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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

経営者の言葉は勉強になり、脳に染み込む

石田由香

年が明けて早いものでもうすぐ春です。

ENJOBも4月に向けて新しいメンバーを迎え入れるべく
慌ただしい日々を送っております。

さて今回は最近感じている話について書かせて頂きます。

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ちょうど去年の春に、社内で課長になるための選挙が実施され
みなさんのおかげで課長職に就くことができました。

そのおかげで、外部研修の「幹部塾」というものに参加をさせて頂くこととなりました。

株式会社武蔵野という会社が主催する研修のプログラムの中に
小山昇社長の講義があり、聴かせて頂きました。

10年以上前に、社長が男性社員と二人で武蔵野様の会社見学会に参加し
帰社した社長から、
小山社長の本を読むように
小山社長の講演DVDを観るように
というミッションを課せられました。

勉強はあまり好きでないので、嬉しい仕事ではなかったです。
できるものなら避けたいですが、
勤務時間で実施するようにと言われたので
受け入れざるを得ませんでした。

その当時の感想は
「何を言っているのかわからない」
「この人ぶっ飛んでる」
です。

「社員はサボるのが当たり前だ」
「楽しようとするものだ」
とか
なかなか過激にことを発していました。

正直言って共感できませんでした。

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当時の私が社長から勧められた書籍の中で共感できるのは
木子吉永氏のもので、
経営者自身が数字を毎日見ないといけない
などという、王道の考え方を記した内容でした。

一方、小山社長の話は
「言っていることは分かるけど」
「極端すぎて受け入れられない」
と当時は思っていました。

それから10年以上の月日がたったおかげで
会社も当時から成長し、
私も独身から親と言う立場に変わり
子育てを通して人間的成長もできました。

その上で課長になってすぐに小山社長の話を聞くと
スッと入ってきて、
「確かに!その考えはすごく納得できる!」
「なるほどなるほど、勉強になる!」
と受け取れるものばかりです。

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設備投資の担当をしたり、経営計画発表会の担当をすると
様々な経営者の方や銀行の支店長クラスの方と接する機会が格段に増えます。

どのトップに立つ方の話も、本当に勉強になる!
と最近気づきました。

窓口に立つ方や、幹部クラスの方の話ももちろん勉強になります。

Salesforceの担当の方から、
「お客様とのセッションが多いほど成約率が上がる」など、
たくさんの情報が学びにつながっています。

しかしその考え方はやはり「雇われている」という立場の人の考えです。

経営者や支店を任されている銀行の方との責任の重さが違うからでしょうか。
「学び」レベルが全く違うように思えます。

私も社歴が長いから、うちの会社の代表である高橋社長から20年以上にわたって、
直接考え方や判断の仕方などを教わってきたおかげで
高橋社長のやりたいこと、行きたい方向、考え方の軸などは
社内でも理解している方だと思います。

そのおかげで高橋社長の伝えたいことは分かっているのですが、
世の中の経営者の言葉を聞くと同じことを言っているのだけど
その高橋社長の言葉を、私の中にストンと落としてくれることに気づきました。

より整理して、理解させてくれるとでもいうのでしょうか。

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先日も株式会社イガラシ様の五十嵐社長のお話がとても勉強になった話に触れさせて頂いたので、良かったら読んでみてください。
https://en-job.com/blog/000578/


そして、最近のマイブームはスマホで読むビジネス系メディアを読むことです。
何がいいって、玉ねぎがあめ色になるのでじっくり炒め物をしたり、
煮込み料理をコトコトかき混ぜたり、
家事の合間に自分都合で読める点が気が入っています。

勉強になったものの一つに
【稲盛和夫氏が、ほぼ全国民がムダだと思っている「朝礼」を毎朝1時間させた理由】
https://diamond.jp/articles/-/316342
こらがあります。

ENJOBの伝達や方針は、チャットで社内へ通達されます。
更に重要なことは、週に一回1時間ほどかけて社長がみんなを集めて講義形式で伝えてくれます。

以前は伝達すべき内容がリスト化されていて、
全員が「理解できた」と判断できるだけの暗唱ができるまで、
何度も繰り返し集まってコンセンサスを取っていました。

しかし社内でほとんどの人が理解できているのに
全員が記憶できるレベルになるまで繰り返しコンセンサスを毎日取ることが無駄だ。時間を取ることがストレスだ。
という声が上がり、、現在のスタイルになりました。
私もその考えを持った一人です。

社長は「最後の一人までちゃんと理解できるかを確認できないといけない。」
という考えをもっていて、当時は反対していましたが
みんながあまりにも言うから今のやり方に渋々変えてくれました。
私もそれが正しいと思っていました。

しかし、世の中の多くの経営者がリスペクトしている稲盛氏の記事を読み、
「そうか!高橋社長の言いたいことはこういうことだったのか!!」
と社長がずっと伝えようとしていたことと、稲盛氏の言葉がリンクし、
私の脳内に「理解」という衝撃をもたらしてくれました。

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稲盛氏は
会社が創業時に存在する社員は、会社を軌道に乗せようという意欲があり
朝礼で毎日時間を割いてコツコツ覚えさせる必要はなかった。

しかし、会社が大きくなってくると、入ってくる人も増えて多様性があり
社員にも「松竹梅」が出てくる。

組織が大きくなるためには梅の存在も必要になってくる。
松や竹は理解できて必要のないことでも、
梅の人もちゃんと理解してできるようにならないと、
会社が機能できない。

だから梅の人の習熟が重要で、その為に毎日の朝礼が必要なんだ。

という内容が載っていました。

高橋社長も全体での共有についての時間確保問題が出る度に
「理解できていない人が一人でもいるとダメなんだ」
「理解できていない人がいたらどうするんだ」
とアホの一つ覚えのように言ってました。
(言葉が汚くてごめんなさい)

同じ言葉をずっと繰り返すだけだったから
浅い自分は理解できず、
「100点取らなくても、70点取れたらいいじゃん」
と思っていましたが
稲盛氏の言葉は、その高橋社長の考えを更に嚙み砕いて、
凡人の私でも理論的に理解できるように説いてくれていました。

ビジネス書によく出てくる京セラの稲盛氏やパナソニックの松下幸之助氏だけでなく
五十嵐社長や小山社長、取引銀行の支店長様など
重い責任を背負う経営者的な立場の方は、自社の社長と価値観も似ていて、

判断基準や優先順位、気にしていること
抱えている問題点、失敗したこと、悩んでいること
嬉しかったこと、社員に対しても愛情
どれも近いものがあります。

だからこそ、サラリーマン的立場の人の言葉より
学びが多く、自社の社長の言葉をより深く理解させてくれるのでしょう。

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この一年、今まで立ったことのなった課長職に就き
部下の立場とは違った景色を見て
たくさんの学ぶ機会を頂いて、階段を上がらせて頂きました。

三年目に入る他課長と比較すると、初めてのことばかりで目の前のことをこなすことでいっぱいいっぱいでした。
それでも課長職に就くより前と比べたら、より深く経営のことを考えられるようになりました。
まだまだ発展途上ではありますが・・・。

新しいメンバーが入ったらまた課長選挙があると思います。
その時に課長職に再選することができたら、目先のことしか見えない雇われる立場の考えではなく
もっともっと経営者の目線に近い考え方ができるようになっていきたいです。

そして全体共有についての会社のリソースの確保については
永遠のテーマの一つになってきているので
再び問題提起されるはずです。

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その際には、雇われの立場だけの凝り固まった考えをするのではなく
もっと俯瞰的に見て、客観的に、理論的に考えて
今の自分よりレベルの高い発言をできるよう、
日ごろからどうすことが一番いいか考えておきます。

ENJOBは単調でないから楽しいです!