念願の海外旅行にて!
提中悠祐
こんにちは、提中です!
先日、ついに念願の海外旅行に行かせていただきました!
しかも運がいいことに、個人的にもずっと行ってみたかった韓国に行かせていただいたのです!
ハプニングもたくさんありましたが、他では出来ない体験が沢山できて、最高の旅行になりました。
今回は、そんな旅行の中で、個人的に印象深かった出来事を2つ紹介します!
◆財布紛失事件◆
これは社長の一言集にも書かれていてご存知の方もいるかもしれません。
2日目のツアー中、お土産やカフェを好きに観て回れるフリータイムでした。
地元のお土産屋さんで、お揃いの帽子を買って和気藹々としていた直後、、
自分の財布が無いことに気付いたのです!
ポケットにもない、鞄にもない、店を探し回っても見つかりません。
ついには社長から店員さんに頼んで、警察を呼んでもらう事態になったのです。
不安な気持ちで待っていると、何やら物騒な格好の警察が訪れました。
ずっと韓国語で話してるので全く話は分かりませんが、言われるがままにパトカーに乗りました。
まさか最初に乗るパトカーが韓国とは、、
完全に犯罪者の気分でしたが、通訳の金さんと社長が一緒に来てくださり安心でした。
↑社長が盗撮した署内
署に着いてからは金さんが全部の手続きをして下さいました。
数人のムキムキ警官に囲まれて正直怖かったです。
韓国ドラマでしか観たことない光景に自分がいるのが不思議な感覚でした。
幸い何事もなく、手続きが終わり、事件として処理して頂けることになりました。
金さんは長年ツアーガイドをされてらっしゃる中で、パトカーに乗ったことなんて初めてだそうです。
ガイドの範疇を超えたお仕事をして頂き、本当に感謝です。
あとは警察から再度連絡があり、適当な保険料を頂けるという手筈だったのですが、、
なんと旅行最終日、店内の監視カメラの映像から、店を出た時も財布を持っていたという事が発覚しました!
つまり、盗難じゃなかったことが明らかになったのです。紛失という扱いになるため、結果的に保険は適用されませんでした。
悲しいですが自業自得なので、良い反省の機会とさせていただきます。それにしても、本当にどこで無くしたのでしょうか、、
↑財布を無くす前でまだ元気な頃
改めて、できる限りの対策を全て手を打ってくださった社長、本当にありがとうございます。
自分では経験が無いので対策が思い付かないですし、怖くて警察も絶対呼べません。
やはり何に置いても、決断を迷いなく実行できる社長ってすごいなと改めて思いました。
そして感謝と謝罪を伝えたいのが社員の皆様です。
自分が絶望していたときに、
「パスポートがあっただけ良かった!」
「いつかこれが良い笑い話になるよ!」と励まして下さいました。
焦ってる時の先輩方の言葉は本当に心強かったです。
↑財布騒動直後の食事 皆様優しかったです
申し訳無いのは、自分が財布が無いと騒ぎ立ててから、警察署に行って戻ってくるまで、ずっと待機して頂いた事です。
皆様の少ない自由時間を奪ってしまいましたし、その後のスケジュールも30分押す結果となってしまいました。
途中柳さんの提案で、バスに戻ってお客様対応をして頂き、出来るだけ時間を無駄にしない様に尽力して下さいました。
少なからずスケジュールが急変更となり、不満に思う方もいらっしゃったかと思いますが、皆様寛大に受け入れてくださったことに感謝です。
今回の経験を通して、自分がどれだけ周りの方に助けられているか、許して頂いてるかを改めて知りました。
そして、このままでは1社会人として、流石に駄目だ、という事も思い知りました。
単なる反省だけで終わらせず、自身の戒めとして次回のために生かしていく所存です..!
◆スタンプラリー◆
たくさん楽しいイベントがあった今回の旅行でしたが、個人的に印象深かったのは、釜山でのスタンプラリーです。
↑「甘川文化村」の住宅。パステル調の家屋が特徴。
釜山にある「甘川文化村」は有名な観光名所となっており、沢山のお店やお土産屋さんが立ち並んでいます。
ここで1時間程度の自由な時間を頂けたのですが、自分たちが気になったのはお店でもお土産でもなく、
そう、スタンプでした。
メンバーは増田さんと酒井麗奈さん。きっかけはスタート地点に設置されていた1個のスタンプでした。
全部で4つのうち、最初の1つ目のスタンプをお互いに押し合って「わーい」なんて喜んでいました。
ですがなぜかこの3人、突如「残る3つのスタンプをなんとしてでも揃えなければ!!」という謎の使命感に駆られたのです。
※特に4つ揃えたところで何の景品も無いです。
たかが3つといえど、その道はかなり険しいものでした。
2つ目のスタンプは博物館でしたが、館内を探し回っても全く見当たらないのです。
増田さんの指令で小屋の中や、壺の中まで開けて探しましたが見つかりません。
(しかもガイドさんによると、その壺は昔、便器として使われていたらしいです、、)
↑壺の写真を撮る増田さん
あたりを探し回った末、ついに博物館に入る入り口付近で、ポスト型のスタンプスポットを発見!
一つのスタンプを探し出すのにここまで時間がかかるとは思いませんでしたが、見つけられた嬉しさに笑顔がこぼれます。
そして一番の難関が3つ目のスタンプ。灯台の頂上にあるというスタンプでした。
灼熱の日照りの中階段を上り、もう少しで灯台か?という所。
すると、増田さんがとんでもない看板を発見したのです!
「この先立ち入り禁止!」
看板の通り、灯台に続く道はテープで封鎖されており、入れなくなっていたのです。
あれほど息巻いていてたスタンプ集めもこれで終わりか...誰もが諦めていた時でした。
増田さんが「私、ちょっと聞いて来ます!」と一言、そして階段をどんどん進んでいくのです!
僕と酒井麗奈さんが呆気にとられていると、奥から現地の管理人?のような女性が登場!
すかさず増田さんは、「スタンプはどこですか?」と尋ねます。
「〇〇〇〇〇セヨ!」
韓国語なのでさっぱり分からないですが、そのジェスチャーからも出ていけと言ってるのが分かります。
流石にこれはあきらめるべき、と思いましたが、増田さんは全く引かずに聞き続けます。
「スタンプはどこですか!?」
「〇〇〇セヨ!!」
「スタンプはどこですか!?」
どれだけ語気を強められても増田さんは怖気けづくどころか、どんどん近づいて歩み寄っていくのです!
しばらく攻防が続き、流石に根負けした管理人の女性。「スタート、スタート!」と、身振り手振り何かを伝えようとしてくれます。
その仕草から、頂上ではなく、灯台のスタート付近にスタンプがあるのだと理解しました。
僕たちは女性にお礼を伝えて灯台を後にします。
管理人ぽい人から重大なヒントを得て一件落着...
かと思いきや、なんと灯台のスタート地点を探しても、どこを探し回ってもスタンプが見つからないのです。
やはり結局頂上に隠されているのか?あの管理人ぽい人の助言は嘘だったのか...疑念が過ります。
諦めて次のスタンプを探してもいいですが、あれほど増田さんが本気で訪ねてくれたのです。
自分も出来る限りを尽くさねば!そう思い、話しかけたのはなんと、近くにいたごみ捨て場のおじいさんでした。
つたない韓国語で話しかけますが、質問が伝わってるのかどうかも分かりません。
ついにあきらめるかと思ったその時、ガイドさんがたまたま来て、僕らとおじいさんの通訳をしてくれたのです。
するとおじいさんが言うには、
「一番最初の部屋で押したスタンプが、展望台のスタンプの代わりになってるんだ。
展望台は今工事中だから、スタートのところで代わりに押すようになっているんだよ。」
なんと、、ずっと探し回っていたものが、一番最初にすでに手に入れていたなんて...。
灯台下暗しとはこの事だと、一同は大笑いしながら次のスタンプを探しに行くのでした。
その後はメンバー唯一の緑顕性である酒井麗奈さんが活躍してくれ、黄色二人組には無い計画性とマップ理解力でグループを導いてくれました。
そして最終的に、、4つすべてのスタンプをそろえる事ができたのです!
最後には4つ集めきった自分たちへのご褒美に、ソフトクリームを頂きました!
あろうことか自分は財布を無くしていたので、お二人に1,000ウォンずつ借りて食べさせていただきました、、。
本当にありがとうございます。
今回のスタンプラリーを通して、個人的にめちゃくちゃ貴重な経験が出来ました!
メンバーそれぞれが試行錯誤して一つの目標を目指し、協力しながら達成するという体験。
社会人になってからだと尚更味わえる機会も少ないと思います。
そして、僕一人だったら確実に「スタンプラリーね、ハイハイ、、」で終わりでした。
ですが他の人が本気で取り組んでる姿があったからこそ「どうせなら本気でやろう!」と思えました。
こうやって他の人の良いところに気付いて自分を変えていくチャンスがあるのも、社員旅行の良いところだな~と感じました。
◆まとめ◆
今回の旅行では様々な気づきやハプニングもあり、思い切り楽しめたのはもちろん、自身を見つめなおす機会にもなりました。
そして、こうやって社員全員で旅行に行くことが出来たのも社長のおかげです。
旅行前の時点で実際の業績は、目標の数値に達しておらず本来であれば中止という状況でした。
それでも今回こうして4泊5日の旅行を決行してくださったのは紛れもなく、社員の事を思っての決断だったと思います。
旅行に行かなければどれだけのお客様対応が出来て利益になるかは分かっている中で、
それでも社員の思い出作り、モチベーションアップを優先してくださった社長に今一度感謝です。
ただ楽しかったで終わらせない為に、日々の業務でこれまでとの違いが出せる様頑張っていきます!!
そして、これまで業績を積み重ね、旅行に行ける体制を万全に整えて下さった先輩方に改めて感謝です。
旅行中もお客様対応を頑張って下さったおかげで、安心して楽しむ事ができました。
また次回も同じメンバーで旅行が出来たらめちゃくちゃ嬉しいです!!
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↑旅行中に出来たHAPPYなフレンズ。