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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

社内でしか通じない社員のやりとり集

野々宮雅人

こんちにわ、野々宮です!


最近、大久保さんが環境整備をしていた時に、「これめっちゃむだかってる」と言ってて、何を言ってるのかさっぱりわからず困惑する出来事がありました。

むだかるというのは福井の北の方で使われている方言らしくて滋賀出身の自分には理解できなかったのですが、自分では当たり前だと思っていた言葉が通じなくてびっくりすることってありますよね。


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そういえば、うちも社内用語がかなり多くて、ついうっかり社外の人に使って「??」って思われることもあったなと思い出しまして、たぶんこのブログでも時々やっちゃってるんじゃないかと思います。

そこで今回は、うちでよく使っている社内用語と、それにまつわる業務改善などを紹介していきます!


「15分スケジュールちゃんと入ってますね!」

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現在、社員全員が毎日「15分スケジュール」という業務のスケジュール管理表を使用しています。
名前の通り、1日のスケジュールを15分単位で立てて、実際にやったことの結果を記録しています。

この15分スケジュールが始まったのは、もともとは新入社員の指導の一環でした。
優先順位をつけて、無駄な時間を減らしていかないと、仕事に慣れないうちはあっという間にパンクしてしまいます。

なので新入社員の時から、スケジュールを立てて仕事の優先順位をつけて、
自分が何に時間を使っているのか、次回どうしたらいいか振り返りできるように訓練しています。

最初は新入社員と一部の社員だけつけていた15分スケジュールですが、スケジュールを立てるのが苦手な社員でも業務効率の改善ができることがわかってきたので、今では全社員共通で同じスケジュール表を使っています。
全員が共通の道具を使うことで、社内のコミュニケーションが取りやすくなったり業務の調整が楽になる側面もあります。

例えば、1日の予定を20分単位で立ててる人と15分単位で立てている人が同じチームにいたとしましょう。
20分単位で予定を立てる人が20分の会議を1件立てたら、15分単位でスケジュールを立ててる人からすると、スケジュール上では10分余計な時間が生まれてしまいます。
スケジュールを立てる時間単位が揃っていると、お互いにストレスなくスケジュールの調整がしやすくなります。

そしてこの15分というのが絶妙で、10分だと細かすぎて記録が大変だし、20分や30分だと逆に冗長性持たせすぎてるので、ちょうどいい時間単位になってます。

参考:酒井さんの15分スケジュール


「15分コンセはじめまーす」

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またしても出てきました15分。
そして「コンセ」とはコンセンサスの略語で、うちの社内では情報を共有し共通認識を作る時間を指しています。
取引先やお客様の情報、変更のあった社内ルールの告知などが主な内容です。

以前はこのコンセも1日15分ではなく、時間制限なくやったりめちゃくちゃで、社員からも「なんでこんなに長いんだ」と不満の声が聞こえてきました笑
しかし一方でコンセを取ってほしい社長からすると、共有すべき情報を落としている社員がいると、結果的に損害が出たり社員が後々不満に思うので、コンセは取ってほしいと思っています。

そこで時間を15分と決めてからは、共有すべき情報の優先順位をつけるようになり、各議題を発表するのに使う時間を短縮する意識がつくようになり、ひどいときは1時間とかかかってたコンセが安定して15分以内で収まるようになりました。


「リアクションついてないですよ~」

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社内でのコミュニケーションツールとして、チャットワークというサービスを長年使っています。
このチャットワーク、日本発祥なので日本人だと直感的に使えて誰でもすぐ慣れるのですが、「メッセージを送った相手が既読かどうかわからない」という弱点がありました。
なのでチャットで連絡をしても、「これ読みました?」「これ終わりました?」と確認をする手間が発生することもしばしば。

今でも公式に既読確認する機能はついていないのですが、昨年ある機能が実装されて、その機能を使うルールを決めたら未読スルー問題が解決しました。
それが「リアクション機能」です。

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送ったメッセージに対して、いくつかのリアクションをつけることができる機能です。
実装された時に、これは使えそうだとひらめいて、「読んで理解したら了解のリアクション、完了したら完了のリアクションをつけるように」と社内でルールを決めました。
誰でも2クリックでできることだったので、これならすぐ定着すると思いました。


・・・が、そうすんなりとは定着しませんでした。
基本的に新しい取り組みと言うのは、どんなに簡単で誰でもできることだとしても、最初は忘れてしまったりするものです。
だから新しいことは投げっぱなしにせず、定着まで追うというのが大事というのは僕がエンジョブに入ってから学んだことの一つです。



「おっ!7時間は強いですね~!」

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柳さんのブログであった睡眠時間を管理するアプリですが、私も導入しています。
そしてもう一人中谷さんも導入していて、その3人で毎朝睡眠時間を競っています。
さながらトレーディングカードゲームで遊ぶ小学生のような光景です。


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ちなみになぜこの3人なのか?深夜アニメ大好きトリオで夜ふかしを常習するからです。

今まで睡眠時間は自分では取っているつもりでしたが、意外と無駄に夜ふかしをしていたことがアプリを入れてからわかりました。



「それめっちゃ黄色いな!」

EGという社内のマネジメントやコミュニケーションを改善するツールを取り入れているのですが、この「黄色い」はEGの「黄色顕性」を指してます。

EGについてはこちら

「黄色顕性」の人はコンセプト型の発想が得意で、型に囚われない自由なアイディアを出せる人が多いです。
それが派生して、常識はずれなアイディアとかが生まれたら「それ黄色いな!」と称賛する文化が生まれました。


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最近自分が「黄色いな」と言われた事例。机の上にあったネットワークのハブをS字フックを連結して吊り下げすることでデッドスペースの活用に成功しました。



「みる毛が椅子についた」

みる毛とは名前の通りみる君の毛です。

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ふさふさでかわいい~


ところが、本人たちは悪気ないのですが、うちの事務所の椅子と猫毛の相性は悪くて、猫さんたちが椅子に座るとその後椅子に毛が絡まってひどいことになってしまいます。
このままでは猫さんたちが出勤停止になってしまうので何か対策を考えないといけない...となり、以前生まれたアイディアが「猫マット」でした。

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こんなので効果あるのかと半信半疑でしたが、驚くほど効果的でこれを置くようになってから全然椅子に近づかないようになりました。
地味な改善ですが、椅子に絡まった毛を取るのに何十分も時間使っていたので、時短効果は絶大でした。


他にも色々な社内用語がありますが、社内用語がいくつもある状態というのは社内のコミュニケーションがよく取れていることの裏返しだと個人的には考えています。

あなたの会社では、どんな社内用語があるでしょうか?振り返ってみると、意外な発見があるかもしれませんね。

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