい
と思えど、連れていける貴重な時間を逃してしまいました。

やっと感染も落ち着いてきて
思春期にどっぷり入って、
親との行動にシラける前に
「最初で最後かもしれない」
という覚悟で、行かせていただきました。

平日にお休みを下さった
社長と会社の仲間たちに感謝です。
ありがとうございました。

さて、報告はここまでにして
四月に行われた入社式からのお話をさせて頂きます。

このENJOBでは、毎年四月に行われる入社式の中で
この一年で公開されたブログの中で
一番を決める
「ブログ大賞」の発表が行われます。

この入社式では、ブログ大賞の発表だけでなく
社員からスピーチをした後で順位発表があります。

ブログの作成やスピーチについては
めちゃくちゃ苦手で、

入社式での新しい仲間との出会いは楽しみであれど
苦手なスピーチとブログの発表というのは
楽しみのカケラもなく
苦痛でしかないです。

そのブログ大賞の選考については
自分で候補のブログを三つ選んで
1月頃にエントリーをします。

みんなから三つずつ集めたものの中から
新入社員さんが一位を決めてくれます。

このブログ大賞。
入社してから、かれこれ20年以上たちますが
私の作品は、選ばれたことが一度もありません。

そのせいもあって、
「自分はブログを書くことが苦手だ」
というレッテルを
自分で自分に貼ってしまい
強烈な苦手意識があります。

人を感動させる文章は、自分には書けない。

入社される方の、親世代とも言える自分では
育った時代が遠い人を共感させるには不利だ。

そんな言い訳が自分に出てきました。

毎年一月に行われる
推薦したい自分のブログを三つ選んでエントリーする。
という作業。

選ばれるわけがないのに
①今まで自分が書いたブログを抽出する
②全部に目を通す
③そこから三つ選ぶ
④その一つずつに、選んだ理由を添える。
⑤提出する。

それらの五つもある行程について
「選ばれるはずがない」のに
時間を割くのって、ものすごく非効率だと思いませんか?

私の性格は、面倒臭がり屋なので
無駄を嫌う傾向があります。

そのブログを三つ選ぶということも
非効率すぎて無駄に感じるので
「やりたくない」と正直に思えます。

そして、数年前にも
私は忙しいし時間がないので
エントリーから辞退をさせて下さい。

そんな理由で社長に直訴して
本当に辞退したことがあります。

その時は許可されはしたものの

「エントリーしないと、そもそも選ばれない。
エントリーをしさえすれば、選ばれる可能性があるのに
その権利を放棄するというのは
チャンスを捨てるということだ。」

「あなたのそういうところが
人生を損をしている部分につながっている」

という内容を
対面して社長からフィードバックされました。

その時は
絶対に選ばれるはずがないから
自分の選択に間違いはない。
と心から思い、辞退をしました。

その年の入社式で
柳君が表彰されている姿を見ても
羨ましいとか、出せばよかったという後悔とかの感情は
一切出てこなかったことを覚えています。

そこから数年たち
今年の1月も
三つ選んで、理由を添えて提出するように。
という指示が出ました。

「うわっ、今年も来た・・・」
本気でウェッという感情が湧きました。

忙しいし、
やっぱり選ばれるはずがないし
今年も辞退しようか

辞退するか、しないか
本気で週末に家でもんもんと考えました。

しかし、
当時と違って今は課長職に就いています。

そんなくだらない利己的な理由で、安易に辞退を選択する自分に
課の人達がついてくれるはずがない
そう考えました。

そして、
ブログを三つ選ぶのに
一体どれほどの時間を使うのか?
冷静に自分に問うて、
30分もかからない。
ということに気づきました。

そして、以前辞退をした際に
社長からかけてもらった
フィードバックの言葉が脳内に再現され
その言葉がとどめになり、
自分の背中を押してくれました。

そのおかげで、
辞退したいよぉ～
という
逃げたい気持ちに負けずに
エントリーのための作業を実施することができました。

結果はどうだったか？
なんとなんと、
今年のブログ大賞に選んで頂くことができました！

選んでくれた、日西さんに感謝感謝です。
苦手意識で折れてた心が、修復されました。

「自分が選ばれるわけがない」という
いじけた思い込みがなくなり、自信がちょっとつきました。

帰りに社長に電話をして
エントリーをやめようと思ったけど
やっぱり出してよかったです。

そう伝えたら
「宝くじと同じで、買わないと当たらないからね」
と冷静に返して頂けました。

全くその通りです。

チャンスは誰にでも手を差し伸べています。
しかし、そのきっかけから逃げていては
絶対にチャンスをつかむことはできないです。

自分は苦手だ
自分には向いていない
などと、勝手に思い込んで
自分の可能性を自分が否定していたら
自分がかわいそうだ
そう気づかせてくれた、今年の入社式でした。

ブログ大賞では、
家族で行く旅行の費用が贈呈されました。

また息子や両親という家族を連れて
旅行に行けるんだ
と思うと、励みになります。

最後に、息子と行かせて頂いた
USJへの旅行。

こちらについても、おととしの経営計画発表会にて
表彰して頂いた、
優秀社員賞を使って行かせていただきました。

エンジョブでは、
このように、みんなに色んなチャンスを得る機会を設けてくれています。

賞金目的で頑張っている人は
一人たりともいませんが
頑張った先に「カタチ」として
表彰や賞金
というもので示してくれています。

今年入社してくれた
酒井さんと日西さん。

この二人も、
他の社員さん達と同様
とても優秀な方です。

近い将来、表彰されるように。
先輩の一人として応援しています。
そして、その二人に負けないよう
自分も、逃げることなく努力し、成長を続けたいです。