エンジョブの歴史の転換点 ~初!幹部が経営計画書作成に参加~
こんにちは。齋藤です。
最近は、うちの子である「もあ」が、多田課長のところのお嬢である「もも」ちゃんのことが好きすぎて毎日熱烈アタックをしています。
▲左がももちゃん、右がもあ坊
最初は威嚇されて顔面に数発猫パンチを食らうこともザラでしたが、最近は努力が実り少しずつお近づきを許されているようです。
よかったね!
▲ももちゃんだいすきなもあ坊
さて、今回は先日参加をさせて頂きました研修のことをお話しします。
先日、代表の髙橋と3人の課長が「経営計画書」を作成する後半の研修に参加してきました。
エンジョブ26年の歴史の中でも初めての試みで、歴史に残る出来事でした。
目次
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1、 経営計画書とは?
2、社員が経営計画書作りに参加する企業は全国でも希少
3、社長と同じ目線に立って初めて見えたもの
4、 エンジョブの未来について
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1、経営計画書とは?
▲エンジョブの経営計画書
「経営計画書」とは、その名の通り
「会社の経営に関わる根幹の情報を記載した書」で、
主に2つの構成になっています。
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1、数値目標と実績
(今期の売上・粗利益・経費・経常利益など)
▲経営計画書の数値目標部分
2、各分野の方針
(会社としての大まかなルール)
▲経営計画書の方針部分
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「PDCAサイクル」
という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
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P:Plan(計画)
D:Do(実行)
C:Check(チェック)
L:Lean(学び)
A:Action(実行)
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物事を改善していく理想のサイクルのことですね。
そして経営計画書とは、この中の【P:計画】に当たるものです。
正しい計画があるから会社全体の方向性が定まり、チェックができ、改善が進んでいきます。
まずこの「経営計画書」、実際に作成しているのは世の中の企業でたった数%しかないんです。
残りの会社は、「暗黙のルール」や「その場のルール」で動いており、文章として定められていません。
経営計画書については、詳しくはこちらののブログでも紹介されています。
▶エンジョブの神器・経営計画書
2、社員が経営計画書作りに参加する企業は全国でも希少
▲1つの方針ずつ、PDCAの現状を確認していきました
これを作成している会社は全国で数%ですが、
その中でも「社員も作成に参加する」企業はもっと少ないんです。
なぜなら、この「経営計画書」は、「社長の聖域」だからです。
「会社の方針は経営者しか決めてはいけない」
という考えが常識なのです。
それではなぜ、私たちが参加させてもらえたのか?
それは、経営者である社長が
「社員の意見を特に重視しチームで勝つ」
という考え方だからです。
今も、世の中の経営者で
「仲間と協力してチームの力で勝つ」という考え方の社長さんは、着々と経営幹部を参加させる方向に移行しています。
今回エンジョブでも、6月と7月に私たち課長3名が作成に携わらせて頂きました。
▲現在の計画書をコピーし、変更・添削を行いました
3、社長と同じ目線に立って初めて見えたもの
▲経営計画書作成の研修の1コマ
経営計画書を社長と一緒に作るとは、
「社長と同じ目線で会社の現状と未来を見ること」
と同義です。
そこで見えたもの、それは・・・
「経営やばすぎ!!一人じゃ絶対無理じゃん!!」
決してふざけているわけではありませんよ 笑
学びは、それはもう沢山ありました。
具体的な目標最終利益を出すための売り上げ計画を作ったり、
現在のルールと現状のすりあわせを3日かけて作成したりと、本当に大変な作業の中で今まで持っていた価値観ががらりと変わりました。
それらの目から鱗の学びを総括した上で、
「経営はヤバすぎて一人では無理」というのを痛烈に感じたのです。
▲課題を優先順位マトリックス表に落とし込んでやることを決めます
弊社代表の高橋は、経営者の中でもかなり鋭い感覚と実行力を持った人間です。
全国の企業へ訪問、見学に行かせて頂いた自分が、ひいき目なしで持っている感想です。
ですから、社長一人が割と何でもできてしまうのです。
そのため、今まで私たち社員はハッキリ言うと社長におんぶにだっこしてもらっていたのです。
今回経営計画書を作っているとき、どの分野でも「会社を背負う社長の重圧」を実感しました。
何もしなければ、会社は経費だけかかってお金がなくなります。
お金を稼ぐには、お客様に選ばれ続ける会社であり続けなければならないのです。
お客様から選ばれないとお金が入ってこず、赤字になります。
赤字が続けば会社は倒産し、社員が路頭に迷います。
その家族も同じくです。
自分が経営者だったらと思うと、逃げ出したくなるような重圧です。
しかし、その重圧を社長一人が背負って、今までもかなりうまいこと会社は成長していたのです。
▲優秀社員賞の柳さんと社長
しかし、これからはそれだけでは足りません。
このコロナ禍で世の中がひっくり返っているこのタイミングを味方につけ、さらに成長していくためには、更に強い牽引力が必要になります。
それが私たち3人の課長です。
社長が数年先までの未来を考え、現場に近い私たちが実行責任者になる。
それが私たちの一番の役目だということを、体験から理解しました。
4、エンジョブの未来について
▲社長のお誕生日風景
エンジョブという会社には、どこにも負けない強いエンジンがあります。
それは「人」です。
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・「成長したい」という共通の価値観を持っている
・充実した社員教育、研修で個々のスキルアップがなされている
・個々の得意分野を全員が把握している
・ダブルキャスト化が進行している
・社員・社長間の風通しが良い
・意見や提案をすぐに言える
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これがエンジョブの一番の強みです。
▲入社21年目の酒井さんと入社4年目の布目さん
社歴の長い先輩社員は、抜群の安定感と知識の広さがあります。
新しい後輩社員は、自分の得意分野で頭角を顕わしてどんどん売上を作ってくれています。
社歴に関係なく、どの社員も日を追うごとに成長を続けています。
▲社内研修風景
私は、このエンジョブという「人を育ててくれる会社」が大好きです。
自分自身、高卒でスキル0で拾ってもらったところから始まっています。
他の会社で「学歴もスキルも実務経験もないから」と面接設定さえしてもらえず、入社してからもダメダメ社員だった私を見放さず、ここまで育て上げてくれたのです。
社会にとって、こんな会社は極めて希少で貴重だと本気で思っています。
万に一つに間違っても、絶対になくなって欲しくない。
だから私は経営幹部として、会社の未来を明るいものにしていきます。
▲幹部決意表明
お客様に愛され、選び続けられる会社にしていきます。
そして私の大好きな、「人を育てる会社」の強みをもっと伸ばし、
社員にも選ばれ続ける会社にします。
言うのは簡単ですが、実際にやるのは大変です。
まだまだ実力も伴っていない口だけ社員ですが、「宣言するのはタダ」です。
またエンジョブには強い社長と、強い課長仲間と、強い社員チームが揃っています。
全く難しいとは思っていません。
むしろこれからが凄く楽しみなくらいです。
そんな未来を一緒に作っていく新入社員さんを現在も絶賛募集中です。
私も一次面接担当をさせて頂いていますので、
「自分もチームに参加してみたいな」と思ってくださる方は、ぜひ応募してくださると嬉しいです。
▲中谷さんが描いてくれたもあ坊