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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

ひとりひとりの強みを活かす体制へシフトチェンジ

こんにちは、齋藤です。

最近、柳さんの家のもか君が我が家に遊びに来てくれました。

もか君はまだ生後4ヶ月弱のアメリカンショートヘアくんです。

とっても小さくて軽いですが、好奇心旺盛で元気いっぱい!

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▲もか君と様子見のれん&もあ


最初はおとなしく辺りを見回していましたが、すぐにリラックスしてガンガン走り回っていました。

れん&もあは、最初は少し威嚇して牽制していましたが、最後は追いかけられていました(弱い...笑)。

もか君といっぱい遊べたのと、れん&もあの新しい一面を見られたので取っても楽しい時間でした。

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▲一緒にトンネルで遊ぶもか君&れん



さて、今回のテーマは

「ひとりひとりの強みを活かす体制へシフトチェンジ」です。

エンジョブ内でつい先日から開始している、新しい体制についてご紹介します。

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この体制は簡単に説明すると、

「全員同一の業務内容・ノルマ制」から

「得意な人が得意なところを担当する分担制」

への変更です。

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▲作品クリエイトが得意な中谷さん&大久保さん



通常の会社では、営業担当や経理担当など、大まかにその人に合った部署へ配置されますよね。

もちろんエンジョブでも同じです。



しかし今回は、

その担当業務の中でも更に細かく

「得意な人が得意な業務をする」という変革を行いました。



一例を紹介します。

1件の新規予約を受注した場面です。




まず、今まではお客様から予約を受注すると担当者は下記の5つのフローを全て行っていました。


----------------------------------

1.お客様の希望や目的をヒアリング

2.旅行・宿泊プランを作成

3.プランの提案&クロージング

4.予約手配・変更手配

5.アフターフォロー

----------------------------------



途中で担当が変わると、どうしても引き継ぎ時に「お客様の細かい要望」や「条件の重要度」の理解に差異が出てしまいます。

それを防ぐために、最初から最後まで受注担当者が行う体制を取っていました。

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しかし、ここで問題発生。

それは担当者別にスピードの差が出てしまったことです。



もちろん抱えている業務量によっても変わるのですが、作業スピードが速い人と遅い人がどうしても出てきます。

特に、作業が丁寧な人は遅い傾向にあります。

すると、遅い人がお客様に旅行プランをご提案できる時間が遅くなってしまうのです。




そこで体制変更の提案です。



「お客様対応を丁寧な人がして、速い人がプラン作成をしたらどうだろう?」



1件の予約フローの中で、

----------------------------------

・お客様対応をする人

・旅行プランの作成をする人

----------------------------------

の2人体制にするというものです。



「対応が丁寧で感じが良く、クロージングが上手な人」がお客様対応をし、受注した案件のプラン作成を「ミスが少なく作業スピードが速い人」が担当する。

もちろん、お客様の要望と差異が出ないように、対応担当者から細かいプランの指定をします。




現在お客様対応の最前線をになっているのは、エンジョブ内でもトップクラスの対応をする野々宮課長です。

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彼の対応は、120%お客様に寄り添う対応です。

全力でお客様の希望をヒアリングし、自分が出しゃばらず希望を引き出します。

お客様に愛されるので、かなりの確率で指名電話がかかってきます。

また、予約を決定へ持って行く熱量が高いので、彼が前線に立つことで確実に決定率は上がり、ファンのお客様が増えています。




そして、スピードと正確さが重要なプラン作成担当は、作業速度が異常に速い布目さんと柳さんです。



布目さんは、私が40分ほどかかる難易度の作成作業を10分ほどでしてしまいます。

しかもミスが全くなく、作成するプランも丁寧で整頓されています。

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柳さんは、複数の仕事を持っていてもどれも効率よくスピーディーにこなしてしまいます。

普通の人だとパニックになる業務量を抱えても、急ぎのものからパパッと完了させます。

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この2つの正反対の強みを分担制にすることで、

・「いつでもお客様への対応が丁寧」

・「スピード対応」

という強みが存分に発揮されるようになりました。




以前までの社員教育は、

社員一人に対して「スピードと丁寧さ、すべてを強化する」というものでした。

しかし大体の人は、どちらかが得意ならどちらかが苦手です。




ちなみに私は「スピードと正確さ」が苦手です。

お客様対応には自信があるのですが、作業スピードが遅く、克服には手を焼いています。

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しかし、今は私が受注させて頂いたお客様のプラン作成を、布目さんや柳さんにしてもらっています。

おかげで、作成時間が約5分の1に短縮されました。

「苦手なことは得意な人に任せる。自分は自分の得意なことで勝負する」という体制は、会社としてはもちろん良いですが、一社員としてもすごく働きやすいです。




昔から苦手な「計算」や「正確な作業」の克服は、どれだけ苦痛を耐えながらやっても得意な人の足下にも及びませんから...。

それより自分が得意なお客様対応、WEBコンテンツ作成、営業などを強化していくのが合っていると感じています。




社長も、現在はあらゆる業務・分野でその方針に変更しています。

長年正しいと信じておこなってきた教育方針を変えることは、簡単にできることではありません。

その柔軟性は社長の凄いところだなと思っています。




社員一人一人の強みを正確に把握し、思い込みにとらわれず業務を割り当てていくことで、以前より「ひとりの個性」というものが際立ってきました。

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▲カメラを初めて使って2年目で、すでにプロ並みの写真を撮る中谷さん



特殊技能でなくても、専門的な学問やスキルが必要なわけではありません。

その人の考え方、好きなこと、ちょっと人より得意なことが、エンジョブではひとりずつフォーカスされ、伸されていきます。

それがやがて、1つの事業・部署を引っ張るくらいまでのスキルになっていくのです。




今の社員は全員、それぞれの強みを持った心強い仲間です。

また、来年入社が決まっている仲間もいますが、この人もまた個性的で面白いです。

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まだ来年4月の新入社員の募集はしているので、新たにどんな仲間が来てくれるのだろうとワクワクしています。

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