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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

2025年新卒採用について

高橋純

1,現在の状況


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昨年に1名地元採用で決定しています。
(学校は違いますが)


単位を早々と取得し、アルバイトざんまいという非常に計画的で働き者です。
性格も温厚且つ正直で、自頭もいいとすべて兼ね揃えている期待の内定者です。

まだ社員との顔合わせは浅いですが、社風に合うことは間違いありません。


この25卒内定者を基準に採用をしていく予定です。



2,採用基準



▼夏の韓国旅行で、韓国料理を楽しむ社員♪

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この内定者を基準に・・・とは、私は誰と働くかは一番重要だと考えています。
辛い部活動も、「仲の良い友人がいたからこそ続いた」などの経験は誰にでもあるはずです。

同時に会社を退職しようと思って入社する人はいませんが、
いつの時代も、どんな優良企業でも、
離職者が絶えないのは、人間関係が一番の要因です。


誰でも、一言でいえば気の合う仲間と仕事をしたい!」


好きな人の為ならば、多少のミスや苦労は厭わない。
誰だって同じでしょう。



3,設備投資について


1億円の投資をして基幹システムをフルリニューアルをした後、
全PCをまだまだ使えるにも関わらず、1500万円をかけて新調しました。

ノートPC(1台54万5600円強のハイスペック)でフリーデスクを実現。
リモートワークにより実質、どこにいても同じ業務が担えます。


これにより、例えば家族がインフルエンザやコロナを患った際に、
会議室スペースや自宅でも働けます。

社員の安全・安心管理にも一石を投じています。


更に、約5000万円を投じて新たる設備投資を8月に実施します。

これは非同期という最新技術を取り入れたHPで、大手企業でも一部の先端企業しか使用されていません。



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現在弊社は、旅行業から旅行代理サービス業に業種変更を進行中です。

これは旅行手配そのものを行う業務ではなく、旅行に関するWEB・動画を作成管理し、集客を行うというものです。


ということで、上手くいけば来年以降も巨額の設備投資が続きます。


▼石田さんのブログには設備投資の話が良くでてきます♪
常にアンテナを張ることが大切 Part.2



4,現在の市場について


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現在、どの業種に関わらず人手不足です。

飲食店など人海戦術を担うサービス業は、人員不足による閉店が今後も相次ぐでしょう。

完全な売り手市場なのは誰もが知るところです。

出生率の低下で若者が減ったことにより、分母が減り採用が厳しくなりました。
加えてインバウンドの影響と株価急騰など、上場企業を中心に急激にカネが回り始めました。

弊社は地方の中小企業としては、福利厚生含めていい方ではありますが、
それでも尚、今年採用応募数が一定数を越えない場合は、更なるベースアップをしなければ生き残れません。


これが現実です。




5,学生に伝えたいこと



転職も一つの選択肢ということで、転職市場も賑わっています。
転職をネタに儲ける業者が続出したことも大きな要因です。


しかしながら、採用する側もより賢くなっています。


人気のある職種・企業には相変わらず応募者が殺到しています。

そのような企業は、ほぼ新卒しか採用していません。
仮に中途採用をしているならば、職歴を重視します。



どんな学校を出て、その後、どんな仕事をどれだけしていたか?



20代の間は、転職をしても次の内定は差ほど難しくないかも知れません。
学生時代に苦労していない人ならば、それなりの実力があるので容易でしょう。



しかし年を重ねるごとに、年々厳しくなっていきます。


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弊社の経営計画書にも
「30歳以上の人は採用しない。」
「3社以上の転職者は採用しない。」
と明記しています。


これは、転職が多い人は何をやっても、何処に行っても続かないという常識的な考え方からです。


また年齢においては、弊社のようなPCを駆使した業務が中心になり、
頻繁に方針が変わる変化の激しい業務内容には、
年齢は一つのハードルに成り兼ねませんので、現在は30歳までとしています。


内々の情報を赤裸々に明かす企業は、早々ないでしょうが、いい企業は当然弊社以上に厳しいはずです。


退職を前提に就職する人はいまぜんが、簡単に何回でもやり直せると考えていると、アッという間に時代に取り残されていきます。


私の周囲にもそういう、昔は優秀と言われた私より優秀だった人は、それこそ五万といます。




6,ご両親に対しメッセージ


私は社員教育を重要視しています。


その理由は、技術力や商品力は真似をされやすく、差別化が難しい時代だからです。
しかし社員教育で得たスキルの差は、一朝一夕で身に付くものではありません。

「研修費に50万円投じるなら、その分賞与を上げて欲しい・・」

というような考え方の人も世の中には大勢いるでしょう。

しかし50万円払った後の嬉しいモチベーションは、残念ながら長くは続きません。
それに反して身に着けた考え方、スキルは一生モノです。



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また新卒の場合は、ご両親に私と指導担当者とでご挨拶に伺っています。

最近は社員との懇親会や会社見学もご両親、良ければ妹・弟にも来て貰い、
自社を知ってもらうように努めています。


そこまでする理由は、会社の業務的なことは知れても、人間的にどんな人かは会わないと分からない為です。
ご家族の方も含め、安心して頂けるように配慮しています。

私たちは全力を尽くして、新入社員の皆さんを育てようと親身になりますが、
それでも初めての就職となれば、違和感や理想とのギャップ、辛いことなど、ゼロの人はいないでしょう。



私はよく部活動を事例に説明しますが、
同じバトミントン部でも全国大会優勝を狙っている部と、
地区大会に出れたらまあいいか、と考えているサークル的な部では、
やっている練習内容や時間が同じであっても、根本的な違いがあります。

会社も同じです。

▼実際の会議の様子
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少なくとも私は、ただ会社に来ているだけ、やっているというだけの働き方はしたくはありませんし、
死んだ魚の目のような大人になって欲しくはありません。


青臭いと言われるかも知れませんが、時間から時間だけ働いて賃金を貰うのが楽しみという職業観は好きではありません。


誰の人生でも、常に自分自身が主人公であるべきですし、そうあって欲しい。
感動のある人生を意気揚々と生きて欲しい。

そのような思いを込めて、指導に努めています。





追伸 私より、弊社の社員と会って話すのが一番社風が分かると思います。





▼20231214 高橋純 福井県立盲学校 講演会 ぜひ御覧ください。