いよいよ、本始動!
石田由香
すっかり暑い日々が続くようになり
半袖で出社する日もボチボチ出てきました。
今までのブログで書いてきた
https://en-job.com/blog/000449/
会社の成長のために、SalesforceとAmazon connectを用いた
テレワークができる仕組み。
それがついに、本稼働しました!
ちょうど去年の今頃
導入する設備の為に補助金を受けようと、ゴリゴリ経営計画書を書いていたのが遠い昔のことのように感じてしまいます。
その後採択され、ミッションがキックオフされ
要件定義を固める局面になっての
自分の緊急入院というピンチにも合いました。
今回のような大きいプロジェクトを経験すると、
たくさんのことを学ばせてもらう機会を頂けます。
経営幹部や経営者が書くような、経営計画書というものを
練習ではなく、県や国に出すために
ガチで何回も書かせてもらうことができました。
それってただの予定表じゃないの?
と、経営計画書のイメージを持ってない方は、そう思うかもしれません。
経営計画には
自社の経営状態や、自社を取り巻く業界の状況、自社の課題、市場調査、自社の課題をどのような手段で解決するのか、その投資額と妥当性、その導入においての効果を得て、投資額をどのように回収するのか、その投資でどのように会社の経営状況を改善していくのか
そんなことを、自社の会計が出す業績や、政府が出す数値を元に計算し、グラフなどで可視化して書いていきます。
科目で言うと、国語と算数と社会が必要となる内容です。
(大の苦手だった、英語が入ってなくて良かったです)
それを書く為に、見積りが必要になったり、融資を受けたり、書いた内容があっているのかなどの相談で、ベンダー様や中小企業診断士の方や会計士の方など、色んな方と出会うことができました。
たくさんのことを学ばせてもらいました。
「減価償却」の話は聞いたことがあったけど、一括で落ちなくて、何年かかけて経費を落とすものなんだ。
まあ、そうだよね。
高額の設備の支払いが実際にあったと言えど、一括で経費を落としていたら、会計上一発で赤字になっちゃうもんね。
くらいにしか思っていませんでした。
しかし、今の立場で会計士さんと状況のコンセンサスを取ると
もっと細かいことまで学ばせてもらっています。
PCなどの機器は、1台30万円までだったら経費で落ちる。
ライセンス料は、初回の一年は経費ではなく、設備投資として計上する。
しかし、構築期間はその対象にならず、実際に導入してからの1年が対象となる。
などなど、会計士さんや銀行の方とお話をすると
たくさんの知らなかったことが会話として交わされ、色んな学びをさせてもらえています。
このポジションは社内で自分しかついておらず、独占状態で、私なんかがこんな立場でいていいのか?
もっとふさわしい吸収力の高い人がいるのではないか。と日々恐縮しています。
謙虚ぶっているとかそんなんではなく、本当に重い責務や予算を背負うからこそ、そう思うのです。
導入したシステムもこれまた複雑で、みんなにレクチャーをするために
システムの要件や操作方法についてベンダー様とやり取りしている多田課長と触ってみていましたが、
なかなか複雑で、みんな使いこなせるのか?
本当に心配しました。
旧基幹システムからのデータ移行もドタバタで
対応して下さっているベンダー様の担当者の方も、ピリピリしているし、だんだん憔悴していくしで、データ移行として設けている三日間と、その翌日から実稼働をGW後に控えている身としては、
せっかくの連休ではあったけど、GWは恐怖しかなく、なかなか気が休まりませんでした。
しかし、新しいソフトフォンの導入も、新しい基幹システムの操作も、みんな相当大変であったことは間違いないですが、文句ひとつ言わず、前向きに対応してくれて、もうそろそろその大変な時期を乗り越えて日常に近づきつつあります。
使いこなしてくれているみんなには感謝しかないです。
私は、日常業務を行わず、動作チェックをした程度でしかそのシステムは触っていないので、今ではみんなの方が私より使いこなしている感じです。
本当に頼もしいです。
これからエンジョブは、このシステムをきっかけに飛躍していかないといけないです。
労働生産量や、成約率を上げるための仕組みが組み込まれています。
また、出張などでも社外でも社内同然の使用ができるようになりました。
理屈上では、今まで業績が上がることはあっても、下がることはないはずです。
このコロナ禍で苦しい中、社運をかけたといっていいレベルの設備投資です。
みんなで使いこなして、業績を上げていきたいです。
そして、私は次の設備投資に向かいます。
県が実施しているDX補助金を申請してでの設備投資。
そして、次の小規模事業者補助金を申請してでのHP作成。
自分の設備導入と共に、会社も進化していく!
社内のみんなに、ビシビシ刺激を与えていく!
そう信じて、来期も突っ走っていきます。