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スタッフブログ

Staff Blog

自ら考えて行動し、成長し続けることを目指すエンジョブ社員のブログです。
大切なのは日々のちょっとした気づきや学びの積み重ね。
「仲間と、そしてブログを見てくださっている方々と共に成長したい!」そんな思いを込めて社員一人ひとり書いています。

自分の励み

石田由香

みなさん、「へそくり」って知ってます?

若い、独身の子には縁遠い言葉かもしれないです。

日本大百科全書によると、「家計用とは別に内緒で貯める個人貯蓄」を指すそうです。

独身だと「家計」には関わっていないので、家計費に関わらないお金って言われてもピンと来ないかもしれませんが、今回は私のへそくりの話を聞いてもらえたらと思います。

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数年前から、我がエンジョブでは「環境整備プログラム」というものを研修の一環として導入し、社員全員で取り組んでいます。

このエンジョブブログ内では、色んな人達が触れてきたテーマだと思います。

例に出すと
古くは2018年に多田さんが出した
「環境整備で自分も会社も生まれ変わろう!」

最近なんかでは大久保さんが出した
「私が『環境整備』で学んだ2つの大切なこと」

なんかがあります。

他の社員も様々な角度から語っている「環境整備」とはそれだけ身近なものであり、奥が深いと言えるのではないでしょうか。

そんな私が今回語る「へそくり」と「環境整備」の関係とは・・・?

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導入している環境整備のプログラムの中には、「環境整備点検」というものがあります。
一か月間、チームごとに取り組んできた「整理」「整頓」「清潔」の成果の発表を行ったり、チームごとの持ち場をきちんと整備し、社長のチェックを受ける。という毎月行っている行事です。

その中の社長のチェックは、「チェック項目」と言われる社長が見て回る箇所をリスト化したものを元に、社長自身が確認して回るというものになります。

当日ないしは前日に、チームごとにリストの項目に沿ってチェックポイントが「〇」がつく状態になっているかを確認し、「〇」がつくように準備をします。

特に難しい項目はなく、日ごろからきちんと整えてさえおけば、×がつくようなこともない簡単なものとなります。
例で言うと、ロールカーテンは開けてあるか、決まった備品が決まった場所に設置されているかなどです。

簡単ではありますが、手ぬるい自己チェックや、直前のチェックを怠ったりすると、なぜか×がついてしまうということがあります。

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その点検で社長から満点を取ることができると、その場でチーム全員に1,000円ずつを手渡ししてくれます。

1,000円というと、ちょっとコンビニに行ってお弁当や飲み物やデザートを買えば、一瞬でなくなる金額ではあります。

しかし自分はその1,000円を、プログラム導入当時から大切に大切に貯めてきました。
古い多田さんのブログで残っているところを見ると、かれこれ三年ほどたっているようです。

頂いた1,000円は絶対に使わず、お財布にも入れず、封筒に入ったまま丸々保管する。

一見、チョロいチェック項目でありながら、油断してたりして毎回もらえなかったりしたので、現在の私のへそくりとなっている額は、一万円ちょっとになっています。

別に賞金制度がないと手を抜くわけでもないし、やる気が沸かないわけでもないです。
賞金がなくたって、全部の〇を取りに行く為に取り組みます。
エンジョブって、そんな社風なんです。


しかし、そのちょっとの賞金が人参のようにぶら下がっていると、取り組んでいる間ってちょっとした目標があるから楽しいし、賞金なしの場合と比較してもちょっとモチベーションが上がっちゃいます。

ちょっとした目標にしているから、×がついてしまうと「悔しい」という感情が沸いてくるし、次はどうやったら〇がつくのだろう、今回どうやってたら〇がついたのかなって真面目に考えてしまいます。

1,000円の賞金が自分達の成長に、ほんのちょっぴり繋がってきたような気がします。


エンジョブでは、他にも社員の背中を押してくれるかのように、他にも様々なシーンで賞金を用意してくれています。
年度の始めの入社式のタイミングでは、スピーチの順位や、年間のブログ大賞を用意してくれて、優勝者にも家族旅行の賞金や休暇を用意してくれています。

詳しくは、コチラを読んで下さい。

柳君のブログ
「俺の家の話と家族旅行」

齋藤さんのブログ
「スピーチ賞の家族旅行」


さて、私の環境プログラム以外で得た賞金はと言うと・・・。
4年ほど前に、社員旅行で頂いたスピーチ大会の賞金、1万円!

今年、経営計画発表会で頂いた、なんと10万円!

12万円ほどになりました。

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どの賞金も、私にはとても尊いものになってしまって、まだ使わずに置いてあります。
へそくりというか、タンス貯金ぽくなって、会社のとある場所に保管してあります。

なぜこの頂いた1,000円を財布に入れずに、封筒のまま保管していたのか?

それはちょっとした夢と言うか、希望があるからです。

うちには小学生の男の子がいます。
小さい頃は、ママ、ママとどこ行くにしても後ろをチョロチョロついて来てくれました。

遠出と言っても、小さい子を連れてのお出かけは、自分にとって体力的にもキツかったので、奮発したとしても日帰りで隣県とかばかりで、彼は「いしかわ動物園」とか「恐竜博物館」とか、福井県民にとってはド定番みたいな、そんな程度のところしかママとの旅行では行っていません。

周りの子達は、ディズニーランドや、USJなど、人気の施設に連れて行ってもらっていますが、申し訳ないことに彼はそんな楽しい世界が存在していることすら知りません。

「もうちょっと大きくなったら」と様子をうかがっている内に、コロナウイルスが流行してしまい、一番いい時期にお出かけができない状況になってしまいました。

女の子なら何歳になっても一緒にママとお出かけをしてくれるだろうけど、男の子なのでせいぜい小学校の間しかチャンスはないと踏んでいます。

もう数年のうちに、そのリミットは来てしまいます。
あっという間なんだろうなと思います。

そんな彼を連れて、楽しい世界に連れて行ってあげるんだ。という小さい野望みたいなのが自分の中にはあります。
自分も実はUSJに行ったことがないし、ディズニーランドは何回か行ったけど、シーはまだ行ったことがないです。

一緒に行けるうちに一回でいいから、奮発して楽しいところに行って、二人で思い出を作るんだ!

彼が大人になった時に、いつか私がヨボヨボになったり、この世からいなくなっても、彼の中にママとのたった一回の旅行が「楽しい旅行の思い出」として心に刻まれているように。

そう決めて、ずっと会社から出していただいた賞金は「絶対に使わないで貯める」と決めて集めてきました。

特に目標額は決めていませんが、コロナ禍が明けて彼と相談して行ってみたいところを擦り合わせて、その時に貯められている予算内で、交通費や宿泊費や施設利用費や食費を賄えるところに行ってみたいです。

再来年には、このエンジョブがある敦賀駅まで北陸新幹線が来るようになります。
実は会社の窓から新幹線の線路が見えるのです。
その景色は、賞金と共にワクワクさせてくれるものがあります。

彼の希望で、行先は長野や広島など、私の思惑とは全く違った行先になるかもしれません。
それでも行先は関係なくて、一緒に行くことで作り出せる思い出が大切なんだと考えています。
そんなことを考えていだけで、なんだかキラキラした気持ちになってきます。

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今読んでくれている、エンジョブのブログのどれがブログ大賞をを取るのか?
今、このブログを読みながらリクルートに応募しようかな? と考えている、あなたが参加する入社式で、スピーチをする先輩の誰かがスピーチ大賞を取り、賞金を受け取ります。

入社後に一緒に取り組む環境整備プログラムで、あなたが賞金を取れるかもしれません。

賞金をきっかけに、社員に輝く場面を作ってくれる会社。
それがエンジョブです。

そんな場面の一つ一つが、日々過ごす生活の中のところどころでキラキラしたものとして、心の中で光り輝いてきます。
その積み重ねが、「成長」として何年後かの自分に残っている気がします。

さて、今年も残りわずか。
今年も勤務中の様々な場面で、それぞれの社員達が輝いてきました。

来年もみんなが自分を色んなところで輝かせようと過ごすのだと思います。
いい1年になりますように・・・。