社長の紹介
こんにちは!先日太鼓の仲間から手作り太鼓を頂いた齋藤です。
素材は段ボールと紙と紐で作ったそうです。すごい!!
今回私からは、「弊社社長について」紹介をさせて頂きます。
何故今回このテーマにしたかというと、それは「社長が分かりにくい」からです。
実は、私たち社員でも「社長のこんな一面、初めて知った!」ということが最近でも良くあるのです。
その理由は、ここ1年くらいで社長が努めて私たち社員とのコミュニケーションを重視する方針に変えたからです。
一般的に、経営者というものは自分の迷いや心配事を社員に言いません。
「社員を不安にさせてはいけない。自分が迷いない姿勢を見せなければ」と思うのです。とくに弊社社長はその気持ちが人一倍強いです。
私も入社~昨年くらいまでずっと、社長が公開相談をしてきたところをほとんど見たことがありませんでした。
それを昨年から「サシ昼食」「経営計画書の読み合わせと解説」「数値と目標の共有」「朝礼での社長からの発表」を通し、私たち社員も社長という人の考え方や感性を少しずつ知ることができています。
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本文の前に、髙橋の意外な一面を紹介します。
最初に社長と会って話をした人は、「冷静で迷いがない自信家」だと感じます。
確かにそういった部分もあります。仕事の上ではその部分が良く出ます。
しかし実際、普段の姿はもっともっと子供っぽいです。
1、和菓子が大好きで、私たち社員が大福などを食べていると、欲しそうに見つめてきます。
もらえないと分かると、「いくら?」と買収しようとしてきます(売りません)。
---------------------------------------2、人を驚かせることやサプライズが大好きで、何か驚かせられそうなものを見つけると目に見えてワクワクしています。
以前自宅の玄関先にいたコウモリを捕まえて会社に持ってきたところ、女性社員たちからコテンパンに言われていました。人気者になれるかと思ったら逆に遠ざけられてしょんぼりとしていました。
---------------------------------------3、身体を鍛えるのが大好きで、そこを褒められると喜びます。
「筋肉ムキムキですね!」と褒められると本当に嬉しいようです。その時は平静を装っていますが、心の中では「筋肉褒められた!!!嬉しい!!!」と思ってしまうそうです。
以上、普段は少し怖く見えがちな髙橋の、小学生のようなかわいいポイント3点でした。
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前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
まず、弊社社長の髙橋は何より人を育てていくことが大好きです。
その為に会社を経営していると言っても過言ではないくらいで、もはや趣味のレベルです。
特に誰より経験もスキルもなく入社した私は、人一倍その恩恵を受けている人間と言ってよいでしょう。
私自身、入社してからこの8年間、たくさんのことを社長の下で経験し学んで成長させてもらってきました。
しかし、どうにも「世の中にいる本当にすごい人達」と自分の間に越えられない差があるように感じており、その差の正体が分からないでいました。
しかし、つい先日、社長からの話でその正体が分かったのです。
ある日の終礼で社長からの話がありました。
その内容が、私にとってここ数年で一番の衝撃だったのです。
----------------------------------------------------------------------------------内容は、「自分が社員だったらどういう働き方をするか」。
「自分が会社員だったら、まず自分の強いところを見つける。
またこれから伸びて利益が出そうな分野を見つけ、そこをやらせてほしいと社長に頼む。
他のことを他の人に任せてそこに集中し、成果を出して上へ登りたいと思って行動する。
できる人がいればその人に師事してほしいと頼む。」
----------------------------------------------------------------------------------この言葉は、私にとってどの話よりも衝撃的でした。
そんな風に考えたことが無かったからです。
社長はいつも、自分がすごいと思う人の話を聞くと、すぐにアポイントを取って会いに行きます。それを見て私は単純に「社長はすごいな~」と思っていました。
しかし、自分と同じ立場の「社員」だったとしても同じように行動すると聞いて、
「やはり、上へ登る人には登るだけの理由がある」ということを叩きつけられたようでした。
その話を聞き、自分はどうなのか思わず対比しました。
以前、社長から「これから会社を大きく変える」と具体的な発表がありました。
それを聞いた時、正直に言うと不安ばかりでした。環境が変わることがに抵抗感があり、ワクワクなんて全くしませんでした。
社長が言うから仕方ないと思い、新しい環境になってもなんとか無難に、通常より少し上くらいのレベルでできればいいかなと思っていました。
自分の強みを伸ばして活かして、自分が成果を出して上に上がろうとは全く思いませんでした。
人がいいとかではなく、ただ周りにまぎれて安全圏にいたい、一般大衆でいたいというスタンスです。
今までは、まさか自分がそんなスタンスでいるとは気づきませんでした。
しかし、今回社長と自分とを同じ立場で対比し、初めて明確に分かりました。
現状維持で紛れようとしている自分に気がつきました。
今までハングリーに成果を出していく人を、どこか遠巻きに見ている自分がいました。
しかし、そういう人をカッコいいと思うなら、自分もそうなりたいと今日思いました。
今までは与えられた役割の中でできるだけ成果を出すことしか考えていませんでしたが、
これからは自分という資源をどれだけ磨けるか、そしてどこで活用できるかに目を向けてみます。
「自分さえ良ければよい」という次元の話ではありません。
「自分というものに向き合い分析し、自分の強みを磨き、その結果で周りの人の役に立つ」という考え方です。
結果的に一番周りの人やお客様の役に立つため、自分の行動指針を絞るという覚悟を持つということです。
行動を絞るということは、捨てることを作るということです。
それができる覚悟がある人は、そう多くいるものでしょうか?
私はいないと思います。
例えば、誰もが「手伝ってほしい」と思う忙しい状況で、「自分はこちらをしなければならない」と断ることもあるでしょう。周りの反感を買ったり、何かを言われることもあるかもしれません。
そうしてでも長期的な目的を見て行動し続けることは、とても大変です。
仕事をしていると、学ぶことの階段が次々と出てきます。
まずは作業を覚えること。そして周りと連携を取ること。工夫をすること。提案をすること。自分で時間をコントロールすること。新しい仕事を創造すること。
自分にとって次の階段は、まさしく今回の「自分の強みを伸ばす覚悟を持つこと」だと思いました。
社長と一緒にいると、こういった次の課題が止まることなく出てきます。
それは社長自身が、現状維持をせず貪欲に成長していこうとする人だからです。
ここに書いてはいませんが、無理難題や意味不明な無茶ぶりも結構多いです。
しかし、それについていくのがなんだかんだ楽しいのですね。
社長についていこうとした結果、自然と自分や会社のレベルが上がったと感じた時は、ゾクゾクするくらい嬉しい。
私は8年前、とにかく成長したくてこの会社を選びました。
同じように思っている人には、これ以上ない環境です。
自分が「すごい」と思う人には、できるだけくっついて教えてもらうのが一番の学びの近道です。
現在すでに内定が決まっている皆さんも、「できるかな」という不安も大きいとは思いますが、ぜひ「学べる環境への門が開かれた」ことに目を向けてみてくださいね。
今自分ができなくても関係ありません。目の前のことから学んですべてを自分の血肉にしていけば良いのです。