継続した人にしか見えない景色がある
多田裕未
こんにちは。多田です。
6月は父の日でした。2020年から毎年、父の日は父親と2人で食事に行くということを継続しています。
【父と食事】人生で初めて行ってきました。
上記は初めて父と食事に行った時の記録です。また同じお店に行ってきました。
とろける美味しさでした〜!!!
継続した人にしか見えない景色がある
突然ですが、継続せずに諦めた経験ってありますか?私はたくさんあります。
その一つは、前職を辞めたことです。
私は、某大手会社のエステティシャンとして3年間働いていました。
1ヶ月の厳しい技術研修・販売ノルマ・残業も終電まで・気の合わない上司
そんな毎日が嫌になって、転職をして今に至ります。
しかし、私以外の当時働いていたスタッフはなんと1人も辞めずに、今も働いているんです。苦しい期間も諦めず継続して働いていた先輩は、本部の研修指導員として出世をしていました。
諦めてしまった私には見えなかった景色を、前職の先輩たちは見ています。
自分の体験を通して、「継続した人にしか見えない景色」があると感じました。
全く同じことを体験していても、「できない」と辞める人もいれば「できる」と続ける人もいる。
私自身エンジョブに2015年に入社をして、かれこれ8年仕事を継続してきました。
入社当初は、他の同期に比べて、技術力もないし、営業経験もないし、一番若いこともあり、「同期の中で一番期待してませんでした。多田さんの住まいも一番微妙な物件にしました。」と社長から後々言われました。
そんな社員の自分が8年間継続してきたことは、同期には見えなかった景色をたくさん見させてもらっていると思います。
その景色の一部をご紹介できたらと思います。
<自分に役職がついたこと>
(上記は、幹部社員3名で1年間の利益目標計画を立てた時の様子)
入社当初、誰一人想像しなかったでしょう・・・。
まさか自分が幹部社員になるなんて・・・。
もともと私が入社した頃のエンジョブは役職という概念がありませんでした。
社長以外は全員平社員です。
課長の決め方については、以下ブログに書いてあります。
エンジョブの課長は選挙で決まる
もともと、自分は役職には興味がありませんでした。
前職でもチーフマネージャーにならないか?誘われても、断った経験があります。
なぜやろうと思ったのか?
社長から「1年目の課長には何の手当も出しません。」と発表されたからです。
自分に全く還元がない状態で、どこまで人のために動けるのか?気になったのが一番です。
ちなみに2年目以降からは課長の手当てが発生してきます。
体験してるからこそ、見えている景色は日々あります。
・部下や一緒に働く人に対して関心を持つようになったこと
・辛い時に言い訳よりも誰かの顔が浮かんでくるようになったこと
・会社の経費など裏側の数字まで見れるようになったこと
・業績の上下に一喜一憂するようになったこと
狙ってもないようなチャンスは、コツコツ継続してきた人の前にしか現れないものだと感じました。
<会社の体制がガラッと変わったこと>
私が入社した頃のエンジョブと、今のエンジョブでは、真逆になっていることがたくさんあります。
例えば、上記の写真は飲み会の様子ですが、私が入社した頃は飲み会は存在しませんでした。
「娯楽より仕事」・・・と、とにかく業務に打ち込んでいたのを思い出します。
(それはそれで楽しかったので、懐かしい思い出です)
今は、仕事の質を上げるために、社内のコミュニケーションに徹底して力を入れています。
・週1回の社員同士の面談
・社長と1:1でいく昼食
・課のグループ昼食会
・社内全体の飲み会
・温泉で一泊の懇親旅行
イベントがたくさんで楽しいですよ♪不安や悩みも直接聞いてもらえる機会もたくさんあります。
それらを実行するために、「無駄な仕事の削減」にも取り組んでいます。
無駄な仕事というのは、利益に関わらないことや、やっても成果につながってないことなどです。
ついつい、いつもの習慣だから・・・と無駄なことをルーティンでやってしまうことはあります。
そういう無駄を削減して、本当に必要な仕事に注力して質をあげたり、社員のモチベーション向上に時間を使ったり、日々改革が進んでいます。
(以下、社長のブログです)
歴史的改善
<猫と一緒に働けること>
エンジョブといえば猫!!!
入社した頃に、まさか・・・まさか・・・猫と一緒に働けるなんて思ってもいません。
そして、動物が大好きな私に取って、こんな幸せな環境はありません。
入社3年目の11月・・・私が昼休みに猫を拾ったことにより、社員が猫を連れてくるということが始まりました・・・。その後、大久保さんが猫を飼うことに踏み切り、斎藤課長も兄弟猫を飼い始め、柳さんも自宅で猫を飼い始めました。
継続してみないと、どんな出会いやチャンスが転がってくるかなんてわからないものです!
今年の8月に入社してくる新入社員さんも、なんと猫を連れてくるようなんです!!!とても楽しみです♪
<大人になってから続けていること>
今回、紹介させてもらったように、続けてみると見えてくる景色があります。諦めてやらない選択は一番簡単なことですが、自分自身の視野を狭めてしまう要因にもなっていると思います。
そこで!自分自身の苦手への克服を日々心がけるようになったんです。
私は、好き嫌いがはっきりしていて、思い込みも激しい性格です。
食べ物の好き嫌いは、恥ずかしながら酷いものです・・・。
子供の頃は世の中の半分くらいは嫌いな食べ物でした。
このままではまずいな・・・ということで、嫌いな食べ物への克服を実践してきました。
その方法は、旅行好きな友人とのグルメツアーです!
海鮮類のほぼ全てが嫌いでしたが、本場の北海道で価値観ブレイクしようぜ!!と挑戦してみたところ、世の中にはこんなに美味しいものがあったのか!!と言わんばかりに好きな食べ物にチェンジしていきました。
苦手だ・・嫌いだ・・と諦めてそのままだったら、一生視野が狭いままだったと思います。
思い込みの激しい性格を利用して、自分の固まったマイナスの価値観をぶっ壊していこうと思っています。
<継続した人にしか見えない景色がある>
入社8年目・・・会社に居させてもらい、たくさんの改革や変化を体験させてもらいました。
正直いうと、退職してしまった社員の人にもこの景色を見せてあげたかった・・・
と、当時の自分の無力さを悔やむことが、今でもあります。
過去できなかった体験は、未来の成功体験に活かしていきたいです。
8月にも新しい仲間が入ってきます。
入社歴の浅い社員ほど会社の歴史を知らないので、まっさらな状態で今の会社がどう見えているのか客観的な意見をくれたりします。なので新入社員の意見は、会社の改革に重要なことだと思っています。
会社生活を過ごしていると、「今」が大変で苦しかったとしても、「未来」が一生苦しいままなのか?というと、そんなことはありません。
暗いトンネルにも必ず出口があります。
うまくいかないことや、できないことがあっても簡単に諦めずに、できないながらでも継続していくことで、続けた人にしか見えない景色を見ることができると思います。
そして、諦めずに頑張って手に入れた技術や学びや価値観は、一生ものです。