2024年新卒採用について
高橋純
1,就活スタート時期について
優秀な学生ほどハッキリ言って就活のスタートが早いです。
当社の現在活躍中の新卒入社の人達も、過去の採用も、
全員7月には内定が弊社で決まっていた人ばかりです。
ですから7月末までに応募があった新卒は審査は甘めとなります。
これは弊社だけに限らず、多くの会社がそうです。
逆に後半になればなるほど、何故まだ決まってないのか?
その理由がしっかり説明出来なければ、更に内定を取るのは難しくなるでしょう。
2,弊社の業績状況について
さて、現在弊社はコロナ禍で壊滅的な業績ダウンをしたお陰で、大きくビジネスモデルを変更しました。
旅館・ホテル様との長年の付き合いを活かし撮影営業からスタート。
単なる旅行業から、WEBや動画制作に主力を投じました。
そしてそれが見事にあたり、業績が爆上がり中です。
過去ここまで急激な上昇はありません。
そのため、一般の地方の会社としては給料・賞与などの金額が高く設定されています。
しかし、この金額もまだまだ序の口で控えめです。
弊社は公開経営をしていますので、全社員が会社の内部留保額や売上推移、利益額など把握しています。
そして、会社の内部留保額は、年間売上額を超えています。
学生の皆様にも分かりやすいように付け加えますと、
一般的には年商の3か月分の内部留保(現金預金)あれば優良企業と言われます。
優良企業とは国内企業の約20%程です。
つまり現在の弊社の業績は、どこで発表しても恥ずかしくない数字です。
これは特別自慢したい訳ではなく、
「何故社員十数人の会社がこれほどの高待遇で求人をしているのか?」の問いに対する1つの答えです。
3,採用に力をいれる理由について
勿論、業績が良い=社員の待遇が良い。
という単純な図式には通常の会社は成りません。
高待遇にする理由が2つあります。
①社会状況の変化!
コロナ禍が終わり、一気に売り手市場に変化しました。
どこの会社も賃上げを発表し、連日ニュースになっています。
政府もこれを後押ししている以上、数年間は少なくとも続くでしょう。
ですので賃上げをせざるを得ないのが本音です。
これからの時代は、福利厚生も含めてすべての条件を良くした会社が生き残る時代になったと私は思います。
コロナ禍は、お客様が来ないことによる赤字から会社が倒産していました。
しかしこれからは、お客様が来ているにも関わらず、人材不足で倒産する企業が相次くことになるでしょう。
そしてそれがいつしか通常のことになるはずです。
いい人材を採用出来るかどうか?
この数年間で企業の命運が決まります。
②相次いでの社員の退職!
コロナ禍だけが原因ではありませんが、会社創業以来の退職者が続出しました。
これは社長である私の明らかな職務怠慢であり、打てる手を打って来なかった報いです。
創業以来、最短の退職者が丸3年でしたが(試用期間除く)
それを更新して2021年11月に2年7か月間勤務した社員が退職。
2022年に入社4~5年目の社員が2名。
そして極めつけが2023年3月で勤務丸12年間の幹部社員が退職しました。
ここまで来ると今のままでは駄目、今のやり方、考え方、方針では駄目なことを否応なしに気づかされました。
退職理由は様々ですが、退職した社員の多くは今でも弊社をいい会社だと思ってくれていると自負しています。
▼退職した斎藤課長のブログ
「12年間ありがとうございました」
今まで出来た社員、出来た会社の人間関係の良さに甘えてきたツケがここで出てきたと思いました。
通常の会社であれば、社員が入れ替わることなど普通のことでしょうが、弊社は全員号泣するくらい大変なことです。
まさに一大事件!!
それが4回も続けば、いかに傲慢な私でも猛省します。
ということで、社員の待遇はまだまだ良くしていきます!
いえ、いかなくては成りません!!
4,現状の採用状況について
現在の2024年度新卒採用状況は、ほぼ確定者が1名。
ただまだ私との面接を控えていますので確定ではありません。
もう1名それに順ずる人がいます。(あくまで未定です)
最終的には、最低4名、最大8名採用を目標とし、まだまだ募集は継続していきます。
現状、現社員数の2倍になっても、確実に黒字に維持できることは計算上分かっています。
しかも現在の業績が現状維持で上っていなくてもです。
実質は顧客を待たせている状況なので、人数が増えた分売り上げは確実に増えます。
尚、弊社に電話しても中々繋がらないのは、サボっているからではなく、本当に忙しいからです。
それでも残業時間は絶対に増やさないと方針を出していますので安心して下さい。
5,最後に
・どんな人材を求めているか?
・弊社で働くメリット・デメリット
・採用までの流れ
この3点に関しましては、私の過去のブログを参考にして下さい。
ただAIテストに関しましては、2023年5月から新しいツールに変更しています。
ここで書いてもいいのですが、詳細は二次面接時にお伝えします。
弊社は採用と育成に投資を惜しみません。
例えば会社のPCなど普通は支障が出てから交換すると思いますが、
弊社は4年で総入れ替えします。
1人3台のモニターを使用し、ノートPCは当然、iPadも同時にTPOによって使い分けています。
セキュリティー管理にも力を入れ、銀行用、添付ファイルを開くためだけのPCもあります。
他にもいいツールがあれば、投資を惜しみません。
あなたはもしかすると大企業で既に内定が出ているかも知れません。
確かに私が親なら大企業のほうが安心です。
しかし中小企業は総じてこれからどうなるか分からないワクワク感があります。
弊社の幹部社員の1人の多賀は一次面接を担当していますが、彼女は高卒での新卒です。
しかし4年目で幹部社員に抜擢されました。
幹部社員になれば、会社の経営計画書作成など経営の根底から学べます。
研修も幹部社員がいく研修ですから、4.50代のおっさんしかいません。
いくつ受講するかは本人次第ですが、費用的には1つの講座だけで75万5千円します。(宿泊費・交通費・食事代含む)
それが20代で行ける会社は、そう無いと思います。
(実際、研修会場で20代の受講者がいたら、まず社長の息子です)
今、あなたがこの文章を最後まで読んで頂いているとしたら、それは興味があったからでしょう。
迷ったなら、即、応募をしてください。
(リクルートページはこちらをクリック)
「実は就活で20社落ちました・・」
という人なら尚のこと大歓迎です!!(本当です)
それは私が善人ということではなく、そこまで落ちたなら、そう簡単に辞めないからです。
以前、幹部社員の多田が日報にこのようなことを書いていました。
「社長は、平凡な人をヒーローにするマネジメントするのが得意ですね」
言っていることは実に当たっています。
そう、映画も漫画もドラマも同じです。
何も出来ない人が、幾多の苦難を乗り越えて成長していく・・・
それも仲間と共に力を合わせてです。
そういった話が私は大好きです。
だから意図的に、計画的に、凡人をヒーローに育てています。
弊社の社員は、一年間で一度も泣かない人は皆無ですが、この意味は何かに夢中になり、
泣いた経験がある人でないと分かりません。
少なくとも感動は私の面接時から始まっています。
一緒に、あなたのいいドラマ、感動の大作を作っていきましょう!
P.S 最近は熱く語るとブラックだと言われるような風潮ですので、社員のこのブログの感想は冷ややかなものかも知れません。しかし私は待遇は変えますが、自分のスタイルは変えません。
いい所だけ見せるつもりもありません。
だから会社見学や社員面談(希望者のみ)は新卒の入ったばかりの社員が担当します。
そこで本音を聞いて貰い、応募してくれる人だけ大切に育てていく所存です。